◆◆◆この記事の目次◆◆◆
はじめに
11月はあと1週間あまりとなりました。この記事を書いている日は11月23日、世間では勤労感謝の日と謂われている国民の祝日です。例年だとこの日は休めないのですが、今年はどういう訳か休みになりました。周りから自分の労働に対して感謝されているかは定かではありませんが、そういえば昔、娘がこの日に私に感謝状のようなものを作ってくれたことがあり、甚く感動したことがありました。その娘もすでに20歳を過ぎ、今日はバイトで朝早くから出かけています。働くことで私の苦労とかを理解した訳ではないでしょうが、自ら働くことよって、働くことの意義とか責任感といったものが娘の心の中に芽生えてきたのは確かなようです。娘の成長をこのように実感するにつけ、私は嬉しくもありながら何となく寂しさも感じています。
ちなみに息子の方は今日塾で模試があるのをすっかり忘れ、約2時間遅れで塾に出かけました。前にもこんなことがあったので、まさか同じ失敗を2回も繰り返すなんて・・・。こいつが一人前になるのは当分先のようです。
途中下車の旅 4 -①~ 県総合運動場駅:静岡県草薙総合運動場
今回も前回の静岡鉄道途中下車の旅の続きです。前回の長沼駅から2つ先の県総合運動場駅で途中下車しました。ここで降りたのは、以前から訪れてみたかった駅名の県総合運動場に行くためです。
県総合運動場、正式名称は静岡県草薙総合運動場といい、スポーツ施設を有する総合運動公園となっています。県総合運動場は1930年7月に静岡鉄道が静岡市内の古庄地区にあった野球場を移設して開設したのが始まりで、1957年の国民体育大会を契機に施設が整備されました。施設は現在、静岡県が所有し、これは知らなかったのですが、実は東京ドームが指定管理者として、管理・運営を行っています。
草薙球場
施設内の硬式野球場、一般的には静岡草薙球場や草薙球場といった名前で呼ばれています。開設以来、高校野球や社会人野球に加え、プロ野球もオープン戦や公式戦が年数試合開催されています。(最近では楽天とヤクルトの主催試合が多いようです。)
あいにく野球場が開場していなかったので、外周だけの撮影になってしまいました。草薙球場の雄姿を観せられず残念です。
草薙球場は、1934年12月に開催された日米野球大会で、日本チームのエースで後に読売巨人軍の初代エースとなる澤村栄治投手が、ホームラン王ベーブ・ルースを三振に取るなど、メジャーリーグの好打者相手に球史に残る好投した球場としても知られています。球場の前には沢村選手とベーブ・ルース選手が対峙する銅像が建立されています。この試合を記念して、草薙球場は澤村-ベーブ・ルースMemorial Stadiumという愛称もあります。
1974年11月にプロ野球公式戦の後に行われた日米野球の巨人VSニューヨーク・メッツの最終戦が当地で行われ、草薙球場は巨人の長嶋茂雄選手が現役選手としてプレーした最後の球場となりました。
他の施設
県総合運動場は野球場の他にも、陸上競技場、競技場、体育館、室内運動場、庭球場、屋内プール、自由広場などの施設があり、静岡県内の運動選手権の会場になることが多いです。
途中下車の旅 4 -②~ 県総合運動場駅:日本平動物園
この途中下車の旅をした10月29日はお日柄も良く、絶好の行楽日和。そこで県総合運動場からちょっと遠出をして日本平動物園まで歩いて行こうと思いました。
日本平動物園は静岡市政80周年の記念事業として、1969年8月に開園しました。現在では約160種700点の飼育動物、面積約13㌶の国内有数の動物園となっています。またサマースクールや幼児教室の開催など、開園当初から児童の情緒教育にも力を入れています。園内には食事処やちょっとした遊園地などもあり、休日に家族連れ、特に小さいお子さんがいるご家庭では最高の観光スポットと言えるでしょう!!
私はあまり動物には興味がなく、動物園を訪れたのは生まれてこの方数回しかありません。最後に出かけたのは子供と実家のある大分県のアフリカンサファリにかれこれ18年くらい前だと思います。子供たちは小学生の頃とかに学校の行事で日本平動物園に遊びに行ったことがあり、そこでの感想も聞いていました。だから一度観てみたいなあとは思っていましたし、今回はその絶好の機会がきたのかなあと思いました。
ただ見所もそうですが、実際に動物園にいってどういう行動すればいいのか分からない、しかも50を超えたおっさんが一人で来場・・・。周りの目もかなり気になります。だけどせっかく動物園に来たのだから見なきゃ損!!ちょっと躊躇しましたが、思い切って来園しました。
せっかくだから動物の写真を撮ろうと思いましたが、いざ撮影しようと思ったら、これがとても困難、動物はやたらめったら動くのでこれぞというものがなかなか撮ることができませんでした。
まずはレッサーパンダ。日本平動物園はレッサーパンダの種別計画管
理を行っており、日本全国で飼育されているレッサーパンダの血縁関係を把握し、適切な繁殖計画を立てています。このことから日本平動物園は「レッサーパンダの聖地」とも呼ばれています。2005年に2本足で立つことでCM等で話題になった‟風太”君もここで生まれました。
実は日本平動物園はレッサーパンダの他にオオアリクイも種別計画管理を行っているのですが、オオアリクイの写真を撮ろうとトライしましたが、思いのほかオオアリクイは動きが速く写真撮影はできませんでした。
猛禽類は写真のジャガーやハイエナ以外にもアムールトラやライオンなどいましたが、動きが速いのとなかなか外に出てこないので撮影は駄目でした。(もうちょっと我慢していたら撮影できたかもしれませんが・・・。)
意外にも鳥類は撮影できました。鳥類は上記以外にワライカワセミやタンチョウなどがいました。
日本平動物園は大型の水槽があり、ペンギンやアザラシ、それにホッキョクグマなどがいました。
このほかにも主なところではチンパンジー、オランウータン、ニホンザル、アジアゾウ、キリン、キツネザル、カピパラ、ミーアキャット、バク、ダチョウ、ワシなどが飼育されています。変わったところでは何故だかヤギとヒツジが飼われていました。
日本平動物園には展望広場があり、オートチェアというリフトに似た乗り物で行くことができます。平行して日本一長いとされるローラースライダーが走っており、その長さは390㍍もあるそうです。ちなみにローラースライダーとは滑降部が面ではなくゴム製のローラーを並べた滑り台のことです。
展望広場にはふしぎな森の城という童話の世界に出てくるような建物があり、動物の着ぐるみを着たり、飼育員さんの体験ができる親子で楽しめる遊び場だそうです。私が訪れた時は、残念ながら閉まっていました。
展望広場からは動物園内を一望できるだけではなく、静岡市内や駿河湾、そして晴れた日には富士山を眺めることができます。
おわりに
巷では新型コロナウイルスの第三波で、GO TOキャンペーンのお陰でせっかく持ち直した経済も先行きが見通せない状況になっています。毎度の繰り返しになりますが、一日も早く新型コロナの感染拡大に終止符が打たれ、以前のように周りを気にすることなく外出できる毎日が来ることを切に願っております。
次回は静岡鉄道途中下車の旅の4回目、県立美術館前駅と草薙駅からの旅を書いてみたいと思います。
参照:Wikipedia 静岡県草薙総合運動場、静岡県草薙総合運動場硬式野球場、
ふじのくに 静岡県公式ホームページ
日本一長いローラースライダー日本平動物園
お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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