五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

もうすぐ春の選抜大会ですね、夏に続いて今回も初戦の勝敗を予想をしてみました!?

  3月も半ばを過ぎました。今年は暖冬のようでしたが、ここにきて寒さがぶり返っていて、ここ2.3日は早朝の気温が2℃とか3℃とか1月2月の気温に戻っています。寒がりな私には辛いですが、この寒さももうしばらく我慢すれば、穏やかな春の陽気になるようです。

◆◆◆この記事の目次◆◆◆ 

はじめに

 

 先日の記事とタイトルが似てしまいましたけど・・・。今年も春の選抜高校野球甲子園が近づいてきました。今年は91回目で、今週の土曜日23日に開幕の予定だそうです。残念ながら今春は静岡県からは出場校はありませんでした。秋の東海大会は御殿場西、清水桜ヶ丘、静岡が出場しましたが、健闘むなしく早々と散ったようです。

 選抜大会の組み合わせが15日に決まりました。その報告を受けて、私の愛読(?)紙である日刊ゲンダイは恒例のセンバツ初戦完全予想を発表しました。昨夏の記事で私もゲンダイ紙に対抗する形で夏の大会の初戦完全予想をやってみました。

kitajskaya.hatenablog.com

  結果は日刊ゲンダイが28戦中21戦的中で的中率75%、私Kitajskayaが28戦中14戦的中で的中率50%となりました。これが好評だったかどうかは定かではありませんが、今回も懲りずに、私もゲンダイ同様に選抜大会の初戦を大胆にも占ってみようかと思います。そして前回的中率において25ポイントも差が開いてしまいましたが、今回はこれを少しでも縮めれば、あわよくば私の方が的中率を上回りたいなあとも思っています。

第91回選抜高校野球大会の概要

 

 第91回選抜大会は2019年3月23日から11日間の日程で阪神甲子園球場で開催されます。そしてこれが平成最後の甲子園大会になります。順調にいくと4月3日に優勝校が決まります。

    出場校は32校で、一般枠28校、明治神宮大会優勝枠1校(札幌大谷)、21世紀枠3校(石岡一、富岡西、熊本西)。入場行進曲は槇原敬之さんの「どんなときも。」と「世界に一つだけの花」の2曲で、2曲とも過去の大会の入場行進曲に選ばれています。選手宣誓は広陵の秋山功太郎キャプテンが行います。

第91回選抜高校野球大会の注目のチームと選手

 

  新聞や雑誌、テレビにネットの情報を集め、私なりに総合してみますと、91回選抜大会の優勝候補は札幌大谷星稜履正社でそれに横浜智弁和歌山龍谷大平安筑陽学園が続いているようです。

    注目の選手ですが、まずは明治神宮大会で優勝した札幌大谷から右腕の西原健太投手。西原投手は球速は142㌔と速いというほどではありませんが、独特のフォームから投げ下ろすために打者としてはタイミングがとりずらいようです。札幌大谷には右横手投げの太田流星投手もいて、太田投手は明治神宮大会準決勝の筑陽学園戦であわやノーヒットノーランの好投を見せています。

 明治神宮大会で準優勝した星稜の奥川恭伸投手は今年のドラフト1位候補で、完成度が高く今大会のナンバーワン投手のようです。球速は150㌔、ストレートとキレのいいスライダーを武器に安定したピッチングをしています。

 その星稜と1回戦で当たる履正社にも注目の選手がいます。左のエース清水大投手は最速145㌔、清水投手をみた関係者は体出来ればもっと球速が出ると見ています。また4番を打つ井上広大選手は1年の秋からクリーンナップを任された逸材で、こちらもプロ注目のスラッガーです。

 5年ぶり16回目の出場を果たした横浜。横浜は関東大会では初戦敗退といいところはありませんでしたが、横浜にもプロ注目の左腕及川雅貴投手がいます。及川投手は元U-15日本代表、球速は153㌔でこれは横浜高校の歴代投手の中で最速で、あの松坂大輔投手をも凌ぐそうです。

    その他にも習志野のリリーフでありながら145㌔を出す右腕の飯塚脩人投手、21世紀枠で出場の石岡一のエース岩本大地投手は小柄ながら147㌔の右腕を出しプロも注目しています。秋の九州大会を制した筑陽学園のエース西舘昴汰投手、187㌢の長身から投げ下ろす145㌔のキレのあるストレートを武器に次々と打者を仕留めます。

 選手ではありませんが、智弁和歌山の監督の中谷 仁監督は元プロ野球選手で阪神楽天・巨人で活躍をしています。中谷さん自身も智弁和歌山で甲子園大会に出場し、1996年春は準優勝、1997年夏には優勝と華々しい経歴を誇っています。2013年にプロ引退後、2017年に高校時代の恩師である高嶋仁監督を補佐する形で智弁和歌山の野球部専任コーチに就任、2018年には春の選抜大会で準優勝を果たしています。昨夏に高嶋監督が勇退し、監督を継承しました。中谷監督はプロでの経験を活かし、また楽天時代の監督であった野村克也さんに薫陶を受けたデータ野球にも取り組んでいるそうです。今からその采配が楽しみです。

私が注目する2チームは・・・!?

