私は今まで、パソコンを4台買い換えた。最初のパソコンは、Windows95が世間に出回り始め、パソコンが初心者でも使いこなせるようになり始めた、今からちょうど11年前の1996年2月に購入した。秋葉原までわざわざ出向き、店員さんに説明を（ほとんど分からなかったが）聞きながら、値段やデザインとかを検討しながら、富士通のデスクトップ型を買った。30万円前後だった。メモリーやハードディスクの容量は今と比較すればお粗末なものだった。嫁も私もパソコンは初心者だったが、結構荒っぽく扱ったにもかかわらず、このパソコンは壊れることなく5年以上は稼働した。このパソコンで家計簿をパソコンで管理し始めた。ハイパー家計簿というもので、1997年から2004年までつけた。最初は嫁がつけていたが、いつの間にか私がつけるようになった。
それから1年くらいして、パソコンの扱いも慣れ、もう1台、今度は携帯用にノート型が欲しくなった。また1台しかないパソコンをよく嫁と取り合いになった。そこで2台目のパソコンを買いにやはり秋葉原に行った。1998年10月ぐらいと思うが、当時通販のもののほうが市販のものより性能がいいと自分なりに解釈をしていた（あの当時パソコンの本を毎月購入しあれはいい、これはいいといろいろな機種を検討していた）こともあり、今度は通販メーカーのものにしようと決めた。今はないと思うが、米国のゲート・ウェイ社のもので、40万円ぐらいした。OSはWindows98である。ちょうど嫁が妊娠した頃で、なかなか外に行けない嫁にとって、パソコンにインストールされたゲームは格好の気晴らしになった。またノート型は仕事のときにも重宝し、職場にも持って行き資料の作成とかをした記憶がある。
静岡に転勤になり、引越しの際に最初のパソコンが運送業者の不手際で十分に梱包されていなかった所為もあり、2回位つけて、動かなくなった。2台目のノート型のほうは自分が電車で転勤先まで持っていたので壊れることがなかった。このノートパソコン、転勤して3年ぐらいは持ったが、息子が歩けるようになった頃、息子が悪戯をして、画面が16色しか映らなくなった。壊れたと思い、2004年の2月に静岡のデパートに出張所を設置していたやはり通販メーカーのDELL社のノート型を購入した。OSはWindowsXPである。14万円ぐらいで必要最小限のものがあればという感じで性能もそこそこのものにした。このとき嫁の強い要望で（私は残しておきたかったが）最初のパソコンを処分した。ちょうどパソコンのリサイクル法が施行し始めて間もない頃で、もう少し前だとお金がかからなかったと憎まれ口を叩かれた。2台目のパソコンは使うことがなくなった。押し入れの奥にしまい、福島に転勤になってもしまいこんだままになった。3台目のパソコンは先月、先々月の日記に書いたように、つい最近まで何とか稼働した。
4台目のパソコンは富士通製のデスクトップ型で、25万円でTVを見れるものだ。OSはWindowsBistaを使用している。今は3台目のノート型とこのデスクトップ型を多く併用している。
3台目のノート型が壊れたとき、ハードディスクの修復を行ったが、その時家計簿ソフトのバックアップがうまくいかなかった。もともとこのソフト、2台目から3台目にデータを移行した際、OSが98からXPに変わって一部不具合があり、1年分つけたあと別のソフトに変えた。うまくバックアップしたデータを移行しても、ソフトがうまく稼働しなくなった。
そこで押し入れの奥に眠っていた2台目のパソコンの事を思い出した。これは16ビットの画数しか出ない。ひょっとしたら、画面のプロパティで変更できるのではと思い、悪戦苦闘して変更した。（操作方法を思いだせず、2時間ぐらいかかったが）結局この2台目のパソコンも何とか稼働できるようになった。家計簿ソフトも無事（一部書き込みができない不具合も生じたが）このパソコンに保存することができた。このパソコンに歴史シュミレーションゲームもあり、途中までしかやっていなかったのだが、続きができるようになりちょっと嬉しい。
ただ、3年以上も押し入れの中に入っていたのか、実のところ不具合も生じている。まずサウンドが聞こえない。また5分ぐらいしてすぐ画面が消えてしまう。操作方法のマニュアルももう捨てしまってない。今は金欠なので、仕方がないが、お金が貯まったら、一度メンテナンス業者に診てもらおうと思う。ただマイクロ・ソフト社はWindows98のアフターケアは終了しているので、メンテナンス業者にそれを期待するのにはちょっと疑問が残る。
追伸：パソコンはこの後2台買った。
5台目 HP社 ノート型 WindowsXp
写真：無料写真素材 写真AC キーボード2 renbaby
