今朝の産経新聞のコラム「産経抄」に、3月1日発売の雑誌「正論」4月号についての記述があった。「これが日本再生の救国内閣だ!」という記事で、保守の論客に組閣をしてもらったものだ。コラムにはちょっとしか内容が載ってなく、どうしても3月1日の発売まで待ち切れなかったので、野次馬根性よろしくネットで調べてみた。産経新聞の記者の阿比留さんのブログにこの特集の記述があり、この中で面白かったのは、適菜収さんの(ニーチェなどの高名な研究者だそうだ)推薦する内閣で、布陣は今わかる範囲で以下の通りである。
内閣総理大臣 小沢一郎
外務大臣 鳩山由紀夫
財務大臣 菅直人
防衛大臣 前原誠司
文部科学大臣 輿石東
法務大臣 千葉景子
国家公安委員長 中井洽
行政刷新担当大臣 蓮舫
経済財務担当大臣 与謝野馨
官房長官 仙石由人
いくらなんでもこれはないだろうと思われるが、実はこれは逆説で、適菜さんは、「この内閣で一度地獄を見て、悔い改めない限り日本の再生はない。」とコメントされている。私としては、防衛大臣は社民党の福島みずほ、国家公安委員長には中井洽と丙丁付けがたいが、岡崎トミ子のほうが適任だと思う。特定アジア3国+ロシアが狂喜乱舞し、日本を奈落の底に突き落とすには持ってこいの人事だ!
ちなみにこの特集で、最も首相に相応しかったのは安倍元首相だった。志半ばで辞任されたが、安倍さんが唱えられた「美しい国、日本」は日本再生には必須の内容だと思う。ただ私の個人的な願望だが、首相は稲田朋美議員が適任だと思う。世俗の灰汁に汚れておらず、しっかりとした国家感を持っておられる。YOUTUBEで拝見した限り、国会での答弁は弁も立ち、凛としていて、毅然としたしっかりとしたものだった。かつて英国病と揶揄され衰弱しきった「日の沈まない帝国」イギリスを立ち直らせたのは、「鉄の女」サッチャー女史だった。稲田さんにも似たような風格がある。太古より日本はアマテラスオオミカミや卑弥呼といった女性がリーダーシップを発揮し、国家を運営した歴史もある。そういった意味でも稲田さんは私が今一番期待する政治家であり、彼女なら日本を日のあたる場所に導いてくれるものと信じている。