五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

傘がない、ではなく傘をささない

今週のお題「傘」

  早いもので6月も中盤を過ぎてしまいました。静岡県を含む東海地方、および中国から近畿地方にかけては今月10日に梅雨入りが宣言されました。今年の梅雨入りは平年より2日遅く、また昨年と比較しても3日遅いそうです。

 国内に目を迎えると、新型コロナウイルスの感染拡大もようやく一段落した感があります。ただ「緊急事態宣言」が解除された先月25日以降も、まだ1日あたり数十人の感染者が全国で確認されており、静岡県でも今月に入ってから、清水町で1名、熱海市で2名と、県東部での感染が目立っています。

 このブログでも書いていますが、やはりワクチンができない限りは、このウイルスの感染拡大を防ぐことは困難ことだと私は思います。経済と両立は大変なことだとは思いますが、これまで通りに私たち一人一人が地道に「三密」を避け、感染を最小限に抑えるようにしていくよう自覚をもって行動することが大切だと思います。

  さていつも通りに前置きが長くなってしまいましたが、困った時のお題頼み(?)で、今回の記事も今週のお題から拝借いたしました。

 テーマは「」。傘☔ですが、私は傘に関しては全く思い入れはありませんし、特にお気に入りの傘もありません。女の子にはモテなかったので、淡い青春の想い出である相合傘💛といった経験も皆無です。

 そもそも私は滅多に傘はさしません。いや原則、傘はささないといった方がいいかな。これは雨の強弱にも関係なく、雨が降っていようがいまいが、基本的には彼此ここ数年は傘を使った記憶はありません。雨が降ったら月形半平太の境地で「春雨じゃ、濡れていこう」で傘をささずに目的地まで小走りで行っています。

 最後に傘を使ったのはというと、記憶に残るところでは、2017年の夏に娘と一緒に京都の大学のオープンキャンパスに行った帰り、娘たっての希望で嵐山車折神社に行ったとき以来だから、かれこれ3年余り傘を使っていないと思います。

 

kitajskaya.hatenablog.com

  このように記述すると、「静岡県でも台風とかで土砂降りの雨が降っただろう!さすがにその時は傘を使うだろう!!」という指摘もあるでしょう。でもね、そういう時って、大概は会社が休みになることの方が多く、会社が休みになったとしても、私は出不精なので、ほとんど外に出ることはないので傘は使いません。たとえ土砂降りの雨で出勤要請があったとしても、そういった時って雨だけではなくも非常に強く、ほぼ100%の確率で傘があっという間にお釈迦になってしまい、結局傘をさしてもささなくっても同じ状態なります。ですのでわざわざ傘をさすまでもないと考えてしまうのです。私は・・・。

 また今の会社の職場環境も私が傘を使わない理由の一つに挙げられます。勤務先の駐車場と事務所の入り口は歩いて数十秒の距離なので、雨に濡れたところでも大してことではありません。濡れたとしても、私は常日頃からタオルを2種類、顔拭き用と少し大き目なバスタオルのようなものを用意しています。(たまに下着の替えも持っていくこともあります)私は工場勤務なので、スーツ着で出勤するのではなく、出勤時には私服で、会社に着いたらロッカーで制服に着替えています。ですので濡れても仕事をスタートするまでにはタオルを使って濡れたところをしっかり拭いたり、時には下着を取り替えて、不快な状態を解消しています。ですので、雨に濡れて多少イラっとすることはあっても、今のところこれといった不具合は感じていません。

 たださすがに私も常識があるかないかは別として、一応社会人の端くれなのでスーツを着用しなければならないフォーマルな時は、当然雨が降れば傘をさしますよ。でもねえ、窓際社員の哀しさなのか、ここ数年はそういった機会は滅多にありません。(いやほぼないかなあ ( ;∀;) ・・・!?)

 こんな私でも昔は傘は使っていました、それも頻繁に!! ただ使うはコンビニで500円程度で買える安物のビニール製の傘でした。でも元来の忘れっぽい性格で、傘を買ってさして行っても、雨が上がっていたら、いつも傘を持って帰るのを忘れてしまいます。そして次に雨が降ったら傘がないのに気づきまた買う羽目に・・・。

 さらに言えば、傘を買うお金がなかった時に、突然雨が降りだし、自分の傘がない時に家族の傘を黙って拝借したことがありました。それでも雨が上がると、借りていった家族の傘を忘れていしまうという始末・・・。さすがに家族からは烈火のごとく怒られてしまいました。そういえば、仕事とかで移動が重なった時には、買う度に忘れてしまい、結局1日3回ビニール傘を買うという羽目になったこともあります。いくら性格とは言え、さすがにこれは酷いものですねえ!!

 以前はそれほど‟傘を忘れる”ということがなかったのですが、特に50歳を超えた頃からボケて来たのか、やたら物忘れがひどくなってきました。それとともにモノに対する執着心というのでしょうか、それも薄れてきているかもしれません。

 この「傘を買ったら、傘を忘れる。だからまた傘を買って、また傘を忘れる」という無限のループに嫌気がさすとともに激しい(?)自己嫌悪に陥りました。解決策として、忘れっぽい性格を直せばいいのですが、歳をとってしまったこともあり、もうこの性格は直せません。で、どうしようかと。結局は発想の転換しかないのかと考えました。

 もともと面倒くさがり無頓着な面もあったので、「雨に濡れてもちょっと我慢すればいいや」とか「車から降りるときに傘をさしたら結構濡れるし、雨が運転席に入って不快!!」と次第に思うようになり、私の中で、だったら「雨が降っても傘をささなくてもいいじゃない!!」との単純明快な結論に至ったわけです。

 私が「雨が降っても傘をささない」ことはあまり認知はされていないようです。恐らく家族も知らないんじゃないかなあ。自宅の傘立てには私の傘は1本もありません。ただ会社での事務所の行き帰りに、濡れながら小走りで走る私の姿を見た同僚などからは、私が傘を忘れたと思い、親切心から「傘を貸そうか」と言われることもあります。そんな時は「ありがとう。でも大丈夫。」と丁重にお断りをしています。私も変な人と思われたくないので、さすがに「雨が降っても傘をささない」主義だとは言えません。こんなところに小市民が出てくるんですねえ・・・。

 ちなみに私と正反対なのが息子!!こいつはとにもかくにも雨に濡れるのが嫌いで、小さい時にはちょっとでも雨に濡れようなら癇癪を起す始末でした。今は収まっているとはいえ、雨が降っているとかなりご機嫌斜めです。そういえば、この子が小学校の時にどの服が濡れやすいかというテーマで夏休みの自由研究をしたことがありました。テーマの選定理由が「雨が嫌いで、少しでも雨に濡れにくい服を着たい!!」との願望からでした。

 

kitajskaya.hatenablog.com

  この自由研究は藤枝市の教育研究会で取り上げられて、評価されたようです。それが理由かどうかはわかりませんが、息子は理系に進路を定めているようです。ただ専攻はどういう訳か数学を希望していますが・・・。

 何はともあれ、新型コロナウイル感染予防のため、今年の夏は例年とは違ってより不快な日々が続くと思います。この問題の解決にはまだまだ多くの時間がかかりますが、皆が笑って過ごせる日が来ることを信じて、この耐久生活に頑張ろうと思います。

 

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参照:Wikipedia 月形半平太

写真:無料写真素材 写真AC 

      アジサイの咲く梅雨 傘をさしながら散歩する女性の画像 實悠希

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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