五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

夏の思い出

 今年の夏も家族で大分の実家に帰省した。行きも帰りも新幹線を利用した。行きは混雑の具合はそうでもなかったのが、静岡に帰る日が15日で戻りのピークと重なり、新幹線では指定席まで席に座れない乗客でいっぱいだった。
 
 今年はあまり滞在できなかったので、海水浴と近くの川原にできたプールに子供たちを連れていった。去年は子供たちだけで水遊びをさせたが、今年は私も海水パンツを持って帰省し、一緒に水に入ることにした。ずっと上半身裸で過していたせいか、久しぶりに日に焼けてしまい、背中の皮なんかは2回くらい剥けてしまった。

 子供たちと出かけた海水浴場、(長崎鼻というが)は実家から車で30分くらいの所にある。子供のころは家に車がなかったこともあり、そんな遠くまでは行かず、近くの海によく泳ぎに行った。しかし少子化や外で遊ぶ子供が少なくなったこともあるようで、今では近所の海に行く子供もいないようである。もう40年以上昔になるが、水筒に生ぬるい麦茶を入れて、自転車でよくこの海に遊びに行った。普通の砂場とちょっと離れたところに2つ堤防があり、その場所はかなり深く、潮の流れも速かった。堤防から堤防までは直線距離で約70メートルくらいあったが、友達とよくその間を泳いだものだった。海水の流れで沖に流されながらも必死で泳ぐ。懐かしい思い出だが、今ではそんな体力も気力もない。おそらく今そんなことをすれば確実に溺れる。そう思いながら、一緒に海に入って無邪気にはしゃぐ子供たちを見ていた。

 九州の片田舎、のどかな田園地帯が続く故郷、周りは皆知りあいで、犯罪など皆無、出かける時は鍵など必要なかった。今でも長閑ではあるが、最近この近くでも惨たらしい事件が発生している。災いは西よりやって来る。日本は水と安全はタダだと思われてきた。それは世界に誇れることだと思っていたが、それを面白くないと思っている日本人がいた。彼らと邪悪な勢力が手を結び日本を壊そうとしている。最近のマスメディアを見ているとそんな気がしてならない。

f:id:Kitajskaya:20141013214748j:plain干潮の長崎鼻海水浴場