五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

孫崎享は中国にうける!?

 中国が我が国の固有の領土である尖閣諸島に露骨にちょっかいを出してから久しいが、昨今の中国のさながら恫喝と思える態度に、さすがに大人しい日本国民も中国の腹黒さや底意地の悪さを見知ったと思う。マスメディアも少しずつではあるが、中国礼賛一辺倒から中国脅威論祖国防衛の必要性を訴えるようになってきたようだ。先月、自民党総裁選で安倍元総理が総裁に選出されたが、これもこうした中国に対する国民の潜在的にもつ危機意識の表れではないのだろうか?だがそうした中でも相変わらず、中国に阿り、よいしょする輩が多数いることも事実である。経済界や朝日新聞毎日新聞テレビ朝日などの一部‘マスゴミ’に顕著である。

 日中国交正常化から既に40年あまり経つが、日中友好とは幻想で、この40年間は中国人の甘い言葉に騙され、巨額の金銭が毟り取らされ、中国国民にその事実を伏せており当然感謝もされない。それどころか中国国民には反日教育を植え付けられ、いまや中国各地で過激な反日デモが扇拡散されてしまった。更には核ミサイルの矛先は日本にも向けられている。40年余りにわたる「日中国交正常化」とはいわば「中国の、中国共産党による、共産党員の為のもの」と言っても過言ではない。

 このように日本は中国というヤクザから恩をあだで返す仕打ちをされても、それでも中国を支持するという神経が私には到底理解できない。おそらく経済界は投資した多額のお金がパーになったりしては元も子もないから、またマスメディアは実は真実をしているが、それを暴露し、今までのことは「間違っていた、すいません」では世間は許してくれないだろう。そしてまたへんなのが現れた。孫崎享、元エリート(?)外交官で最近テレビによく出演されている防衛大学の講師まで務めた御仁である。

 孫崎享(まごさきうけると読む)、Wikipediaの経歴及び主張を参照して見ると、旧満州国鞍山生まれで、東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し、1966年に外務省に入省した。1985年のアメリカ大使館参事官を皮切りに、イラクカナダ大使館公使を歴任し、ウズベキスタン大使、国際情報局長、イラン大使を務める。国際情報局長時代は各国の情報機関と積極的(?)に交流し、外務省の所謂「情報屋」として勤務に従事し、当時の上司は岡崎久彦氏だった。

 2002年から2009年まで防衛大学校で教鞭を執り、2009年3月に退官している。孫崎さんは、親米派が主流である外務省出身者としては異例の反米(ひょっとしてうわべだけかも知れないが…)論者で、著書である「戦後史の正体」や「アメリカに潰された政治家たち」などで独自のアメリカ陰謀論(?)を展開している。これはネットで調べてわかったのだが(私もかなり世情に疎いなあ)、鳩山政権時代に普天間基地移設問題に際し、自称‘外交ブレーン’としてマスメディアに登場し、また沖縄のアメリカ軍海兵隊を九州にある自衛隊施設へ移転させる案を鳩山に進言したそうだ。
 孫崎氏の著作「戦後史の正体」は20万部以上を出版するベストセラーになっているようだ。どこかのコラムで見たが、この本は最新刊の「アメリカに潰された政治家たち」また過去の作品の「日米同盟の正体」や「日本人のための戦略的思考入門」と中身はほぼ一緒だそうだ。素人目で見れば詐欺じゃないかなあと思うだが、それはさておいて、孫崎さんの言いたいことは「アメリカ一辺倒は辞め、これからは中国と組みするべきだ」ってことだろう。孫崎さんの本を全く読んでないので、意見を述べたり、批判することはフェアではないが、雑誌やメディア、ネットから流れてくる情報から見て、やはりこの人の主張はちょっと変かなと思う。

