最近声を出して笑っていない。笑う門には福来るというが、笑っていないから福が来ないのか?
さて、自分はバラエティ番組が苦手だ。嫁は好きで良く見ているが(といっても、いまやTVは子供が独占していて、スカパーのディズニーチャンネルかキッズステーションが常に流れている。)、どこがそんなに面白いのかよく理解できない。じっくり見ていないのでよく分からないが、弱いものをいじめたり、愚かな者をからかったりして笑いを取っているものが多いように見受けられる。見ていて気分が悪くなり、怒りがこみ上げてくるときもある。もちろん全部が全部とは言えないが、こういう番組を見て子供たちが真似をしないのだろうか?道徳心や規律がこの社会からだんだん消え去っていくような気がする。
ちょっと前だが、ある女性キャスターがマスメディアの報道を国が規制をする法案を阻止しようとアピールしていたが、自分は冷ややかな眼で見ていた。何故なら、弱い立場の人を痛めつけたり、自分の局に対して批判的な記事を書いた作家のところにいきなり押しかけたり、その局こそ基本的人権や公序良俗を一番無視しているように思えたからだ。
個人的な意見を言うと、言論の自由はもちろん必要なことであるが、ただマスメディアは如何せん巨大となり、ある程度の規制がないと危険な方向に行くように思えてならない。大新聞は過去のことを言わないが、日露戦争から太平洋戦争の記事を見ても、大衆を迎合してきたことは事実だろう。
ちょっと脱線してしまったが、こんなことを考えてしまう自分はおかしいのだろうか?
今夜の月は綺麗だったか?
追伸:恐らくこれは日本テレビの事を言っている。当時「電波少年」という番組でこの番組を批判した作家に、アポも取らずまた取材許可も取らずいきなり訪問した。その作家に謝ることが番組の主旨だったようだが、いきなりこんなの事をされ、番組にネタにされた作家先生はいい迷惑である。これって「言論テロ」だろう!