五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

雨の夜、食料のことを考えて見ました。

 静岡県地方は大雨洪水注意報が出ています。10時ぐらいから本格的に降ってきて、仕事を終え、帰宅するときは雨も小康状態だったけれど、今しがた、また土砂降りの雨が、しかも雷を伴って降っています。明日も雨だと憂鬱だなあ。しかも昨日は工場長から言っていることが要領を得ないと怒鳴られ、最悪な気分・・・。でも仕事休む訳にもいかない。早く週末が来ないかなあ!

 しかし今年は本当に雨が多いですね。日照時間の問題で今年のお米はどうなんでしょうか?ちょうど10年位前にも、米不足で日本中がパニックになったことがありました。(実はあの時、日本は飢饉寸前だったそうです)しかも今年は地震、台風と自然災害の当たり年。主食であるお米の供給は足りるのでしょうか?10年前の再来は来るのでしょうか?こういう機会に食料の問題を考えるにはいいかもしれません。

 飽食の時代と言われて久しいですが、私を含めて、今の日本人は食べ物のありがたみを忘れているような気がします。スーパー・コンビニに行けば、いつでも簡単に食べ物を買うことができます。また時期や季節によって変動はしますが、比較的に安い値段で購入できます。賞味期限切れだといってはポイポイと破棄してしまう。衛生面では仕方がないにしても、肉や魚それに野菜は生きているものを人間が生きるためにその命を奪ったのであるのなら、もう少し大事にしてはどうなのかなあと偉そうにも思ったりします。

 私は、過去に食品の販売員をやっていましたので、自分が売った商品が粗末に扱われるのは、とても嫌でした。また今は食品工場勤務なのですが、作った商品が廉売なんかで安く売られているの見かけるととても悲しくなります。

 田舎の母が、いつも言っていました。日本人はこんなに食べ物を粗末にしていたら、いつか必ず日本人は食べるもので苦しむ時代が来る。そういう時代は近いかもしれません。日本の食料の自給率は先進国では最低だそうです。食料の大部分を輸入に頼っている現実、もし禁輸措置を取られたらどうなるのでしょうか?恐ろしいことです。江戸時代の飢饉の様な阿鼻叫喚な地獄図が待っているのでしょうか?

 食料は戦略物資であることに政治家さんたちは気付いていると思いますが、農業の問題がおざなりになっていることは否めません。長期ヴィジョンに基づいて農業問題に取り組んで欲しいものです。

 子供に食べ物を粗末にしてはいけないと、出されたものは残さず食べなさいと口を酸っぱくして言うのですが、なかなか思うようにはいきません。親の心子知らずですかね。

 もう4時になってしまいました。この文章を書きながら飲んでる缶ビールはもう6本目、今日はあまり酔わないので調子に乗って飲んでしまいました.馬鹿ですね。早く寝ないと・・・。それではおやすみなさい。

 

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写真:無料写真素材 写真AC 雨の夜 SALT.