いつの間にか、節分となり、昨日は立春、春の到来もあとわずか。早く春よこい!!
日経新聞のコラム(2005年2月4日朝刊)に書いてあったが、節分の豆撒きも昨今の住宅事情で「音がうるさい」とか「豆が散らかって汚い」と言う理由で廃れていると言う。それに代わって太巻き寿司を持って、今年のいい方角を向いて、それをかぶりつくという恵方え(最後のえの字の漢字を忘れてしまいました。すいません。)という風習が流行っていて、これはもともとは関西地方のものだったらしいが、驚くことに、この時期コンビ大手三社で太巻き寿司が600万本売れるという。
私がインナーショップの店長だったとき、恵方えの風習に本部の販促担当が目をつけ、この時期に海苔を売り込もうと指示されたことがあった。今から12年くらいも前のことだが、その時は、気乗りもせず、ただ年末年始の贈答品として大量に余った海苔の在庫の処分ぐらいにしか考えておらず、案の定、あんまり売れなかった。ただどの店舗も海苔の売り上げは大して伸びておらず、販売不振については、叱責されることはなかった。(今はどうなっているか知らないが)しかしいつの間にこんなブームになっているとは…。
節分の夜、子供たちの「鬼は外、福は内」という声が聞こえてこなくなるは寂しいことだが、これも時代の趨勢なのだから仕方がないことなのだろうか?
節分 鬼