2月も今日で終わりです。早いもので2022年ももう2か月が過ぎようとしています。2月は北京オリンピックという平和（？）の祭典もありましたが、一方でロシアのウクライナへの侵攻という侵略戦争も始まりました。たった1月という時間の中でも急変する国際情勢、‟平和惚け”していた私たち日本人は、この戦争で新たな価値観の変革を模索せざるを得なくなったのではないかと思います。
さて今回の記事です。今月の中旬に私は車🚙を新しくしました。元々は2月の下旬か3月の上旬に車を新しくする予定だったのですが、2月が始まったばかりの日に急に車のバッテリーが壊れてしまい、当初の予定が早まってしまいました。
前の車は廃車にしましたが、この車は私が購入した初めての車であり、16年と4か月、約22万7千㌔とボロボロになるまで乗り続けました。前の車が来た時、上の子どもが5歳でした。それから通勤にはもちろん、子どもの送り迎えや買い物、行楽地へのお出かけなど、それこそ私と苦楽を共にしてきました。
本来なら、新しい車が来る前に廃車供養して、慰労してから送り出すつもりでしたが、廃車寸前で故障のため、自宅に戻ることが出来ず、十分に感謝の気持ちを伝えることが出来ず、結局ディーラーでお別れになってしまいました。そのため慰労にはなってはおらず、前の車には申し訳ないのですが、前の車の思い出として、なれそめからエピソードなどを記事にすることで、前の車への感謝の意を表したいと思います。
そもそも私はペーパードライバーで、2001年に静岡に転勤になりましたが、その時は勤務先の近くにアパートを借りていたので、自転車🚴で通勤していました。それが2005年に福島に転勤になり、雪と勤務先が遠くになったので、どうしても自動車が必要になりました。
さすがに20年以上も車を運転していなかったので、車を購入する2か月前から教習所に通い、運転に慣れることから始めました。
そして2005年9月下旬に車🚙が購入しましたが、引き渡しの日、一緒に乗るはずの嫁が子供と一緒にさっさと帰ったため、初めて一人で運転することとなりました。ただでさえ運転に自信がなく、道もよく分からなかったため、運転当日から車をガードレールか何かに擦ってしまいました。翌日は初めての会社へマイカー通勤したのですが、車体を見て同僚や上司から呆れられました。見るに見かねた上司は親切なことにしばらくの間、私が帰宅する際は、家まで一緒に走ってくれました。
福島は雪が多い地域。ですので、車を買ったったと同時にスノータイヤに交換しなければせんでした。車を買った年、2005年は私が思っていた以上に雪が降りました。ただスリップして、車が360度回転しても、事故だけは起こさなかったのは、私の運動能力からして、奇跡としか言いようがありませんでした。
私はヘビースモーカーですが、車を買ってから約1年くらいは車の中では我慢しました。でもその我慢が限界になったのは、福島県東部の相馬に行った時でした。記事には書いてありませんが、この時初めて車でタバコを吸い始め、それからは家族から臭いと言われ程、車の中での喫煙は常習となり、大体車の中で1日1箱を吸っていました。
煙草で思い出しましたが、後々になるのですが、詳しい時期（多分2012年か2013年くらい）は忘れましたが、冬の寒い日、帰宅してから車の中で煙草を吸っていましたが、煙草🚬の火の不始末で、運転席の椅子を焼け焦がしたことがあります。次の日に出勤しようとしてドアを開けたら、モクモクと煙が出てきて気づいた次第で、よく車が炎上しなかったと、今考えたらヒヤヒヤもので、車に本当に申し訳なく思います。
追伸：これは2011年10月でした。
100㌔を超えるドライブを初めて行ったのは2008年のゴールデンウィークにす福島県中部の小野町にあるりかちゃんキャッスルに行った時の事でした。その時は高速道路を使うのが怖くて、下の道を往復5時間弱かけて走りました。
2009年に単身赴任で静岡に戻りました。福島からの車の移動は、運転に自信がなく、事故を起こす危険があったので、ちょっと出費となりましたが、業者に頼みました。そして2010年4月、家族が静岡県藤枝市に越してきました。ここから片道約1時間かけての通勤が始まります。
通勤は国道1号バイパスと国道473号バイパスを使っていますが、バイパスは道は直線でしかも信号が少ないので、疲れた時は睡魔が襲い、何回か危ない目に遭ってきました。そのため数年前から途中でコンビニに寄って、数十分くらい休憩を取り、眠気を覚ますようにしています。ただこのころから出費が増えてきて、月末になるとしばし家計がピンチになることもありました。（今もですが・・・。）
