五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

寿司にまつわる脱線だらけの思い出話!?

今週のお題「寿司」

 7月も中盤を過ぎました。先週の集中豪雨で静岡県内では熱海市を中心に甚大な被害をもたらしました。熱海市伊豆山地区で発生した土石流は昨日で1週間となりましたが、これまでのところ死者9名、行方不明者19名となり、いまだ574名の方が避難しており、上下水道やガスといった生活のインフラも遮断されている世帯も多く、生活再建の道のりは厳しいのが現状です。

 私は幸いなところ今まで自然災害には遭遇していませんが、東日本大震災から先の熱海市のケースを映像を通してみるにつけ、自然災害の恐ろしさに心が竦む思いがし、救助や復興に尽力されている警察や消防ならびに自衛隊、各地方自治体の方々をはじめとする関係各位の方々には頭が下がる思いです。改めて敬意を表するとともに、感謝申し上げます。

 このたびの集中豪雨により被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げるとともに、熱海市をはじめ、甚大な被害を受けたすべての自治体が一日も早く復興できることを心よりお祈り申し上げます。

 さて今週のお題は「寿司」。寿司といっても、握りや稲荷、巻きにちらし、さらに言えば軍艦など種類が多いので、今回は握り寿司に絞って書いてみます。

 私が握りずしを初めて見たのは、子供のころ父親が酔っ払って帰ってきたときに、行きつけの銀寿しというお店のお土産として箱に詰められたものものを見た時で、今から半世紀前になると思います。

 父親は公務員でしたが、仕事が忙しかったのか、家族全員で食卓を囲んだ記憶があまりなく、たまに早く帰った時があっても、部下の慰労かなんかで、職場の人を自宅に招いて、遅くまで宴会をしていました。一昔前にTBSで「官僚たちの夏」というテレビドラマがあり、ドラマのシーンで上司が部下を自宅に招いて宴席を催すシーンがありましたが、まさにそれです。

 自宅で催される宴会でしたが、中には酒癖が悪い人もいて、私たち子どもに暴言を吐く人や、酔っ払ってトイレではなく柱に小便をする人や吐く人がいて、挙句には喧嘩をする人まででて、後始末に母親は大変な思いをしたようです。また宴会をしている居間と風呂とトイレは近くにあり、宴会があるときはなかなか風呂に入れず大変でした。兄弟は男二人でしたが、女の兄弟がいなくって本当に良かったとこの時痛感しました。

 私が宴会やアルコールを好まないのは酒に弱いこともありますが、こうした傍若無人の酔っぱらい連中を身近に見たことも遠因にあると思います。と同時に私の父親も酒癖が悪くて大変で、子供のころには散々嫌な思いをしました。

 ちょっと脱線しましたが、銀寿しの手土産の寿司ネタの中でもが大の好物でした。当時は魚中心の食生活で、農家もやっていたこともあって、野菜は豊富、また父親のが付き合いを兼ねて、休みの日はほぼ毎日釣りに行っていたので、食材に欠かすことはありませんでした。それに父親は釣りの才能があったのかどうかはわかりませんが、腕前は確かなようで、坊主で帰ったことは一度もありませんでした。よく釣ってきたのはチヌという魚。チヌはクロダイともいわれていて(これは後で知りましたが・・・。)、ほぼ毎日魚の煮つけにしていました。

 そういえば、高校生の頃に弁当のおかずにこのチヌの煮つけがおかずとして単品で入れられたこともあり、それを知らずに横倒ししたもんだから教科書やノートが魚の煮汁で汚れ、挙句には匂いが消えないで授業中に大変な思いをしました。鯖、たぶん〆鯖だったとおもいますが、チヌと比べさっぱりとした風味と食感が今までに味わったことない分感動したのだと思います。

 銀寿しの寿司ネタですが、さきほどの鯖に加え、烏賊・蛸・鯛・鮃あと河童巻きとかはあったように思いますが、鰹や鮪といった赤身魚は寿司ネタにはなかったと思います。当時私は九州・大分県の北部、国東半島の西部に住んでいました。鰹はともかく、は名称は遠洋漁業で知っていはいましたが、どんな魚かを知らなくて、それを知ったのは上京した以降、だから1980年代の前半だと思います。初めて鮪を食べたときはいつだったかは忘れましたし、さほどインパクトを受けた記憶もありませんが、今ではスーパーで鉄火巻きや鮪づくしの寿司を好んで買うほど好物になっています。

