五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

島田市がお茶になる?島田市緑茶化計画

 9月のもう月の後半、最近は朝晩も涼しくなりすっかり秋めいてきました。私のブログもミャンマーの動静がマスメディアに取り上げられなくなった事もあり、アクセス数も通常の二桁台に戻り、以後一桁と二桁を行き交ういつもと変わらぬ日常が戻ってきました。でもまたロヒンギャのことが注目されると一気に増えていくんだろうなあ!?

 そんな愚痴やぼやきを独り言のように呟き、家族に疎まれながらネットを見ていると、お隣の島田市が何やら面白い企画を始めたようです。その名も「島田市緑茶化計画」えっ!?島田市がお茶になるの?私は島田市の隣の藤枝市に住んでいますし、また島田市は通勤途上にありますが、島田市にこんな企画があったなんてネットで見るまで知りませんでした。島田市の小学校の水道の蛇口からは緑茶が出ることは前から知っていましたが、今度はそれが全市規模になるのかしら?それとももっと別にお茶に関するとんでもないことが企てるのかしらん?

 ということでこの企画、面白そうなので、今回の記事はこの島田市緑茶化計画について調べてみることにしました。

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 “箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川”、江戸時代の箱根馬子唄の句で知られる東海道五十三次の23番目の宿場町“島田”。対岸の宿場町“金谷”とともに栄え、江戸時代には防衛上の理由で大井川に橋が架かっていなかったため、雨などで川が渡れない“川止め”の際はさながら江戸のような賑わいを見せたようです。この川渡りは1879年に世界最長の木造の歩道橋である“蓬莱橋(ほうらいばし)”が架けられるまで続きました。

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蓬莱橋~日本最長の木造歩道橋

kitajskaya.hatenablog.com

 ちなみに日本髪で最もポピュラーな島田髷は島田宿の女郎に由来するそうで、毎年9月の第3日曜日に島田髷祭が催されています。


島田髷まつり

 明治に入り、現在の島田市牧之原市に跨る牧之原台地に廃業した武士階級が茶畑の開墾を始めます。開墾当時は経験不足に加え、台地ならでは水不足に悩まされました。苦労と失敗の連続でしたが、艱難辛苦を乗り越えて、牧之原台地は今では日本有数の茶産地として発展しました。

 島田市は1948年に市制が施行、2005年のいわゆる平成の大合併で大井川の対岸の金谷町と新設合併、2008年に榛原郡川根町を編入しました。 島田市の代表的な3つの緑茶の栽培地も旧自治体の名でそれぞれ「島田茶」「金谷茶」「川根」と呼ばれています。“夏も近づく八十八夜”で知られる唱歌“茶摘”の歌詞に“茜だすきに すげの笠”とありますが、そのスタイルでお茶を摘む茶娘の発祥は金谷地区だそうです。また島田市の北部に位置する川根地区で栽培される川根大井川上流の朝霧に守られて滋味と甘みのバランスがよく、爽やかな香りと美しい水色が特徴の高級茶の産地と知られています。

 

 島田市が進めている「島田市緑茶化計画」、2015年11月に新市政10周年を迎えた島田市はより魅力的で元気なまちとなっていくことを目指し「まちの個性や魅力」を市内外に発信する取組“シティプロモーション”を行うこととしました。それが「島田市緑茶化計画」。ロゴマークやイメージカラーである緑茶のグリーンを使用したまちづくりを市民とともに推進し、「まちの個性や魅力」を市内外に発信する取組だそうです。

 その一環として島田市では昨年11月に6つのプロモーション動画を作成しました。それらがこちら、これらは島田市民ならでは日常風景を題材にしたものだそうです。

 ①旅行先にマイ茶葉を 持っていく編


旅行先にマイ茶葉を持っていく 編

  お茶所である島田市民ならありがちなエピソードですね!!茶葉はともかくお湯までとは・・・・!?ちょっと信じ難いのですが、島田市の人は本当にこれをやっているのかな?さすがに藤枝市の人はないと思います。

 ②小学校に緑茶の水道がある編


小学校に緑茶の水道がある 編

 これは結構有名な話で現在では4つの小学校と2つの中学校に設置されています。これは島田市が子供の頃からお茶に親しむ環境を整え、茶業の需要の拡大と振興につなげるために2006年から始められました。

 ただ1年を通してではないようで、5月から10月(8月を除く)までだそうです。

 ③濃いお茶が飲めたら一人前


濃い緑茶を飲めたら一人前 編

 島田市にはそういう価値観があったとは知りませんでした。これは産地ならでは“あるある”ですね!!違いが分かる大人にということですかね?

