今週のお題「2019年上半期」
2019年も今日で半分が終わります。今週のお題は「今年も折り返し」というタイトル。お題の主旨は2019年の上半期を振り返ってみませんか、ということで私も2019年の上半期を振り返ってみることにしました。
ただねえ、私には驚くほど何もなかったんです。仕事は相変らず変わり映えがしませんし、人事異動もなければ、昇進昇格もなし。ここ何年も現状維持の状態が続いています。恐らく定年までこの状態が続く事でしょうねえ。まあ無能な自分がクビにならずに済んでいるので、その点は会社に感謝せねばいけないと思います。ハイ・・・・。
娘が大学生になったことは、私というか我が家の2019年上半期の最大のハイライトです。その娘もぶつくさ言いながらも、大学に通っています。今ではすっかり大学生活に慣れて、サークル活動やバイトにも勤しみ、毎日毎日が忙しそうです。いつも疲れ切って帰ってはいますが、疲れている割には楽しいそうです。
娘が楽しいそうに学園生活をエンジョイしている姿を見ると、何となくですが、親の私も嬉しい気持ちになりますし、嫌なことなどもどこかへ吹き飛んで行ってしまいます。生き生きしている人を見ると、こちらも何となく気分が良くなります。そういった意味でも娘を大学に行かせて良かったと思います。
今日は近くの飽波神社で夏越の大祓(なごしのおおはらえ)式が行われており、神社の前には大きな茅(ち)がやの輪が設けられていました。
大祓は神道の儀式の祓(はらえ)の一つで、天下万民の罪や穢を払う意味で大祓というそうです。大祓の歴史は古く、701年の大宝律令により、歴代の宮中行事と定められて、毎年6月30日と12月31日の晦日に行われます。このうち6月に行われるものを夏越の大祓と言います。
平安時代に勅撰された拾遺和歌集には夏越の大祓について次のような和歌が詠まれています。
水無月の なごしの祓する人は ちとせの命 のぶというなり
意味としては6月に夏越の祓を行う人は寿命が1000年延びるというもので、この歌を唱えながら、参拝者は茅の輪をくぐり、半年間に溜まった病と穢れを落として残り半年を無事に過ごせることを願います。そして大祓形代(おおはらえかたしろ)に息を吹きかけ身体を撫でて祓い清めて、お参りして形代を神社に納めます。
茅の輪の起源については、鎌倉時代に注釈本である釈日本書紀には次のような記述があります。
神代の昔、スサノオノミコトが諸国を巡礼中、蘇民将来(すみんしょうらい)と巨旦将来(こたんしょうらい)という2人の兄弟に宿を求めたときに、弟の巨旦がお金持ちなの宿を拒みましたが、兄の蘇民は貧しいのに快く宿を提供しました。
その後、時が経ってスサノオノミコトが蘇民の家を訪ねたときに蘇民に「もし天下に悪疫が流行したら、茅がやで輪を作りそれを腰に掛け「蘇民将来子孫門」と書いた札を門にかければ、一切の悪疫から逃れられる」と教えました。
この故事に基づいて(かつては茅の輪の小さいものを腰に付けたり、首にぶら下げたりしていたようですが)、災厄を免れるという信仰が生まれ、茅の輪をくぐることになったようです。
今日は娘と2人で大祓に行きました。ただ事前準備をしていかなかったので、茅の輪はくぐりましたが、大祓形代は納めることが出来ませんでした。今日は生憎の雨で少し蒸し蒸しする陽気でした。傘は忘れたので、茅の輪をくぐっている最中は少し衣服が濡れてしまい、娘には付き合わせて申し訳なかったなあ。
飽波神社の夏越の大祓は是非とも参加したかった行事の一つでした。茅の輪をくぐってから、神社本殿に参拝しました。次の半年も家内安全を切に願っています。
参照:Wikipedia 大祓
飽波神社社務所 茅の輪くぐり、茅の輪について
お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
ランキングに参加しています。クリックして応援していただけたらうれしいです!!