五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

浜岡クライシス

 日本の最高責任者である菅直人静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所の停止要請を出し、それを受け、所轄の中部電力は5月14日、稼働中の4号機、5号機の運転を停止した。 

 なぜ浜岡原発だけが停止されるの?その疑問に菅直人東海地震発生の可能性を挙げてはいるが、福島の事故を見てわかる通り、原子炉を止めても冷却機能が損なわれていたら同じことの繰り返しになるのではないだろうか。2年前に静岡県中部でも震度6弱地震が発生したが、浜岡原発から事故があったこと(隠しているかどうかは不明ではあるが)は聞いていない。そもそも地震の巣のような所に原発を建設するほうが問題であって、そのことをまず問うべきである。少し前に姉歯という建築士耐震強度を偽造して袋叩きに会った事件があったが、浜岡原発はそれ以上に問題であろう。 

 菅直人浜岡原発以外安全性に問題はないとの言っていたが、地震なんて、いつどこで発生するか誰にも分からない。それならば、原発銀座と呼ばれ、原子炉が14基もある福井県原発はなぜ停止させないのだろうか?そこにはたびたび事故で新聞を賑わす「もんじゅ」がある。危険極まりないこの原発を真っ先に止めるべきではないかと素人ながら思う。それとも何か止められない理由があるのだろうか? 

 浜岡原発がある御前崎市御前崎市は2004年に榛原郡御前崎町小笠郡浜岡町が合併してできた人口35000人の小さな町)、特に旧浜岡町はこれから大変だと思う。国道150号線を浜松方面には走っていて、旧浜岡町に入ると急に道が広くなり、旧浜岡町を出ると急に道が狭くなる。このように旧浜岡町は原発の恩恵を過去何十年と渡って受けていて、住民も浜岡原発のまたは関連会社で働く人もいる。また毎年1回原子力立地の補助金が各世帯に配られている。原発停止になると雇用の問題、地元に還元されるお金の問題など、地元の経済が萎んでいく。菅直人津波対策が完了する2,3年後までと言っているが、政府の云うことは果して信用できるのだろうか? 

 私は原発推進論ではないが、今回の菅直人浜岡原発停止要請は、日本の将来におけるエネルギー政策のビジョン(即ち原発推進でいくのかそれとも代価エネルギーを推進するのか)を示し、それに基づく計画案を国民に訴えてからでも遅くはなかったはずである。浜岡原発停止による電力不足は東日本大震災から立ち直りかけた企業の生産活動に大打撃を与えることになるだろう。電力不足に悩み国家が立ち行かないあの北朝鮮の二の舞を踏むことになる。

 思うに今の日本は太平洋戦争末期に似ている。あの時も無能な支配者層が暴走し、国家を破綻させた。恐らくこのままの政権が続けば遅かれ早かれ日本は立ち行かなくなり、破綻することになるだろう。多分もう一度原発事故が発生したら一巻の終わりである。破綻した日本をハイエナのように周辺の極悪国家が略奪する事態が出てくる。戦後日本は連合国、特にアメリカに支配されたが、今回の連合国、中国・韓国・ロシアは一筋縄でいかない相手である。アメリカは占領していた領土を返してくれたが、今回の連合国は奪った領土は絶対に返すことがないだろう。中国は尖閣諸島沖縄、韓国は竹島対馬、ロシアは北方領土北海道を掠め取るはずだ。 

 奇しくも中国の李鵬元首相は「日本は20年後(2015年くらい)地球上から消えてなくなる」と発言していたが、それが現実味を増してきている。今回の浜岡クライシスはその危険性を帯びているといっても過言ではないだろう。

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