五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

夏休み

 8月にはいって一昨日の日曜日まで,新婚旅行で休んだとき以来の連続9日間の休みを貰った。実家のある九州に帰ったのだが、嫁の両親が大分の自分の両親に会いたいということで(おそらく生きているうちに会うのはこれが最後かも知れない)、3日から大分で合流した。子供たちも先月末から神奈川に実家に里帰りしていたので一緒に飛行機で羽田から嫁の両親と一緒に帰った。
 大分空港で待ち合わせ、久しぶりの子供たちとの再会、大分の両親にとっては半年振りのご対面になる。迎えにいた父も思わず頬を緩む。2日の予定だったので次の日、青の洞門耶馬溪羅漢寺にいった。曇り空ながらも幸い雨が降らなかったので、青の洞門を歩くことができた。何回の行っているので、知った限りだが、いつ行っても山国川の青さは感動する。青の洞門、菊池寛の「恩讐の彼方に」でも有名だが、あの岩山をノミと槌だけで何十年もかけて掘った禅海和尚の凄まじさに今更ながら驚嘆する。

f:id:Kitajskaya:20140914112700j:plain 青の洞門と山国川

 青の洞門から羅漢寺に向かったが、羅漢寺にはリフトで上る。子供たちは始めて乗るリフトには怖がったもののうまく乗れて、途中からは写真にポーズをする余裕も見せた。羅漢寺、よくあんな山の中腹にあんな立派なお寺を建てたものだと敬服する。

f:id:Kitajskaya:20140914112847j:plain 羅漢寺

 羅漢寺から耶馬溪へ、耶馬溪には何度か行ったが、深耶馬溪は初めてで、ここには「一目八景」と呼ばれる名所がある。さすがに8つの景色を一目で見ることができるとあって、見事なものだった。惜しむらくは。紅葉の季節に行けばもっとよかったのにと思う。深耶馬溪から実家に帰る途中、玖珠町を通り院内町から宇佐市に抜ける道の途中に、多分院内町にあると思ったが耶馬溪に劣らず景色のいい場所があった。名前は忘れたが、標高600メートル弱で奇岩が眺めのいい場所、どうやら東日本にはあまりないらしく、嫁の両親には好感触だった。
 3日目は大分の両親と別れ、嫁の両親と私たち家族はレンタカーを借りて、岩国へ向かう。途中門司港レトロへ、昼食をとり展望台のあるタワーに上り、対岸の街である下関門司港駅界隈を見る。その後関門橋に行く。

f:id:Kitajskaya:20140914113109j:plain 門司市街を臨む

f:id:Kitajskaya:20140914113132j:plain 関門橋

 関門橋は小学校の修学旅行以来35年ぶりくらいに行くがその大きさに圧倒される。関門橋を渡り中国自動車道山陽自動車道を通り岩国へ向かう。岩国に着き錦帯橋へ、錦帯橋は初めてだと思ったが、ここは一度きたことがあるような、所謂デジャブというものか?そんな不思議な気分を味わった。錦帯橋は嫁の両親は一度は行ってみたかったらしく感激された。旅館はインターネットで探したが、そこの料理は趣向を凝らしたもので、氷を蓋にして前菜を出すとか、面白いものだった。

f:id:Kitajskaya:20140914113157j:plain 錦帯橋

 一泊して次の日は岩国城に登り、新岩国の駅で嫁の両親と別れ、嫁の両親は新幹線で神奈川に、私たち親子は徳山で降り、そこから周防灘フェリーで大分の実家に帰った。フェリーか甲板に登れなかったのは残念だが、これも40年ぶりに乗船した。

f:id:Kitajskaya:20140914113207j:plain 岩国城

 大分の実家についたらぐったり、それから2日間どこに行かずぐだぐだしてすごした。土曜日に新幹線で大分の実家を離れた。嫁と子供たちは神奈川、私は静岡、また子供たちと別れて過ごす悲しい日々が始まった。

門司港レトロの詳しいことは

www.retro-mojiko.jp


耶馬溪、青の洞門の詳しいことは

www.yado.co.jp