  

 私が今大会で注目するチームはやはり私の出身である大分県の2チーム、明豊別府市)と大分大分市)です。大分県の高校が春の選抜大会に出場するのは2012年の別府青山以来7年ぶり、2校出場するのは、1974年の大分商津久見、1990年の柳ヶ浦日田林工、2009年の明豊大分上野丘以来10年ぶり4回目です。明豊は強打がそして大分は堅守が特徴のチームで、今回は明豊が九州大会で準優勝、大分は優勝した筑陽学園に延長12回ターブレークの末敗れています。ですので、この2チームは“覇者”筑陽学園と力の上ではそれほど遜色がないとみており、優勝は無理にしても、1976年の日田林工以来のベスト4までは行くのではないかと実は期待しております。

 ちなみにOBとして明豊には現在福岡ソフトバンクホークで活躍されている今宮健太さん、旧別大付属時代には元プロ野球選手の島健さん、歌手の山下久美子(中退)さん、2001年に合併した旧明星時代には元相撲部屋の女将さんでかつて一世を風靡した若貴兄弟の母親の藤田憲子さんがいます。一方の大分には財前直見さん、渡辺典子(後に転入)さんがいます。

 あと明豊の校歌は大分市出身のフォークシンガーで、現在は明豊高校がある別府市の近くの杵築市在住の元かぐや姫南こうせつさんが作曲を手がけたものです。作詞はこうせつさんの奥様がされています。 

第91回選抜高校野球大会 初戦の組み合わせと日刊ゲンダイと私の予想

 

  出場32校の対戦カードです。日刊ゲンダイの予想と私の予想を列記しました。

日時 対戦カード ゲンダイ予想 Kitajskaya予想
1日目1 呉(広島)-市和歌山(和歌山) 市和歌山 市和歌山
1日目2 高松商(香川)-春日部共栄(埼玉) 春日部共栄 高松商
1日目3 履正社(大阪)-星稜(石川) 履正社 履正社
2日目1 日章学園(宮崎)-習志野(千葉) 習志野 習志野
2日目2 明豊(大分)-横浜(神奈川) 横浜 明豊
2日目3 米子東(鳥取)-札幌大谷(北海道) 札幌大谷 米子東
3日目1 津田学園(三重)-龍谷大平安(京都) 龍谷大平安 津田学園
3日目2 盛岡大付(岩手)-石岡一(茨城) 盛岡大付 盛岡大付
3日目3 山梨学院(山梨)-札幌第一(北海道) 山梨学院 山梨学院
4日目1 筑陽学園(福岡)-福知山成美(京都) 筑陽学園 福知山成美
4日目2 広陵(広島)-八戸学院光星(青森) 広陵 八戸学院光星
4日目3 富岡西(徳島)-東邦(愛知) 東邦 東邦
5日目1 明石商(兵庫)-国士舘(東京) 明石商 明石商
5日目2 松山聖陵(愛媛)-大分(大分) 松山聖陵 大分
5日目3 啓新(福井)-桐蔭学園(神奈川) 桐蔭学院 啓新
6日目1 熊本西(熊本)-智弁和歌山(和歌山) 智弁和歌山 智弁和歌山

初戦の予想解説

 

 次に初戦の予想を解説します。

◆第一日目 

    第一試合の呉(広島)VS 市和歌山(和歌山)はゲンダイ、私とも市和歌山が勝つことを予想しています。ともに市立高校ですが、市和歌山は多くのプロ野球選手を輩出しており、県内にも智弁和歌山という強豪があり、秋の近畿大会でも優勝した龍谷大平安に惜敗しています。市立高とはいえ部員の野球レベル自力が相当なものがあると思われるので、21世紀枠では勝利するのは難しいのではと思います。

