去年、娘が夏の忘れ物‘宿題’で大泣きしたことを書いたが、今年は夏休みに入って口を酸っぱくして「宿題は、宿題は」と言ってきた所為か、何とか1週間前に全部済ますことができて余裕綽綽だった。しかし今年は息子、子供たちが通う藤枝市の小学校は8月31日に新学期が始まったが、前日仕事から帰ると、嫁から息子の宿題を手伝えと言われた。どうやら息子は自由研究が終わっていなかったようだった。
息子は嫁と8月の上旬からスライムを使ったストップウォッチ(砂時計のようなもの)を作っていたが、結局スライムが異常に早く落ちたり、全く落ちなかったりとストップウォッチの役割が全くできなくて頭を抱えたようだ。結局お父さんの出番、だが全く分からない状態からのスタートで悪戦苦闘、中にはめ込む素材を変えたり、スライムの粘度を変えたりと試行錯誤を繰り返し、多少ばらつきはあるが、何とか5分くらいで落ちるようになった時、すでに時計の針は11時を廻っていた。息子の方は呑気なもので、私がやってくれるので安心した成果、心配して自由研究作りに協力してくれている娘とじゃれあっている。挙句の果てには「早くやれよ!」という始末・・・。
思わず「お前がやれ!」と叫んだが、息子には全く効いてない。とりあえず自由研究の概要のレポートの模範解答を用意して、それを参考にして「自分の言葉で書け」と言ったのだが、聞く耳を持たずそっくりそのまま写し、お父さんの苦労を尻目に早々と寝床に着いたのだった。