五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

地方公務員よ・・・

 最近地方公務員の不祥事が相次いでいる。福岡市の飲酒絡みの暴行事件、大阪市の刺青職員、神奈川県や静岡県での痴漢騒ぎ…。これらは氷山の一角で、マスメディアに報道されないだけで、不祥事は後を絶たない。大阪市の職員のうち110名が刺青をしているという事実、又、福岡市の職員のうち94名がアルコール依存症という事実、ともに民間企業に勤めている私にとっては信じ難い事だが、このような人間がよく解雇にならないか不思議でしょうがない。福岡市の職員に至っては、現在の飲酒運転の厳罰化は自分たちの仲間が起こした交通事故が原因だというのに、彼には自らが置かれた立場というのが理解できないのだろうか?

 私の両親とも地方公務員だったが、今と違って昔の地方公務員は貧乏だった。母から父と結婚する際、給与のことを言われ、友達から同情されたという話を昔聞いたことがある。大阪で万博が開催された時、クラスの中で万博に行けなかったのは私たち兄弟だけ、クラスの話題に入っていけず辛い思いをしたこともある。代々農家だったこともあり、食うには困らなかったが、それでも両親とも休みの日には田んぼや畑で働き、時間が空いたら、漁業権がまだうるさくなかった海に行って貝やら魚を取って日々の糧を得ていた。勿論車なんか夢のまた夢、今でこそ実家に帰れば車はあるが、当時は田舎でも一家に一台は車があったが、私のうちは所有しておらず、偉くなっても、通勤は自転車か歩きだった。両親とも公務員にありがちな唯我独尊な側面はあったが、それでも世間様には驕らず、謙虚だったように思う。

 地方公務員の惨状、特に政令指定都市中核都市といった比較的財政規模が大きい所は、メディアの目も緩く、また労働組合も強い。また利権絡みの人事も多いと言う。そうなれば、組織の規律や規範は乱れ、不正・腐敗の温床になることは火を見るより明らかで、それは役人が幅を利かせている中国やロシアを見ればわかるだろう。志を持った若者が入省しても、このような環境に嵌り、無為力になっていくのだろう。それでもまだ一昔前までは道徳教育があり、日本人も‘’の概念もあった。それが今の‘公’より‘私’を優先するアメリカ型教育に毒された現状においては、事は更に深刻になっている。

 大阪や福岡の首長は、不祥事が絶えない職員に綱紀粛正を唱えるとともに、更なる対応策を出した。福岡市の場合は一か月に及ぶ‘禁酒令’であるが、その是非はともかく、甘え切った組織にメスを入れたことは評価されるべきだろう。これを機に福岡市の職員は自らの情けない、みっともない立場を自覚し、社会人としての節度ある行動をとるべきだ。(今更こんな事を言われることが屈辱であると思うが)福岡市の職員にアルコール依存症が異常に多い背景には、組織に何らかの病巣があると思われるので、組織解体を含めた大ナタを振るう事が必要とされるが、そこに若い(30代らしい)市長の手腕が期待される。大阪の場合は、刺青に隠れて別の問題、恐らく特アが絡む複雑かつ深刻な問題があるが、国政に野心を抱いている橋下氏、これを解決できなければ、国政に行っても大した実績を残せないであろうし、もし見事に解決出来れば日本の救世主として崇め立てられるだろう。

 ともあれ、公務員というのは私たちの収めた税金で食っている。言い方を換えれば、私たち国民が公務員を養っている。養われている方が、養っている方より居丈高なのはどう考えてもおかしい。公務員よ謙虚であれ!実際、同じ公務員でも謙虚である自衛隊員と横柄な警察官、おっかない存在である両者ではあるが、不祥事は横柄な警察官の方が多いように思える。(あくまでも私の考えであるし、根拠はありません。)中国の歴代の王朝は代々役人の腐敗・堕落により国が滅びた。中国の役人の登用制度である科挙を官僚の採用試験として参考かつ導入した明治以降の近代日本、中国の二の舞だけは御免だ。

 

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