私は、社会保険労務士の試験に合格しましたが、試験に合格しただけでは、社会保険労務士になれるわけではありません。2年間の実務研修か、それに相応する講習を受け、全国社会保険労務士連合会に社会保険労務士としての登録をし、初めて社会保険労務士と名乗ることができるのです。
そんなわけで、実務経験の全くない私は講習を受けることにしました。講習は通信教育と面接教育があります。通信教育は、来年の2月ぐらいに教材が送られてきて、課題を与えられレポートを提出し、添削指導を受けるものです。面接教育は7月から東京、大阪、名古屋、福岡の4ヵ所のいずれかの会場で、コンサルタントとしての社会保険労務士の姿勢を面接指導するものだそうです。
講習にかかる費用は約7万円、それと7月から東京に行くことになりますので旅費が発生、幸いそのころ、子供たちは嫁の実家に厄介になると思うので、申し訳ないけど私も面倒を見てもらおう思います。
最後に来年の7月は第3週目、4日間、土日を含めると約1週間休むことになるので、有給休暇を願い出るため、課長に恐る恐る相談しました。いい顔はしませんでしたが、この部署にいれば何とかOKとのことでした。ほっとしております。
ただ、社会保険労務士の資格のことはまだ知らない人もかなり多く、私の上司の課長も「それはどういう資格だ。今の仕事に役立つのか」と言われました。今の仕事には直接関係ありませんが、資格取得のための勉強で、今までわからなかった裏方の仕事がわかるようになりました。日々是勉強ですね。
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