昨日今日は国公立大学のセンター試験、福島大学でも約7000人が受験したようだ。私が受験生だった28年前は、共通一次試験といった。私は共通一次試験の3回生だったと思う。いつから共通一次試験がセンター試験と名称が変わったかは分からないが、この時期は悲喜こもごもの話が聞こえてくる。
私は共通一次試験は2回受けたが、1回目はぼろぼろで、とても国立大学を受験できるレベルでは無かった。北九州の予備校で浪人生活を送り、捲土重来を目指したが、思ったような成績を上げることはできなかった。特に数学、数Ⅰだったと思うが、半分以下しかできなかった。ショックで小倉駅の駅ビルのトイレの中で悔し涙にくれたことを思い出す。
ただ面白かったのは、理科の科目で1回目は化学と生物を選択したが4割ぐらいしか正解できず、特に化学はさっぱり分からなかった。それで思い切って、高校のとき全く習わなかった地学を独自に勉強した。約3ヶ月くらいだったが、蓋を開けたら、地学は8割以上得点することができて吃驚したことを覚えている。
もう四半世紀以上の前の話ではあるが、あの時は自分が輝いていた時期でもあった。ちなみに双子の弟も同じく予備校に一緒に通った。弟の方が出来がいいので、試験の結果もよく希望の大学へもスムーズに進学できた。
写真:無料写真素材 写真AC センター試験 KoK51