ハプニング大賞という番組、昨日TVでやっていた。嫁が見たいというので渋々見ていた。番組ではアナウンサーがうまく原稿を読めなかったり、俳優が台詞をとちったりするシーンが延々と映し出されていた。
私はこれを見て違和感を覚えた。原稿や台詞を間違えるって、プロなんだから恥ずべきことではないのだろうか。彼ら、彼女らはそんな自分の姿を映像にされて「恥ずかしい」とか、「情けない」とか、「みっともない」とか思わないのだろうか?指摘された女子アナウンサーはへらへらと笑っていたが、プロ意識の欠如と言われても仕方がないだろう。
原稿を正確に読めないと言うことは、企業からすれば欠陥のある商品(たとえが飛躍しすぎかもしれません)を世に出していると同じことではないのだろう?勿論企業がそんなことをすれば、企業イメージを大幅に損なうし、回収に伴うコストも莫大なものとなる。従業員は路頭に迷うかもしれない。
バラエティ化する気持ちはわからないでもないが、何か最近は度が過ぎているように思えてならない。石部金吉とまでは言わないが節度と良識を少しはわきまえてほしい。そんなのだからメディアは公務員の不祥事を偉そうにはいえないと思う。
そう思う私の方がおかしいのだろうか?
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