 戦後の日本の外交・経済政策はすべてアメリカの陰謀によって決定し、それに逆らった日本の首相は失脚したと孫さんは言うが、どうかね?東京スポーツの記事ではあるまいし・・・・。そんな一面はあったにせよ、だったらなぜ日本は戦後世界2位の経済大国に成り得たのだろうか?アメリカの陰謀でここまではいかないと思う。アメリカが戦後処理に関わった国は日本を除きすべてぐちゃぐちゃにされている。また孫さんは戦後の首相を「対米追従」と「自主路線派」に分け、「自主路線派」は短命に終わっており、以下の首相を挙げている。重光葵芦田均鳩山一郎石橋湛山竹下登細川護煕福田康夫鳩山由紀夫がそうだが、いくらなんでも福田康夫氏や鳩山由紀夫はないだろう。福田さんは兎も角、鳩山由紀夫は私たち日本人からダメ出しをされた訳で、アメリカ云々の問題でははない。(できることなら本当にアメリカに抹殺しておいてほしいよ、総理を辞めてからこいつ日本の国益を損ねることばかりして、しかもそれが悪いことだとこいつはこれぽっちも思っていない、救いようのないバカ)
 アメリカには辛辣な孫さんだが、中国には殊の外優しい。2012年7月に中国様の腰巾着の朝日新聞のオピニオン欄に

日本人には受け入れがたいかもしれないが、尖閣諸島は固有の領土ではなく係争地であることを認識すべき

とし、日本側の主張を

1895年に尖閣諸島沖縄県に編入し閣議決定を閑居にしている」が、「日本固有の領土と言いますが、わずか100年ほどの領土を固有と呼べるのでしょうか」としている。また「中国は、14世紀には尖閣諸島周辺まで軍事的影響力を及ぼしていたことは歴史的にも明らかであり、尖閣は台湾に属し、台湾は中国に属するから尖閣諸島は中国のものと主張しています。1951年のサンフランシスコ講和条約で日本は千島列島と台湾の領有権を放棄していますから、解釈は一様でないにしても、中国の主張に根拠がないわけではない。

と中国政府が聞いたら泣いて喜ぶような発言をしており、その所為だろうか、同月中国共産党系機関誌の環球時報のインタビューを受け、

(日中が)軍事衝突が発生したら、日本は必ず負ける。釣魚島は台湾の近くに位置し、台湾問題は中国にとっては最重要の問題であって、あの辺りは中国の国防最前線になっている。一旦軍事衝突が生じたら、中国は釣魚島を奪取する可能性は高い。」だの「日本はまず、どこの国が最重要かをはっきりさせるべきだ。それは中国である。最大の貿易パートナーは中国なのだ。米国はすでに最重要な国ではなくなった。この点を日本は真剣に考える必要がある

と調子に乗った妄言を吐いている。お前は中国の工作員か?孫さんの言っていることは、以前当ブログで紹介したトンデモ学者の井上清の理論そっくりじゃん!一連の発言が中国人や頭のおかしい左翼の学者ならともかく、このおっさん、我々の税金で禄をはむ、それも国際社会における日本国及び日本国民の利益の増進を図ることを任務とする’元外交官’である。しかも過去に防衛大学の教授まで務めた人物である。名前の通り中国には‘大うけ’かもしれぬが、日本の国益を著しく損ねる売国奴のそしりを受けても仕方がない。一体どの面下げてものを言ってんだろう?
 そんな孫さん,どの面下げて妄言を吐くのだろうと、ネットで孫さんの出ている画像を調べてみた。何年か前の「朝まで生テレビ」での画像が見つかった。そこには外見からして細見でいかにもプライドが高そうな高慢ちきな顔があった。やっぱりなあと思いながら、しばらく見ていると、孫さん、顔同様、態度も悪く、ふんぞり返って偉そうにしている姿(進歩的左翼の人にありがちな傲岸不遜な態度)が写しだされていた。「朝まで生テレビ」で同席した評論家の潮匡人氏は雑誌「WiLL」2012年2月号で孫さんの印象を次のように述べている。

