五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

アフターコロナに出かけたい場所

今週のお題「遠くへ行きたい」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が解除されたのも束の間、今週に入って北九州市や東京都でも感染者が徐々に拡大しており、「コロナ第二波」の兆候かと警戒心が強まっています。静岡県でも今週になって三島市で新たに感染者が見つかり、これで感染者は75名、感染地域も13市6町となっています。

 来週からは6月、静岡県内の学校も再開されます。新型コロナウイルス感染の拡大も懸念されますが、私見を言えば、ワクチンができない限りは、感染を防ぐことは困難だと思います。今までのように「三密」を避け、衛生面を徹底して、感染を最小限に抑えるが肝要だと思います。

 記事でも度々書いてきましたが、私は新型コロナウイルス流行の有無にかかわらず、休日はほとんど巣籠りの毎日を送っており、これと言って不便は感じていません。ただやはり遠出、特に県外にちょっと出かける事が憚れることについては唯一不満があります。

 実のところ、私にはどうしても遠出をしたい場所が2ヵ所あります。そのうちの一つが身延山。なぜ身延山かと言うと、息子が来年大学受験を控えているからです。以前の記事にも書きましたが、私の実家は日蓮宗門徒でその関係で、母親が身延山に行った際に娘の高校合格のためにお札を貰い、日々熱心に祈祷しました。その効あってか、娘は無事に志望した高校に合格。それにあやかって、私も2年前に身延山大学合格祈願のお札を貰いに行って、熱心とは言えませんでしたが、毎日お札にお祈りを、また仕事の関係で家に居ない時は、娘が代わりに祈ってくれました。その甲斐あってか、娘は無事に大学に合格しました。

 

kitajskaya.hatenablog.com

kitajskaya.hatenablog.com

  息子の通っている高校も、来月より通常の登校が再開されます。新型コロナの影響で大学入試自体がどうなるかは不明ですが、一応息子も大学進学を希望しており、私としては早めに身延山に出かけてお札を貰いたいのですが、「緊急事態宣言」が解除になったとはいえ、やはり県外への移動は躊躇しています。

 ただこれに関しては、昨日の産経新聞にうれしい情報がありました。

 川勝平太知事と山梨県長崎幸太郎知事とが28日、同県南アルプス市サクランボ農園で会談し、新型コロナウイルス感染対策を講じた上で両県民の交流を強化することで合意した。

 両県は既に、感染拡大で影響を受けた農家などを支援するため、両県産の農産物や海産物を互いに購入する取り組みを発表。購入を意味する「buy」と生産者に寄り添う「by」にちなんで「バイ・ふじのくに」を合言葉に進める。

 会談で川勝知事は「感染状況のデータに基づいて検討した結果、山梨県だけは往来できると判断した」と説明。長崎知事は「次回は私が静岡にお邪魔する。山梨県庁で静岡の物産市も開きたい」と語った。

 長崎知事は山梨県が進めている感染症予防策を講じた事業者への認証制度を、川勝知事は静岡県宿泊・観光施設向けの指針を紹介し、互いに資料を交換。新型コロナ対策で連携することを確認した。

 会談後、両知事は道の駅しらね農産物直売所で買い物。川勝知事は「ここからここまで全部買います」とサクランボ69パック8万5700円分を購入した。

 記者団の取材に長崎知事は「山梨と静岡で大きく分厚い人の交流を作りたい」、川勝知事は「3密を避けて往来して、財布のひもを緩めてほしい」と呼びかけた。

    産経新聞 2020年5月29日付 静岡版 県、山梨との人的交流促進 両知事意気投合 より引用

  思わぬところで、川勝平太静岡県県知事からのお墨付きがありました。これを機に6月に入り静岡県山梨県新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、行く・行かないの判断をしたいと思います。ただやはり新型コロナウイルスの感染(自分が感染するのはさほど怖くはありませんが、自分が感染することで他人に感染させた方が怖いです。)は怖いので、行くとしたら厳重な衛生管理をして一人で、また感染の予防の観点から、お札を買ってからのご祈祷には参列しないようにすると思います。(ご祈祷には何人かの人は参列するので)

 

f:id:Kitajskaya:20200530122227j:plain

身延山 奥之院 思親閣

 

  私がどうしても遠出をしたい場所のもう一つが実家のある九州・大分への娘との帰省です。私の母にとって娘は初孫、しかもの子なので、ずいぶん前からこの子が成人を迎えたときに、娘のために着物を作りたいと考えていたようです。母親にとっては子供が男の子2人、しかも双子、なので女の子を望んでいた節もあったようです。

 

f:id:Kitajskaya:20200530144625j:plain

 

  昨年大分に帰省した際に、娘と母親で母親の知り合いの着物さんにいって、着物を仕立てて貰いました。その際に娘のためにわざわざ京都から業者さんが見えて、娘に選んで貰らいました。娘が選んだものはかなり結構な値段がして、母親はちょっとムッとしていましたが、それでも何とか着物一式を買い揃え、それを仕立てて、今年の8月に帰省した際に両親の前で娘の晴れ着姿をお披露目をする予定でした。

 それが今回の新型コロナウイルスの影響で、帰省もどうなるか分からない状況になってきています。特に北九州市の新型コロナウイル感染者の拡大は私にとっては大きな誤算となっています。

 藤枝市から大分の実家に帰省する場合は①新幹線小倉駅まで行って、小倉駅から在来線に乗り換えるか、②富士山静岡空港から北九州空港まで行って、そこから小倉駅まで行き、小倉駅から在来線に乗り換える手段があります。いずれにせよ北九州市、それも1日の乗降客が7万人を超える小倉駅を経由するので、必然的に新型コロナウイルスの感染の可能性が高くなると考えられます。

 

 

   私の両親はともに80歳を超えており、特にこの新型コロナウイルスに持病のある高齢者が感染した場合は死亡のリスクが高いことはよく知られています。それを知ってか知らずか、私の両親は「緊急事態宣言」が発令するかなり前から、自宅からほとんど出ない生活を送っているようで、誰も自宅を訪れることもなく、会話もお互いのみだそうです。

 新型コロナウイルスの第二波、第三波も懸念される中、私としては是非とも今年中、最低でも娘の成人式前に帰省しておきたいのですが、両親の事を考えるとどうしても強行に帰省することは躊躇せざるを得ません。特に父親は持病を抱えているため、感染した場合はかなり厳しいかもしれません。

 このような状況から、下手したら来年の成人式も中止されることになるかもしれません。 天命とはいえ、人生の晴れ舞台を理不尽な理由で潰されるのは、スポーツに情熱を掛けていた人たちのケースを見るまでもなく、辛くそして忍び難いことだと思います。繰り返しになりますが、感染予防のためのワクチンの早急の開発と、感染がもうこれ以上に拡大しないことを切に願っております。

 

引用:産経新聞 2020年5月29日付 静岡版 県、山梨との人的交流促進 両知事意気投合
写真:無料写真素材 写真AC 和装 Mr.アルプ

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
ランキングに参加しています。クリックして応援していただけたらうれしいです!!

 


人気ブログランキング