今年も年賀状がきた。毎年約80通ぐらい出す。半分が会社関係やそれに付随するもの、残りの半分が学生時代の友人たちと親族など。学生時代の友人たちは今やほとんどが年賀状だけの付き合いになってしまった。「同窓会をしようか」という誘いもあるが、皆各人忙しいようで実行には至っていない。
社会人になって早20年近くにはなるが、私はずっと同じ会社にいるのに対して、友人たちの何人かは転職したり、結婚したが離婚したりと様々な人生を送っている。いつも律儀に年賀状を送ってくれる。ありがたいことだ。
学生時代の後輩の一人に30を過ぎたときに今まで勤めていた一流会社を辞め、医科大学に入学した者がいた。当初無謀なことだと心配していたが、今や立派な医者になって、病院の責任ある立場についていると年賀の挨拶があった。とてもうれしい限りである。これからも頑張ってもらいたいものである。
年賀状は、懐かしい人の近況報告とあるとともに自分自身の再確認でもある。彼らが頑張っているのだから、自分ももう少し頑張ってみようと思う。ただあまりその心意気は長続きしないのだが・・・。