 そういえば子供のころは、鰹節のイメージが強かったので、刺身にしたりタタキにする調理法があったことを知ったのはこれも上京した後のこと、「目に青葉 山ほととぎす 初かつお」という有名な句がありますが、鰹節の旬は5月でそれほどまでに重宝されるのかと訳の分からない解釈をしていました。今思えば無知の極めでしたね。というか本当の馬鹿!?お恥ずかしい限りです(〃ノωノ)・・・。

  またまた話は脱線しますが、静岡県焼津市は鰹の水揚げ日本一だそうで、地域の特産の鰹を活かしたカップ麺が茨城県に本社を置くヤマダイから凄麺(すごめん)シリーズの一つ、「静岡焼津かつおラーメン」として販売されています。

 「静岡焼津かつおらーめん」はスープやトッピングに焼津の鰹を使用し、麺はノンフライでゆでたてのお店のラーメンを再現した本格的な味をキャッチフレーズにしています。私は知らなかったのですが、「静岡焼津かつおらーめん」は今年の5月にテレビ朝日の番組で紹介され、ご当地カップ麺選手権で優勝した優れもののようです!!

 

 

  これ実際食べてみましたが、あっさりとした醤油ベースのラーメンでトッピングの鰹節の風味が効いてて、結構美味でした。ご当地カップ麺なので、全国では販売されてはいませんが、現在県内ではコンビニで購入することができます。値段は235円とカップ麺としてちょっと高めですが、一度食べてみても損はないと思います。(あくまでも私の感想ですが・・・。)

  話は寿司に戻りますが、私が寿司店なるものに初めて入ったのは回転する・しないを問わず社会人になってからだと思います。学生時代は貧乏だったので、自炊中心でしたし、外食も近所の定食屋やラーメン屋に限られていました。回転する寿司店に行ったのはいつだったかは忘れましたが、回転しないほうの寿司店は1990年代の前半で社会人になって7~8年目で場所は調布です。

 私は会社員になってから接待とは縁のない部署にいるので、寿司店🍣には自分から、当時付き合っていた嫁が「寿司を食べたい」といったので、奮発して地元の老舗と呼ばれるお店に行きました。行く前は「場違いではないか?」「恥をかいたらどうしよう」とか不安が多かったのですが、行ってみたらフレンドリーでその場を十分に楽しんだ記憶があり、いい思い出となっています。そういえば初めてフランス料理のレストランに行ったのも調布で、もちろん相手は嫁でした。

 調布駅北口にはPARCOがあって、そこの最上階のレストラン街にカウンター席の寿司店があり、調布で結婚生活をおくっていた頃には、ちょっとお金が入るといそいそと出かけました。大体一人2000円~3000円くらいでしたので、値段もリーゾナブルでした。板前修業も気さくな方で、年も当時の私と同じくらいだったと記憶しています。板前さんは私たちがカウンター席に座るとよく話しかけてくれ、値段以上の至極の時間を過ごさせてくれました。今となっては若き日のいい思い出、あの店はまだあるのかな?

  私は会社の昼食や休みの日など、ちょっとお金が入ると大体500円~800円くらいで寿司を買います。だから私は寿司がかなり好きです。それは家族も同様で、誰かの誕生日に外食するときは回転寿司に行くパターンが多いです。新型コロナウイルスはまだまだ猛威を振るていますが、幸いなことに静岡県内では外食の規制はなく、一部は24時間営業している店もあります。(アルコール消毒や検温はもちろん個々にアクリル板で仕切っています)ただ県外に移動するのはまだ憚られるご時世、早くこの騒動が収束し、美味しい寿司ネタを求め、自由に日本各地を往来できる日が一日も早く来ることを切に願っております。

 

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参照:産経新聞 2021年7月11日付 

     熱海死者9名、不明19名 土石流1週間

     土砂の山 生活再建遠く 二次災害恐れ 片付けできず

   ヤマダイ 商品詳細ページ 静岡焼津かつおラーメン

写真:無料写真素材 写真AC にぎり寿司 鮨 チリーズ

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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