福島に越してきて、家族4人で大分に帰省するにはかなりお金が係る為、静岡にいた時は夏と冬帰っていたが、ここでは冬だけにしている。その分夏は子供たちを嫁の実家にできるだけ長くいさせるようにしている。お盆には帰省して先祖の供養をしたいのだが、なかなか思うようにはいかない。もうずいぶんと墓参りには行っていない。
東京にいたとき、叔母が住んでいたマンションで暮らしていた。叔母は今から15年くらい前に亡くなったが、私が路頭に迷わぬよう自分が住んでいるマンションを私に残してくれた。今思えば、叔母にとって自分はとんでもない甥だったと思う。気分屋で横柄で、自分の言動で随分と叔母を傷つけたことだろう。そんな自分に文句ひとつ言わずに接してくれた。「ごめんなさい。」ともし生きていてくれたら一言あやまりたい。
叔母がなくなってからすぐ田舎の両親が信仰しているお寺のお上人さんに来てもらい、簡易の仏壇を作り毎日お参りをしている。何事も長続きしないがこればかり断続的であれずっと続いている。せめてもの自分の気持ちとしてこればかりはやめることはできない。
今日はコンビニにきれいなお花が売っていた。落雁と一緒に仏前に備えお参りをしよう。
写真：無料写真素材 写真AC 墓参り titidsn
