五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

募金

 昔から募金といった類いには関心がなく、募金したという記憶もあまりありません。学校🏫とかで赤い羽根共同募金にも献金させられてはいましたが、田舎だったのか、さほど強制的だったという印象もありません。「募金の要請があったから、募金してね。募金するのを忘れた?しょうがないねえなあ・・・。」っとこんな感じで済んでいたと思います。多分2,3回は募金をするのを忘れていたのではないかと思います。

 社会人となっても、相変わらず募金には興味がありませんでした。たださすがに阪神淡路大震災東日本大震災には僅かばかりではありましたが募金をしました。そういえば最近ではWikipediaが財政的に危機であると訴えた時にも、日ごろブログ記事のためにお世話になっているので、幾ばくかの寄付をしたかな。ただ赤い羽根共同募金のような街頭募金に寄付をすることはありませんでした。対人恐怖症の私にとっては、面と向かって募金するのは恥ずかしかったからだと思います。

 今、赤い羽根共同募金が大変なことになっているようですね。何でも活動実績が怪しげな一般社団法人に2000万近くの寄付を行っていたとか・・・。またある団体には化粧品という名目で800万以上が赤い羽根共同募金から寄付されたというから空いた口が塞がりません。そもそも化粧品って募金の使途の対象外だと思うのですけど・・・。

 さらに言うと、赤い羽根共同募金を運営しているスタッフにも問題があることも表面化してきており、一部には寄付に絡めたマネーロンダリングのような疑惑も浮かびあがってきているようです。ここでは詳細は省きますが、こんな悪知恵を思いつくなら、その知恵や知識を本来の社会福祉に何故活かせないのかと、憤りを感じています。言い方は悪いかもしれませんが、ルフィと名乗る人が起こした強盗詐欺事件と匹敵するくらいこの件は悪質な詐欺事件ではないかと思います。

 こうなってくると募金のあり方についても問題になってくるし、最近起きたトルコ・シリア大地震への募金活動についても、本当に善意で募金したお金が現地の困っている人や支援が必要な人に行き渡るのかが疑問視❔されるのではないのでしょうか?

 テレビや新聞はこの事件をあまり報道してはいませんが、事の真相を詳らかにし、私たちの血税が訳の分からない人たちの訳の分からないことの使われるのを阻止してもらいたいし、それがマスメディアの使命ではないかと私は思っています。

 ともあれ、善意で行っていたとばかり思っていた活動も、お金💴が絡めば、蟻のようにそれに掬う悪意のある人たちがやってくることが分かったこと以上、今後は悪意のある人たちの貯金箱💰に決してさせないための対策も立てやすくなると思います。

 学生の頃、知り合いの苦学生だったO君は授業料や生活費を稼ぐためにバイトを掛け持ち、更には体育会に所属するスーパー・ステューデントでした。それのみならず、募金活動(赤い羽根だったかは忘れましたが)には至極熱心で、ある冬の日には試験が近いにもかかわらず、積極的に街頭に立ち、声を張り上げ、道行く人に募金を募っていました。

 ある時彼に「どうしてそこまでするの?」と聞いた時がありました。O君は「俺以上に困っている人は世の中にはごまんといる。その人たちが幸せになるためにやっている。」と、自分の苦労をものともせずに誇らしげに答えていました。今は音信不通ですが、その彼が今の赤い羽根共同募金の現状を見てどう思うのでしょうかねえ・・・。

 

 

イラスト:無料イラスト素材 イラストAC 赤い羽根共同募金 シルバーバック

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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