五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

2010年九州の旅

8月のお盆休みを利用して、大分に帰省した。ここ何年かは指定席が取れているので、思ったより混雑はなく楽に移動することができた。大分でも猛暑は相変わらずだった。日本全国どこへ行ってもこの暑さ日逃れることはできないのだと悟った。

 今年は子供たちを連れて、プール、海、盆踊りと結構外出した。去年までは、帰省してもほとんど出歩かなかったのだが、今年はかなり意欲的?に外出をした。海、私の地元には海水浴場といえる代物がない。それでも子供のころはよく海に泳ぎに行ったが、今から考えるとちょっと危険なところだった。堤防から堤防まで約70メートルくらいあるが、潮の流れもありその距離が2倍になる。しかも流れが速いので、素早く泳ぎきれないと沖へ流されてしまう。しかも水深も4,5メートルはあったかと思う。実際沖に流されそうになった従兄を助けたこともある。今の自分には到底できない。何年か前にどこかのプールに行ったとき、50メートルを泳ぐのがやっとで、しかも息絶え絶えにである。

 海、長崎鼻と呼ばれる海水浴場は、自宅から30キロ離れたところにあるが、そこの海水浴場、実に33年ぶりに訪れた。当時のことはもうほとんど忘れてしまったが、中学校の時、キャンプに来た。そこで初めて悪友たちと煙草を吸ったのだが、今思うと、何とも言えない思いがした。子供たちは炎天下、買ってもらった浮輪で無邪気に遊んでいた。息子なんかは真黒に日焼けした。

 静岡に帰る途中、名古屋駅で新幹線を乗り継ぎするのだが、そこで名古屋のCBCテレビのインタビューを受けた。当り障りのないことを聞かれ、適当に返事をしたが、最後に行方不明の高齢者のことを聞かれるとは思わなかった。帰省がらみで、親子関係の殻にだと思うが・・・。父は長年公務員をしていたが、当の公務員でさえ、昨今の行方不明の高齢者に関してはあり得ない話だと仰天していた。思うにこの問題は地域的な要因、それと高齢者を取り巻く環境側面があるような気がしてならない。詳しく調べたわけではないので無責任かもしれないが、田舎にそういった行方不明者はいないはずだ。

 ともかく、帰省した後、名古屋に住んでいる弟にひょっとしてCBCテレビに映るかもしれないと連絡したら、夜メールが入り、私ではなく娘のインタビューが放映されたらしい。堂々と大分の帰省の様子を応えていたとそのメールは語っていた。ちなみに息子は恥ずかしがって出なかった。

f:id:Kitajskaya:20141013224822j:plain  長崎鼻海水浴場