先週の土曜日、雛人形を飾った。雛人形は終う時、早く終った方がよいとされ、片付けが遅れるとお嫁に行くのが遅くなるという話もあるが、飾り始める時期もあるようだ。節分が終わり、立春を過ぎてからお日柄がよい日を選んで飾ったり、またもともと水に関係する行事だったので、雨水(だいたい2月18日頃)から少なくとも雛祭りの1週間前までに飾るとよいと言われている。
そうとは知らず節分の、邪気を追い払う‘豆まき’の前に飾ってしまった。再度終って‘豆まき’した後に出すのも、却って縁起が悪いかなと思いそのまま飾っておいた。日頃から何をするのにも遅すぎると言われるので、むきになって今回は早くに用意したが、どっか抜けてるんだなあ!
この雛人形は、娘の初節句のお祝いにと嫁の両親が贈ってくれたもので、雛人形を飾るのも今年で15回目になる。その間、東京、御前崎あたり、福島、藤枝と住むところが変わった。引っ越すたび、雛人形を飾り、雛祭りの日には蛤のお吸い物とちらし寿司でお祝いをした。
そのおかげかどうか、娘は大きな病気もすることなく、すくすくと育ち、今に至っている。いいかどうかはちょっと複雑なのだが、今のところ反抗期というのものはなく、小生意気な口を利くこともあるが、素直な優しい子供である。(親バカですいません。)今年で中学3年生、来年は高校受験である。進路について、どこの高校に行くか決めてるみたいで、自分なりに将来についても娘なりに考えているようである。まだまだ子供だと思っていたが、いつの間にか大人になっていったのだなあ・・・。
うちの娘、アニメとコミック、それに声優が好きでボカロとかいう音楽をi-podで聞くどこにでもいそうなちょっとオタッキーな女の子ではあるが、この子がいつか就職したり結婚したりして、家を出ていくのを想像するとやはり悲しい。子供は親離れして自立していく。だから親も子離れをしなくてはいけない。あと何回、雛人形を飾ることができるのだろうねえ?
今日は立春です。春はもうすぐですね。
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