高速道路を始めて走ったのが、2011年7月、小学校の林間学校で娘が体調不良を寝込んだため、朝早く藤枝の自宅から朝霧高原まで迎えに行った時でした。それまでは合流と料金所の支払いが怖くて、ずっと敬遠していましたが、朝8時までに迎えに行かねばならないことと嫁が小学校のPTAの仕事でどうしても行けなかったので、急遽私が迎えに行くことになり、おっかなびっくりではありましたが、何とか無事に職務（？）をこなしました。
それ以降は高速に対する怖さもなくなり、休みの日には身延山・本栖湖・浜松などの行楽地に子供を連れて遠出をするようになりました。
私は免許を取って25年以上、無事故・無違反のいわゆる優良ドライバーでした。（20年以上のペーパードライバーだったので、当然と言われれば当然ですが・・・。）そのうち無違反が崩れたのが2014年1月某日深夜、帰宅途中に赤信号が点滅していたのに、止まらなかったとして、反則キップを切られました。2年後の2016年10月某日早朝、同じ場所で、今度は一旦停止するところをしてないとして、隠れていた警察に指摘されました。ただ違反は今までにこの2件のみ、それ以降は違反することなく車を運転しています。
ただ購入してから12年以上も経った2018年ころから故障や不具合のためにちょくちょく行きつけのガソリンスタンドで修理をするようになりました。ちょうどこの頃から車の買い替えをどうするか悩み始めていました。
上の記事を書いた数日後くらいだったか、人生初めて車両事故を起こしてしまいました。私の前方不注意によるもので、車をぶつけてしまいました。幸い相手方に怪我はありませんでしたが、相手方の車の側面は傷をつけてしまいました。私の方はというと、擦り傷程度で修理することなく終わりました。そして昨年の年末、夜勤で帰宅中の午前3時くらいに、今度は車をぶつけられてしまい、この事故でバックドアが凹んで開けることが出来なくなりました。
ここに至り僅かばかりですが、保険金も入ることですので、車を買い替えることを決意し、年末にディーラーに行き、一番条件のいい中古車を見つけてもらい、2月の中旬に納車する予定となりました。
車を変える直前の2月初旬、冒頭で書いた走行中に車のバッテリーが故障するアクシデントが発生しました。帰宅のために車を10㌔ほど走らせたところで、車の中の電気が突然消え、パワステが使えなくなり、ハンドルが異常に重くなり、ハンドル操作が困難となりました。それでも何とかコンビニの駐車場に止めることが出来ました。でも走行中にハンドル操作が出来なくなると普通は事故を起こすのに、それが回避できたということは、長年乗っていた私を車が最後の力を絞って守ってくれたのだと思います。
前の車は私の人生の後半（40代から今にかけて）、ほぼ毎日、それこそ雨の日も風の日も乗ってきました。前の車を買ったのは前述したとおり、2005年で上の子は5歳、下の子に至っては2歳で、それから子供たちの幼稚園のお迎えに始まり、学校が始まれば、塾やピアノ教室、スイミングスクールなど、子どもたちの成長とともに歩んできたとも言えます。それ以外にも通勤はもちろんのこと、買い物や食事、そして家族で出かけた旅行など、この車は私たち家族の想い出の1ページを飾ってくれました。
ですので、予期せぬアクシデントによりこの車を急遽ディーラーの工場に送った時は非常に悲しかった。手放す前にしっかりと洗車をし、また車内をしっかりと清掃し、長年の汚れを払っておきたかったです。なぜそれが出来なかったのか？今となってはもう遅いのですが、今まで乱暴に扱ってきたことを含めて後悔をしています。
ただこれだけは言えます。前の車は私の最良の‟パートナー”でした。運転が苦手な私をフォローし、私が乱暴な操作をしたり、ゴミなどで車内を汚しても、車が大破するような大きな事故を起こすことなく、走ってくれてとても感謝しています。本音を言えば、もう少し一緒に走ってもらいたかった。せめて私が会社員としての人生を全うするまでは・・・。
最後に前の車さん、「今まで本当にありがとうございました！！」そして「どうか安らかにお眠りください。」
イラスト：無料イラスト素材 イラストAC 軽自動車 コンパクトカー 車 メル
お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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