 ④最後の一滴にこだわる


最後の一滴にこだわる 編

 お茶と言ったら、最近ではペットボトルのお茶がメインで、若い人の間では急須からお茶を淹れる習慣はあるのでしょうか?さすがに島田市ではないと思いますが、急須でお茶を淹れるときは、最初の一滴より最後の一滴の方がお茶のエキスが濃くておいしいとされています。これもおいしいお茶の淹れ方を知っている島田市民ならではエピソードですね!!

 ⑤水筒の中身は緑茶!


水筒の中身は緑茶である 編

 私が子供の頃は遠足を除き、学校や職場に水筒を持っていく習慣はありませんでしたが、最近では大人子供問わずに学校や職場に水筒を持っていき喉が乾いたら中身を飲むそうですね。水筒の中身ですが、うちの子供たちは麦茶で、私の周りにいる人も大概麦茶でした。

 島田市民の水筒の中身は緑茶。我が家でも島田市民を見習って健康のため子供たちにも麦茶を止めて緑茶に変えようかな?ただ偏食の息子が血相を変えて怒るだろうなあ!?

 ⑥まちが緑茶化している


まちが緑茶化している 編

 島田市緑茶計画の一環としてまちをイメージカラーである緑色に染めるということで、蓬莱橋をグリーンのLED照明でライトアップしたり、市役所の前の郵便ポストを緑色に染めています。さらに緑茶化は島田市内外を飛び越えて海外へも普及しています。昨年9月にパリで開かれた「茶とアートの芸術祭」で振舞われた島田産の緑茶を使ったカクテルは好評を得たようです。

 また今年1月に、「島田市緑茶化計画」のプロモーションの一環として、緑茶をテーマに幕末の武士と牧之原台地の開拓などを取り上げたラップ調のミュージックビデオを制作しました。これは日本語・英語・フランス語で巧みに使い分けながら歌い上げられており明らかに海外を意識して作られています。


SHIMADA GREENTEA SONG(島田市緑茶化計画ミュージックビデオ)

  島田市によると、「島田市緑茶化計画」とは島田市民が自身と誇りを持って世界に自慢できる「緑茶愛」に注目し、果てしなく高めることで、まちも人も元気になる・稼ぐ仕組みを構築しようというメッセージでもあるそうです。そうすることで島田市は国内外からも注目され、地球上でも最も緑茶を愛する「SHIMADA GREEN Ci-TEA JAPAN」となるのだとか・・・・。

 地域の産業に着目し、それを町おこしの題材にして取り組むことは地方自治体でもよく見られることです。更にそれを高尚化し産業自体を「」として打ち出した島田市の取り組みは始まったばかりですが、その進展には興味深いものがあります。島田市には2009年に新たに静岡の玄関口となった“富士山静岡空港”があり、空港としての規模は小さいながらも世界に繋がる交通インフラ設備としての機能を果たすこともできると思います。この「島田市緑茶化計画」で緑茶グリーンに染まった島田市の魅力が世界に広がっていくよう切に願っています。

 
おまけ①島田市のプロモーションビデオです。約9分で島田市の魅力を紹介しています。


島田市プロモーションビデオ

 

 島田市のお茶のご紹介

大井川茶園 茶師のおすすめ 静岡川根茶 100g

大井川茶園 茶師のおすすめ 静岡川根茶 100g

 

 

 おまけ②島田市の本社を置く飲料メーカー“木村飲料”の商品です。県内の飲料メーカーが業績不振で廃業を繰り返す中、木村飲料は独自の商品開発で頑張っています!!ここのメーカーの静岡コーラ、私は結構好きです。

 

木村飲料 静岡サイダー(オリジナル) 340ml×20本

木村飲料 静岡サイダー(オリジナル) 340ml×20本

 
木村飲料 うなぎコーラ 240ml×20本

木村飲料 うなぎコーラ 240ml×20本

 
木村飲料 静岡コーラ 240ml×20本

木村飲料 静岡コーラ 240ml×20本

 
木村飲料 バラサイダー 250ml×20本

木村飲料 バラサイダー 250ml×20本

 

 

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静岡空港付近の茶畑上空写真

 

参照及び引用:島田市 島田市緑茶化計画

   Wikpedia 島田市島田髷、高島田、牧之原台地、木村飲料、牧之原市

   世界の民謡・童謡 茶摘

   春木屋 お茶の知識(おいしいお茶の入れ方)

写真:無料写真素材 写真AC 静岡空港付近の茶畑上空写真 

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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