 ・・・(中略)・・・孫崎氏とは「朝まで生テレビ」(テレビ朝日)で何度か同席した。隣の席に座ったこともある。
 昨年9月の「激論!‘決断できない’日本外交」でご一緒した際も、鳩山首相の「最低でも県外」発言を「鳩山さんは問題提起した」と評価、移設先は「アメリカが考えるべきことで日本が考える必要はない」と暴走。尖閣を「係争地」と明言した。挙げ句、私が反論し続けたせいか、「米軍は出ていけ」「海兵隊は帰れ」と絶叫した。
 キャリア官僚として要職を歴任、大使まで務め、高額な退職金を得て、退官後もベストセラーを連発。マスコミの寵児と化しても、なお、落ち着きがない。本当に困った人物である。

 また陰険な性格でもあるようだ。「戦後史の正体」の書評をジャーナリストの佐々木俊尚氏が朝日新聞で以下のように酷評した。

 ロッキード事件から郵政民営化TPPまで、すべては米国の陰謀だったという本。米が気に入らなかった指導者はすべて検察によって失脚してきたのだという。著者の元外務省国際情報局長という立派な肩書も後押ししているのか、たいへん売れている。しかし本書は典型的な謀略史でしかない。
 日本の戦後史が、米国との関係の中で培われたのは事実だろう。しかしそれは陰謀ではなく、米国の一挙手一投足に日本の政官界が縛られ、その顔色をつねにうかがいながら政策遂行をしてきたからに他ならない。  

 本当のことがばれたのか、ジャーナリストにコケにされてプライドを傷つけられたのか。孫さん、どういうわけか朝日新聞に自身のツイッターで次のように陰湿に反論している。

 朝日新聞関係者へ:「戦後史の正体」への貴紙書評は極めて遺憾。貴紙がどういう対応を取るべきかは、私としては妥当な提案をしているつもり。早急に対応決めないなら批判を高めます。それも伝達済みです。貴紙はtwitter社会の怖さをまだ認識されていないのでしょうか。

  これって、恫喝?自らの主張には好意的な意見もあるが、中には批判的なものもある。これは著述者には宿命だと思うのだけどねえ?いくらクソミソに貶されたからと言って、新聞社を脅すなって大人げない。情けないことに朝日新聞はこの脅しに屈して佐々木氏のコメントの一部を削除したそうだ。(ちなみに~ロッキード事件から郵政民営化、TPPまで、すべては米国の陰謀だったという本。米が気に入らなかった指導者はすべて検察によって失脚してきたのだという。著者の元外務省国際情報局長という立派な肩書も後押ししているのか、たいへん売れている。しかし本書は典型的な謀略史でしかない。~という部分が削除されたようだ。)孫さん、大人になりきってない子供みたい。更に言えば、感情の起伏が激しく周りの迷惑を顧みない韓国・朝鮮人に似ている。まあどっちにしろおかしな人には変わりはない。
 最近の外交官、どうして孫さん同様、河野雅治天木直人といった志の低い人が多いのだろうか?日本の外交官の怠慢ぶりが注目されて久しい。外交官は高い給料をも貰う代償として、現地の邦人を守り、現地の情報収集を行い、日本の国益を死守しなければならない。しかし現実はそういった当たり前の事をせずに、現地では政治家や大企業の幹部の接待要員に追われるようである。また外交官は現地の情報収集と言いながらパーティばかり催し、遊びほうけているという。外交官がすべて悪い訳ではないが、これでは日本の外交がおかしくなるわけだ。孫さんは結局、外交官の阿呆さ加減をアメリカ陰謀説に転嫁してんじゃないのかね?

 

  追伸:この記事を書くのに約2か月もかかってしまった。途中で孫さんのような人ってどうよってな感情が湧いて、書く気力が萎えてしまった。このような売国奴でも日本は優しい。いい国だよなあ!

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写真:無料写真素材 写真AC 天安門広場(中国)MOON CHILD