総務省が発表した平成17年1月の労働力調査によると、平成17年1月度の完全失業率は4.5%で平成16年12月度と同率でした。また完全失業者数は、前年同月比で27万人減の296万人、就業者数は前年同月比で40万人増の6261万人でした。
厚生労働省が発表した平成17年1月度の有効求人倍率は平成16年12月度を0.01ポイント上回る0.91倍でした。
ノート1:完全失業率とは労働力人口に占める完全失業者の割合をいいます。労働力人口とは、15歳以上人口のうち就業者(働いている者)と完全失業者(労働力調査期間中に収入を伴う仕事を1時間以上を行わなかった者のうち、就業が可能で、就業を希望して、かつ、求職活動をしたものをいいます)を合わせたものをいいます。
平成15年度平均完全失業率は5.3%と前年に比べて0.1ポイント低下し、これは平成2年以来実に13年ぶりのことでした。また平成15年度平均完全失業者数は350万人となり、前年と比べ、9万人減少し、これも完全失業率同様、平成2年以来13年ぶりのことでした。
ノート2:有効求人倍率とは原則として公共職業安定所に申し込み日を含めて3箇月の有効期間内の有効求職者に対する有効求人数の割合をいいます。
参照:2005年出る順社労士基本書 LEC東京リーガルマインド
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