五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

修学旅行の行き先~中学校編~

 いつも冒頭に書いていますが、月日が経つのは本当に早いもので、来週は世間の大半の方、お待ちかねのゴールデン・ウィークが始まります。仕事柄、ゴールデン・ウィークは休めないはずの私ですが、昨今は不況の所為か、あまり仕事も忙しくなくなってきており、今年は何とか世間様並みに休めるようです。休みは増えますが、その分給料は減るので、うれしさ半分、悲しさ半分って言ったところです。

 新年度が始まってひと月が経とうとしています。息子の方も何とか頑張って中学校に通っています。今のところは問題は起こしていないようです。この頃は制服が似合ってきたので、何とかこの学校でやって行けるのではないかと期待しています。ただ通学時間が長いのが悩みのようで、通学は学校の送迎バスで片道1時間ちょっとかかります。行きはいいのですが、さすがに帰りは眠いらしく、この前は寝過ごして終点まで行ったそうです。この時は運転手さんが気付いてくれて、学校に戻る途中、うちの近くで下してくれて何とかなりましたが、これが電車だったら・・・、寝過ごして浜松とか行ったら、多分パニックになるんじゃなかな?(ちなみに私は学生時代、酔っぱらって中央線と東海道線を間違って乗ってしまい、寝過ごして三鷹に帰るつもりがどういう訳か目が覚めたら名古屋だったことがあります。)

 娘は今年中学3年生、来年は高校受験です。意外としっかりしていて、漠然とではありますが、自分の将来像を描いており、それに向かって進路の方も考えているようです。ゴールデン・ウィークも友達と連れ立って遊びに行くほかは、家で勉強をするみたいです。(本当のところは家にお金がなく、どこにも連れていけないのが現実なんですが・・・。)

 ゴールデン・ウィークが終わると、すぐに娘の通っている中学校は京都・奈良に修学旅行に行きます。娘は今から旅行中のグループ行動に頭がいっぱいのようで、自分たちで考えた観光周回コースを楽しそうに聞かせてくれます。内容は、これって時間内に訪問できるの?って感じるほど欲張りなコースですが、それを言ってはお終い。何はともあれ、娘にとってこの修学旅行が中学校時代のいい思い出になることを願っております。

 ところで全国の生徒さんはどこに修学旅行に行くのでしょうか?私は各都道府県の小中高校生はどこに修学旅行に行くのだろうと疑問に感じていましたが、そんな小学生の自由研究レベルの私の疑問を解決すべく記事をネットで発見しました。中学校だけですが、Jタウンネットというところが2014年に「中学校の修学旅行の行き先、どこだった?」というテーマでアンケートを実施したものがありました。

 下記の表は各都道府県で最も多かった修学旅行の行先です。

       都道府県別 中学校の修学旅行先で最も多かった行先

 

都道府県名 行先 都道府県名 行先
北海道 東北 滋賀 九州
青森 東京 京都 東京
岩手 北海道 大阪 九州
秋田 兵庫
宮城 東京 奈良 東京と九州
山形 和歌山 東京
福島 鳥取 関西
茨城 関西 島根
栃木 岡山 九州
群馬 広島
埼玉 山口 関西
千葉 徳島 九州
東京 香川
神奈川 愛媛 関西
新潟 高知 九州
富山 福岡 関西
石川 佐賀 九州
福井 東京 長崎
山梨 関西 熊本 山陽
長野 大分 関西
岐阜 東京 宮崎 九州
静岡 関西 鹿児島
愛知 東京 沖縄
三重

 参照:Jタウン研究所 結果発表!地方別「修学旅行の行き先」、あなたはどこだった?

 これを見ると行先は地の利でしょうか、関西地方が多いことがわかります。関西には京都、奈良を筆頭に旧跡・史跡が多いことと最近では2001年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンUSJ)が開園し、観光に事欠かないことだからでしょうね。次に東京、九州と続きます。調査によるとここ10年は東海道・山陽新幹線沿いの地域の人気が不動のようですが、今年3月に北陸新幹線が開通したのを機に、観光スポットとして北陸地方が脚光を浴びてきていることもあり、来年以降は‘修学旅行戦線’に異状があるかもしれませんね。

 また同じ地域ブロックでも県によって行先が違うこともわかりました。静岡県は関西に行くのに、お隣の愛知県と岐阜県三重県は東京に行くのですね。考えてみればこれら東海3県は、関西のほうが東京より近いので、関西には小学校の修学旅行で行っているかもしれません。同様のことが北東北の青森県岩手県秋田県北陸地方富山県、石川県、福井県にも云えて、青森県岩手県秋田県富山県・石川県と福井県の行先が違うのも距離的なことが原因でしょうね。

 私が生まれ育った九州地方を見てみると、驚いたのは佐賀県長崎県の行先が最も多かったのが、九州地方だったこと。特に佐賀県は同じ九州より関西地方のほうに行く方が交通アクセスが格段にいいのに、これは意外でした。熊本県は何故だか唯一山陽地方がトップになっています。ここも九州新幹線で新大阪までは一本で行けるの不思議です。

 ちなみに私は大分県北部の生まれです。修学旅行はどこへ行ったかと言えば、小学校の時は、当時できたばかりの関門大橋を見に、北九州地方へ。関門トンネルを途中まで歩いた記憶が微かにあります。高校の時は、名古屋から信濃路を通り東京に行きました。帰りは名古屋港から大分港迄約20時間船に乗りました。20時間も船に揺られた所為か、揺れている感じが2日くらい続いたように思います。

 中学の時は娘同様、京都・奈良に行きましたが、ちょっとした行き違いからある人を深く傷つけてしまいました。時折、当時のことがフラッシュ・バックのように思い起こされます。あの人は今頃どうしているのだろう?明るく人から好かれる人だったので、きっと子や孫に囲まれて幸せに暮らしていること思います。


京都 「祇園白川の桜 (京都慕情)」 - YouTube

  渚ゆうこの「京都慕情」、いい歌です。この歌を聞くとあの時の切ない気持ちが思い出されます。

f:id:Kitajskaya:20150424234226j:plain 関門大橋 2009年撮影

 上の写真は2009年に嫁の両親とうちの家族で九州地方に旅行に行ったときに撮ったものです。その時の記事があります。もし時間と興味がある方でいらしたら、読んでいただけたら幸です。

kitajskaya.hatenablog.com

 

こんな恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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