五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

困った人ねえ…

 雨は夜更け過ぎに、雪と変わらない藤枝市、それでも今年は朝起きると、車のフロントガラスが凍結する日が多く、早出で通勤するときはブラシのようなもので、氷を削らなければならない。手が寒いし、急いでいる朝は特に億劫である。しかし福島では冬になれば毎度のことだった。朝はエンジンを空ぶかしし、薬缶に微温湯を入れ、フロントガラスにかけて凍結した氷を溶かしたものだった。約20分ほど掛かったが、これも冬の風物詩のひとつで、あれからすでに4年以上の月日が経ってしまったんだあ…。

 話は本題からそれたが、最近はちょっとブログもサボりがちで、何か書こうと思ってすでに20日あまり過ぎてしまった。月最低でも2本の記事をノルマにしているのし、今週は遅出なので、時間にある程度余裕がある。今週こそは何かを書こうと思った。前置きは長くなってしまったが・・・。

 さてまたまた鳩山由紀夫がやってしまった。この人の異常な行動は毎度のことだが、何かをやらかすたびに日本の国益や国際的な信用を落としてしまう。今回の訪中も案の定、相手の術中に嵌り、取り返しのつかないことをしてしまった。2013年1月16日付けの産経新聞から引用すると、

 中国を訪問中の鳩山由紀夫元首相は16日、賈慶林全国政治協商会議主席や楊潔篪外相ら中国要人と相次いで会談した。鳩山氏は一連の会談で、沖縄県尖閣諸島は中国も領有権を主張しているとして、日本政府の公式見解と異なる「係争地」に当たるとの認識を示した。同氏が記者団に明らかにした。鳩山氏によると、同氏の発言に対し、賈、楊両氏は「基本的に同意する」と回答した。賈氏は尖閣問題について「あくまで対話によって解決しないといけない」と強調したという。日本政府は、尖閣を実効支配しており、公式に係争地と認めたことはない。係争地と認めることは、反発を強める中国への「政治的譲歩」といえ、波紋を広げそうだ。鳩山氏は発言について「私人の立場」とし、安倍政権とは事前に相談していないと強調。ただ、安倍政権側から要請されれば一連の会談の内容を説明する用意があるとした。     


 よせばいいのに翌17日には江蘇省南京市にある「南京大虐殺記念館」を訪問、またまたとんでもない事をしてくれた。鳩山由紀夫は慰霊複合施設で深々と黙とうを捧げ、「南京大虐殺のような悲惨な事件は、世界のどの国でも2度と起こってはならない。私は日本人として、この事件に責任を負わねばならない。心からお詫びしたい。」と述べた。また記念館敷地内でイチョウの木を植え「この木に花が咲くときに、再び訪れたい」と述べ、さらには毛筆で「友愛和平」と揮毫し、自分の名を1文字換えて「鳩山友紀夫」と署名したようだ。

 早速、(当然なことながら)国内から批判の声が各地で上がっている。まず自民党の菅官房長官から「(領土問題は存在しないという)わが国の立場と明らかに相反する発言であり、元首相の発言として非常に残念で、極めて遺憾だ。」と激怒され、同じく自民党小池百合子氏は「鳩は鳩小屋にいなさい。」と2度にわたってツイッターで呟いている。小野寺防衛大臣も「日本にとって大きなマイナスだ。中国はこれで係争があると世界に宣伝し、国際世論を作られてしまう。久しぶりに頭の中に‘国賊’という言葉がよぎった。」とテレビ番組で語っている。また自民党三原じゅん子議員からも「外交は極めてデリケート。安倍政権は発足以来、政府首脳や官僚らがさまざまな情報を集めて、丁寧に外交を進めている。安倍首相の3カ国を歴訪も、海洋における『法の支配』をめぐって協議し、軍事的に台頭する中国をけん制する狙いもある。思い付きで動く鳩山氏はそういう戦略を理解せず、結果的に日本外交を壊しかねない」と激怒している。

 

 さらに追い打ちをかけるように元身内である菅直人からも「鳩山さんの海外での発言が物議をかもしている。鳩山さんは素直に個人の意見と思って発言しているようだ。しかし、元総理という立場を考えれば、意見を言うにも、どこで発言するのか、誰に言うのか、マスコミに流れるように言うのか、それとも個人的に伝えるのか、そうした事を考えて発言する必要がある。歴代総理もそうしているはずだ。」ってブログで批判されている。     