    第二試合の高松商(香川)VS春日部共栄(埼玉)はゲンダイと意見が分かれました。ゲンダイは146㌔右腕のエースで4番の村田賢一選手がいる春日部共栄が有利と見ています。春日部共栄は関東大会で準優勝もしています。しかし私は高松商が伝統校として甲子園慣れがしていて、3年前には選抜大会で準優勝しています。高松商が何しかしら甲子園に持っているものがあるのではないかと考えて、高松商が有利だとしました。

    第三試合の履正社(大阪)VS星稜(石川)はゲンダイ、私とも履正社としました。初戦屈指の好カード、星稜は今秋のドラフト候補の奥川君を擁していますが、どうやら打力が弱いようです。そうなってくると履正社が一気に畳み掛けてくるような気がして、案外点差が広がるような気がします。

◆第二日目 

    第一試合の日章学園(宮崎)VS習志野(千葉)ですが、これもゲンダイ、私とも習志野と同じ意見です。習志野夏の甲子園で優勝2回を誇る千葉県の名門校で、元中日の谷沢健一さん、元阪神掛布雅之さん、元ヤクルトで現監督の小川淳司さんなど蒼蒼たる面々を輩出しており、練習も結構ハードようです。対する日章学園、宮崎県悲願の甲子園での優勝を狙いますが、ちょっと苦しいですね。ただ習志野の飯塚投手は昨秋は登板した7試合はすべてリリーフで、先発はなかったようです。ですので、早めに先発投手を崩しておけば日章学園の勝機に繋がるかもしれません。ちなみに習志野は市立高校でした。

    第二試合の明豊(大分)VS横浜(神奈川)はゲンダイと私とでは意見が分かれました。ゲンダイは横浜。メディアでは優勝候補の一角としてとらえられているのでそれは当然のことだと思います。ただ横浜は関東大会では初戦敗退、普通ならば選出はされなかったに、それでも春の選抜に選出されたのはドラフト候補の及川選手がいるからという情報もあり、大分県出身の私の判官贔屓ですが、それならば九州大会準優勝で打力のいい明豊にも勝機はあるのではないかと思いました。

    第三試合の米子東(鳥取)VS札幌大谷(北海道)、こちらもゲンダイと私とでは意見が分かれました。ゲンダイは明治神宮大会の覇者札幌大谷。注目の右腕西原、太田という二枚看板でどこのメディアも優勝候補の筆頭としています。私はこの札幌大谷高校に、同じようにプロ注目を右腕山口俊投手(のち横浜→巨人)がいて、2004年に明治神宮大会を制しておきながら翌年の春の選抜では初戦敗退した大分県の柳ヶ浦を思い出してしまいます。下馬評に上がっていない米子東が何かやってくれそうな気がします。

◆第三日目 

    第一試合の津田学園(三重)VS龍谷大平安(京都)、こちらもゲンダイと私とでは意見が分かれました。ゲンダイは近畿大会で優勝した龍谷大平安。今大会最多の41回の出場回数を誇る伝統校で、夏の甲子園大会では優勝3回、準優勝4回、春の選抜大会では2014年に悲願の選抜初優勝を果たしています。そうした名門ですが傑出した選手やチーム状況の情報が無く、逆に言えばそうしたチームの方がバランスがいいので優勝する可能性も高いと思いますが、私は全国的には無名ですが、148㌔右腕の前佑囲斗投手を擁する津田学園のほうが何となくですが、勝利するような気がします。鳥取県勢もそうなんですが、三重県勢はいつも大物食いをしていたような気がするんですね・・・。

    第二試合の盛岡大付(岩手)VS石岡一(茨城)はゲンダイと同じ意見で盛岡大付。プロ注目の岩本投手のいる石岡一ですが、さすがに昨秋の県大会・東北大会12試合を通して9試合が2桁安打の盛岡大付の強打線に叶わないと思います。

    第三試合の山梨学院(山梨)VS札幌第一(北海道)、こちらも同意見で山梨学院の勝利を予測しました。山梨学院の監督は長崎県清峰を2009年春の選抜で初優勝に導いた吉田洸二さん。甲子園での勝つノウハウも熟知されていると思われます。一方の札幌第一ですが、秋の北海道大会決勝で優勝した札幌大谷に敗れはしたもののいい戦いをしていますので、山梨学院も油断すると掬われるかもしれませんね。

◆第四日目 

    第一試合の筑陽学園(福岡)VS福知山成美(京都)はゲンダイと意見が分かれました。ゲンダイは注目右腕の西舘投手で九州大会を制した筑陽学園有利と見ていますが、私は筑陽学園は如何せん初出場、そのプレッシャーも考えれば、ここ数年は春夏を通して甲子園出場を多く経験した福知山成美の方が試合運びが上手いように思います。

