鳩山由紀夫、菅直人、中井洽、岡崎トミ子、千葉景子など、今まで政治家以前にその人間性を疑われるような人材を輩出してきた民主党政権、さすがにもうおかしな人間は出てこないだろうと思っていた。しかしそこは人材の宝庫である民主党、やはり出てきた。一昨日東日本大震災の被災地である岩手、宮城両県を訪問し問題発言を連発した松本龍復興相そのひとである。
詳細はすでに報じられているので省略するが、実際このような人間がよくぞ大臣に就任出来たものだ。もっといえばこのような人間でさえも政治家になれること自体驚嘆すべきことだと思う。この人、大臣の就任後の記者会見にサングラスをかけて臨んだとか。この時点ですでに常軌を逸してると思う。尤も以前は防災担当大臣だったそうだ。しかし私を含めて殆どの人が松本さんが活動されている雄姿を拝んだことはないと思う。私ごとで恐縮だが、防災担当大臣というポストがあったことすら今回の暴言で始めてわかった位だ。サイトで調べてみると、松本さん、東日本大震災時にはずっと官邸で引き籠っていて、パニック状態だったそうだ。どうやらこの人、引き籠り生活で頭がおかしくなったらしい。
頭のおかしい大臣は宮城県知事との会見で、知事を恫喝し居合わせたマスメディアに向かって「最後の言葉はオフレコ、書いたらその社は終わり。」と言論封殺と取られる発言をした。その言葉に屈せず放送したのは何かと問題が多いTBSの系列の東北放送だった。自分たちの知事が恫喝されたことがよっぽど腹に据えかねたのだろう。恫喝に屈しないその態度は立派だと思う。がっかりだったのは産経新聞やフジテレビ、お馬鹿大臣の視察のことは報じたが、暴言については報道していない。良識の府だと思っていたのに失望した。
追記:そういえば、「法相は二つ覚えておけばいい。」と言った柳田稔という間抜けな人もいたなあ。ちなみに今朝の産経新聞に松本さんの記事が載っていた。
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