今日は会社を休んで、免許の更新に隣町の警察署に行った。東京だと半日かかるのだが、ここでは30分ぐらいで終わった。どうりで、昨日「明日免許の更新で休みます。」と言ったら嫌な顔された訳だ。車の運転はもう20年ぐらいやっていないので、当然にゴールド免許である。出勤も自転車だ。多分これからも車を運転しないので、あと5年間は大丈夫。しかし、車がないと不便なこの田舎町、そろそろ車の運転の練習しないといけなくなるかもしれない。子供の手前お父さんがいつも助手席ではかっこ悪いし・・・。
車を運転しないのは、子供の頃、自分のうちには、車がなかったし、運動神経が人より鈍いせいもあるが(ちなみに、もう時効だが、冬の山形で合宿で免許を取った時に、教官から何とか合格にしてやるから東京では絶対に乗るなと言われた)、一番の理由は、自分の性格にある。とても気が弱いので、もし事故を起こしたときにどうしようかとか、また、事故を被害者が怖い人だったらどうしようとか悲観的に考えてしまうことにある。今でも、突発事項に対しては、いつもパニックってしまう。会社の上司から叱られ、同僚後輩からは、軽蔑されている。
実家の父親は、40年間、免許がありながら、車を運転しなかった。しかし65歳から車に乗り出した。夢で仏様からのお告げがあったと言っていた。いまだ、無事故無違反らしい。だから私もできるとは思うが、ただ勇気が出ない。私らしく優柔不断だよね。
季節はもう冬、御前崎から見た太平洋は冬の海らしく波高く荒々しかった。
追記:自動車は翌年2005年から運転し始めた。これは転勤で福島に移ったため。一応自動車学校に3か月くらい行ってから、車を購入し、いろいろ危ない目にもあいながらも何とか今に至っている。2017年現在走行距離は15万キロ。このときこんなになるまで運転するとは思いもよらなかったと思う。ただ運転をし始めると、無事故無違反とはいかず今まで2回一旦停止違反でキップを切られている。