五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

岡部宿のひなまつり

 藤枝市は隣町の岡部町と2009年1月に合併した。今では人口14万5千人で、静岡市ベッドタウンである。藤枝と岡部、ともに東海道の宿場町として栄え、その岡部には当時の宿場を代表する旅籠である「大旅籠柏屋」が国の登録文化財として残っている。その大旅籠柏屋で、2月から4月にかけて、等身大の雛人形が飾られるひなまつりが開催される。先週の金曜日に徹夜明けで暇だったので見に行ってきたのだが、雛人形の大きさに感動し、子供たちにもその感動を味わせたいと勝手に思いつき、昨日彼らを連れ見に行ってきた。

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 この等身大の雛人形、静岡で「「顔よし、衣装よし、値段よし。よしが3つで好光」のCMで知られる地元の好光人形店の2代目が4年10か月の歳月をかけて、1969年12月に15体を作成した。完成後、「岡部体育館」を使ってお披露目をしたが、あまりの大きさ故に段飾りで飾られたのはこれっきりなかったそうである。その後は余り展示される機会もなく、製作者も持て余し、この馬鹿でかい雛人形の扱いに困り、ついには2005年に旧岡部町に寄贈されることになった。そして翌2006年からここ大旅籠柏屋で飾られることになったそうである。(以前撮影した写真はパソコンの故障で無くなっており、私の第二ブログであるgooブログか写真を貰いましたが、どういう訳か写真が小さくなってしまいました。)

f:id:Kitajskaya:20140911005542j:plainお内裏様とお雛様

f:id:Kitajskaya:20140911005954j:plain三人官女

 さて、子供たちの反応だが、親の目とは違い、あまり興味がわかなかったようである。子供たちの感想は雛人形の顔が今一つのようだった。館内にはそれ以外に昔の旅籠の展示物もあり、中でも旅衣装は自由に着られるので、子供たちはそれを羽織ってじゃれ合い、写真も撮って満足だったようだ。また体験工房で「ミニ雛人形つくり」も体験した。中庭には竹馬が置いてあって、それに乗って遊んでいた。ちなみに娘は竹馬に乗れるのだが、息子の方はダメだった。息子はバランスが取れない。ちなみに私は乗れない、というか、乗った記憶がない。だからこればっかりは指導ができないだよね、悲しいけど・・・。ここにはかれこれ3時間くらいいたが、子供たちは結構満足したみたいで、娘に至っては5月の連休に大好きな神奈川のおじいちゃんを連れて行くと言い出した。おじいちゃん達、気に入ってくれればいいけどね!

 

 大旅籠柏屋は私のもう一つのブログ「ぶらりフォト日記」に写真付きで掲載しました。お時間がある方はご覧になって下さい。


ぶらりフォト日記