 

 ちなみに三原議員は元アイドル、こういっちゃ三原議員に大変失礼だが、一国の総理大臣まで務めた人が、アイドルから叱責されるとはねえ!アイドルのほうがよほど日本の国のことを考えているということでしょう。三原さん、国会議員として自らが患った子宮頸癌予防のためワクチンや検診の無料化に奮迅したり、福祉や医療制度に力を入れておられる。普段政治家個人の活躍に疎い私でも知っているのだから、やはり行動力は抜群なのだろう。若いときは血気盛んでおまわりさんのお世話になったこともあるようだが、かえってそんな経歴を持っている人の方が政治家に向いているかもしれない。少なくとも大臣になっても何もしない、しかも自分の地元である宮崎を見捨てた理屈ばかりほざき害をまき散らす福島瑞穂ちゃんよりは数段上、というか格が違うが・・・。

 

 菅直人の発言、私、いや大半の日本人としては正直言ってお前からは言われたくないと思う。菅直人の発言、世間からよく見られるように狙って言ったんじゃないの?実際にネットで、原発0を謳う菅直人にあるジャーナリストが「原発0で原油が入ってこなかったらどうするの?」って訊ねたら、小声で「だから、その時のために5,6基残しておくんですよ。」と囁いたらしい。つまり菅直人にとって、原発0とは現状維持のことで、その二枚舌には呆れてしまう。まあ鳩山が注目を浴びてることに対してのやっかみもあるのではないだろうか、とにかくちょっと頭がおかしく、一般常識を知らない、異常に権勢欲が強い、ある意味ファシストのような御仁である。

 鳩山由紀夫のとんでもない行動、何とかならないのかなあと思案していた所、弟からのメールに面白い事が書いてあった。鳩は鳩小屋でなく、病院に入れるべきで、なんでも精神保健指定の医者が2名面接をして、2名ともが入院の必要ありと意見が一致すれば精神病院に入院させることができるようだ。鳩山由紀夫の顔つきやこれまでの奇行や言動を見るにつけ、誰しもこいつちょっとイカレテんじゃないと思うし、国益を害する度々の愚行には呆れたり怒りを覚える日本人もかなり多いと思う。

 

 また弟からのメールにはもしそれができないのなら、渡航禁止措置を執ればいいのではと綴っていた。昭和26年に布告された旅券法第19条には「外務大臣又は領事官は、次に掲げる場合において、旅券を返納させる必要があると認めるときは、旅券の名義人に対して、期限を付けて、旅券の返納を命ずることができる。」とし、その第5項に「一般旅券の名義人の渡航先における滞在が当該渡航先における日本国民の一般的な信用又は利益を著しく害しているためその渡航を中止させて帰国させる必要があると認められる場合」とある。

 

 鳩山由紀夫の場合、まさにこの第5項がぴったり当てはまる。ボンクラ役人だらけで、国益のことなどちっとも考えてない外務省にはちょっと無理なので、岸田外務大臣にはここはひとつ頑張って貰いたいものだ。(ただ彼の遠縁に無能だがプライドだけは高い元総理の宮澤喜一がいるのでちょっと気にはなる)ともかく日本の国益、いや未来を守るために政治家や官僚には仕事をして貰わねばならない。

 鳩山由紀夫の数々の愚行、奇行、言動は一説によるとノーベル平和賞を狙っているとか。ネットで見つけた島田陽一さんという方のブログでは鳩山由紀夫ジミー・カーターを手本にしていると書かれてあった。鳩山由紀夫ノーベル賞受賞とかになったら世も末だが、このノーベル平和賞、過去の受賞者の中にも、アウンサンス-チー、金大中バラク・オバマ、ゴア元アメリカ副大統領、ジミー・カーター東チモールのベロとラモス・ホルタなど首を傾げざるを得ない人もいる。親からの莫大な遺産で金には不自由しない鳩山由紀夫、日本国をずたずたにしたが金の力とはいえ総理大臣を経験した実績、および本人は称賛している常軌を逸した行動で本気でノーベル平和賞を取れると思っているんだろう。困った人ねえ!こんな人を国のトップにしたなんて、日本人は恥としなければならない。

 

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写真:無料写真素材 写真AC 実は何も考えていない人 はむぱん