夏の甲子園大会は群馬県の前橋育英高校の優勝で幕を閉じた。決勝戦の相手は宮崎県代表の延岡学園、当初3-0とリードしていた延岡学園だが、すぐさま同点に追いつかれ、さらに1点を追加され4-3と惜しくも破れてしまった。私は九州出身なので宮崎県を応援したが、実は宮崎県、九州・沖縄勢で春夏を通して、唯一甲子園で優勝していない。今回は初の決勝進出で期待をしたのだが・・・。
産経新聞のスポーツ欄に載っていたが、このことは宮崎県も忸怩たる思いがあるようで、去年から悲願達成のために県は遠征費用の補助を始めた。延岡学園も遠征で昨年の覇者‘大阪桐蔭’と対戦するなどし、力をつけてきたようだ。今回は残念だったが、次第に力をつけてきて今や“野球王国”となった沖縄の例もあるので頑張ってもらいたいものだ。
ちなみにわたしの故郷である大分県、最近は上位にはなかなかいけない。ここ数年では明豊がベスト8に入ったくらい、昔は他県と比べ力が抜きん出た訳でもないが、そこそこ上位、何年かに一度はベスト8くらいには進出していた。強かった津久見や大分商業、柳ヶ浦を知っているのでどうしても今の低迷は残念でならない。かつて静岡県も大分県同様に低迷していた時期があったが、最近は常葉菊川が全国制覇し一躍強豪県となった。大分県も常葉みたいな学校が出てくれたらいいなあと思う。(ちなみに大分県は春、夏いずれも制覇しているが、それはすべて津久見高です。)
写真:無料写真AC 日南海岸 phon-ta