今日は早出、朝6時に出勤し、普段は何やかんやで帰宅が6時ぐらいになるのだが、珍しく早く仕事が終了し、4時に帰宅しました。(といっても仕事を後輩に押し付けただけですが)だから今日はCafeに参加でき、拙い日記もかけます。といいつつ、もうビールは5本め、酔って候です!
労働経済白書によれば、
平成15年度の完全失業者数は、350万人で、前年比で9万人の減少、また完全失業率も5.3%でいずれも平成2年以来13年ぶりの減少となった。しかし依然若年層の雇用情勢は厳しく、また、職業意識の不十分なためか、自発的な辞職が多く、失業率は、男女とも15~24歳までが最も高く、完全失業率は10%を超えている。リストラや早期退職で何かと話題になる40代から50代前半は意外に低く3%後半(といってもやはり高い)であり、若年層の雇用状態の改善が今後の課題となっている。そんな中で公共職業安定所は若年失業者のため「ヤングワークプラザ」を、東京、大阪、愛知など主要都府県に設け、若年層の職業相談等を行っているが、どこまで効果があることか?また白書では、雇用保険制度の改善や雇用環境の整備などを通して、労働者の職業の安定や労働市場の基盤整備を提言している。
そんな中で、50代から60代の雇用環境が好転していると事実がある。2003年秋以降、輸出の拡大や設備投資の増加などで、景気は好転しており、90年代からの不況対策のためのリストラがひと段落し、企業は一転人手不足が生ずるという皮肉な結果となっている。こうした現状に対して企業サイドは、経験豊富で専門能力のあるシニア世代に頼っているという。こうした人たちを「金の卵」ならぬ「銀の卵」というらしい。(日経新聞11/14付)企業サイドは、こうした人材をおそらく再雇用制度(定年退職者を一度退職させた後再び雇用する制度)によって雇用していると思うが、企業サイドとしても賃金を抑制できるし、社会保険の財政難に悩む日本国家にしても、保険料増収に新たな層を獲得できることとなり、年金の原資不足を多少なりとも補うことができるだろう。
ただこうしたことは、腕に覚えのある人の話であって、私みたいな無能な人には縁のないことである。これからは、ますますできる人とできない人の二極化、それによる富める人と富めない人の差が顕著になっていくのか?
写真:無料写真素材 写真AC 日本酒 udounumai