    第二試合の広陵(広島)VS八戸学院光星(青森)は今大会の好カード、こちらもゲンダイと意見が分かれました。ともに多くのプロ野球選手を輩出している高校野球の名門校。ゲンダイが推す広陵は過去3度選抜大会で優勝しており、「春の広陵」という異名があるほど選抜に強い学校です。一方私の推す八戸学院光星もOBである巨人の坂本隼人選手の二世との呼び声のある走・功・守の3拍子揃った武岡龍世選手がチームを引っ張っています。明治神宮大会を見てみると広陵は初戦敗退ですが、八戸学院光星は2回戦で高松商に敗退しており、総合力としては八戸学院光星の方が上だと判断しました。

    第三試合の富岡西(徳島)VS東邦(愛知)はゲンダイも私も東邦が勝つと予想しました。富岡西は大学時代の知り合いの母校でもありますが、さすがに県立の進学校では選抜4回優勝、準優勝2回の高校野球の“名門”東邦には苦しいと思いました。

◆第五日目 

    第一試合の明石商(兵庫)VS国士舘(東京)、これもゲンダイも私も明石商が勝つと予想しました。明石商は市立の高校でここ数年力を付けてきました。秋の近畿大会でも優勝した龍谷大平安に延長12回の末僅差で敗れています。国士舘も実力校ですが、地元という地の利もあるので、やはり明石商の有利は固いですね。

    第二試合の松山聖陵(愛媛)VS大分(大分)はゲンダイと意見が分かれました。ゲンダイは松山聖陵が有利、私は地元なので大分が有利と予想しました。松山聖陵は四国大会で準優勝、昨春の選抜大会にも初出場しており、近年強くなってきた高校のようです。それは大分にも言えて、大分県では“万年優勝候補”と揶揄されてきましたが、2014年に夏の甲子園初出場を果たすと2年後の2016年には再度夏の甲子園に出場しています。選抜は初めてですが、まだ甲子園では1勝もしていないので、今大会では悲願の1勝なるかが注目されています。

    第三試合の啓新(福井)VS桐蔭学園(神奈川)、これも私とゲンダイとでは意見が分かれました。ゲンダイの推す桐蔭学園は関東大会を制していますが、続く明治神宮大会では初戦で筑陽学園に10-1と7回コールド負けを喰らっています。今回の出場が16年ぶりで監督は甲子園初采配というのも気になります。対する私が推す福井県啓新、私はこのチームに不気味さを感じています。案の定、秋の北陸大会では福井県3位で出場しましたが、あれよあれよと決勝まで進出し、決勝ではあの星稜を延長15回引き分けまで追い込み、翌日再試合では惜しくも敗れはしたものの、潜在的な力はあると思います。

◆第六日目 

    第一試合の熊本西(熊本)VS智弁和歌山(和歌山)、これは私もゲンダイも智弁和歌山が勝つと予想しました。智弁和歌山の正捕手の東妻純平選手は強肩で知られおり、遠投は125㍍になるのだとか。また中谷監督から考える野球を叩きこまれており、東妻選手を含む4名が4期連続甲子園出場と経験も豊富です。ちなみに東妻選手のお兄さんの東妻勇輔さんは昨年のドラフトで千葉ロッテから2位指名を受けています。対する熊本西ですが、九州大会ではベスト8まで進出しましたが、日章学園にコールド負け。21世紀枠の出場ですが、さすがに力の差は歴然としており、下馬評を覆すのは難しいでしょうねえ。

おわりに

 

   最後になりましたが、前述したとおりこの第91回選抜高等学校野球大会は平成最後の甲子園での野球大会になります。最後に相応しい白熱した試合を期待したいものです。ちなみに私は大分県勢同士の決勝戦を期待していますが、ちょっと無理かな・・・!?

 

追伸:初戦の結果は1回戦が終了した時点で、夏同様に検証したいと考えています。

  

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阪神甲子園球場

 

参照:産経新聞 2019年3月16日付 選抜組み合わせ 23日熱戦スタート

   日刊ゲンダイ 2019年3月18日付 本誌恒例 23日開幕センバツ完全予想

                             1回戦で残る散る高校

   Wikipedia 第91回選抜高等学校野球大会選抜高校野球大会入場行進曲、

           中谷 仁、高嶋 仁、明豊中学校・高等学校広陵高等学校

             大分中学校・高等学校龍谷大学付属平安中学校・高等学校

             明石市立明石商業高等学校

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