GWもあっという間に過ぎてしまい、5月もあっという間に半分も過ぎてしまった。歳をとった事ともあるが、最近はとみに月日が経つのが早くなったと実感している。定年まであと16年あまり、子供たちのこと、田舎に居る両親の事も考え、そろそろ身の振り方について決断しなければならない。（会社を辞めるとか大層なことではないのだけれど）
福島では桜も先週末くらいまで咲いていて、今週にはすっかり葉桜になった。「花びらが散った後の桜が…云々」という歌詞があったが、私はこの季節、5月から6月にかけての新緑が美しい季節が一番好きだ。
東京の調布に住んでいたころ、職場が国分寺にあり自宅に近かったので、自転車通勤をしていた。甲州街道から武蔵境通り、東八道路をとおり国分寺街道に入るのだが、武蔵境通りから東八道路に入る際、野川沿いを走るのが近道だった。この道には、並木というには大げさだが、桜並木が途中にあり、花が散ったあと、新緑の緑の葉をつけた撓った枝がまるでトンネルのようだった。「緑のトンネル」と勝手に名づけたのだが、この道を通るのが好きだった。
今は、車通勤なので、季節感を肌で感じることはない。あの頃が懐かしい。
写真：無料写真素材 写真AC 緑のトンネル うっちん☆
