五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

2018年月世界への旅

 4月になってからは、お天気がはっきりとせず、昨日は少し晴れ間が見えたかと思うと、今日になれば今でも降り出しそうな天気。まるで梅雨空を思わせるような空模様、終始こんな状態が続くとさすがに気分も憂鬱になります。

 そんなモヤモヤとした気分を吹き飛ばすような喜ばしいニュースが舞い込んできました。4月19日付の産経新聞の記事からです。

 宇宙航空研究開発機構JAXA)が日本初の月面着陸機を平成30年度に打ち上げる方針を固めたことが18日、分かった。政府の宇宙政策委員会が 夏までに正式決定する見通しで、旧ソ連、米国、中国に続く無人の月面探査機での軟着陸に挑む。目標地点に高い精度で降り立ち、将来の資源探査に役立つ技術 の確立を目指す。

 関係者によると、20日に開かれる宇宙政策委の小委員会と文部科学省有識者会合で、JAXAが月面探査機「SLIM」(スリム)の計画を説明する。

 小型ロケット「イプシロン」5号機で内之浦宇宙空間観測所鹿児島県)から打ち上げる。開発費は打ち上げ費用を含め100億~150億円程度の見通し。宇宙政策委の了承を経て文科省が来年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む。

 各国の月・惑星探査機の着陸地点は、目標に対し1~数キロの誤差があった。これに対しスリムは、デジタルカメラの顔認識技術を応用してクレーターの位置を認識するなどの方法により、誤差を100メートルまで縮め、目的地に正確に降り立つ技術の獲得を目指す。

 無人探査機による月面着陸は1966(昭和41)年の旧ソ連と米国に続き、中国が2013年に成功。インドも数年以内の実現を目指している。日本は平成19年に打ち上げた月周回機「かぐや」が大きな成果を挙げ、次のステップとして着陸機が待たれていた。

 日本は17年に探査機「はやぶさ」がわずかに重力がある小惑星に着陸したが、重力が地球の数分の1と比較的大きい天体への着陸計画は初めて。将来の火星探査に向け技術を蓄積する狙いもある。

 日本の民間チームも来年後半に米国のロケットで月に探査車を送り込む計画だが、月面への到達は米国の着陸機に依存している。

  記事によると、無人探査機‘スリム’が挑戦する月面へのピンポイントでの着陸は、宇宙技術大国であるアメリカやロシアでも成し遂げていない偉業とのこと、是非とも成功して、日本独自の先進技術を世界にアピールしてもらいたいものです。また今回の月探査は将来の火星探査の布石になっているそうです。何年先か何十年先になるかはわかりませんが、せめて私が生きている間にでも‘人類 火星到達’の吉報があればと思っております。

 夜空に美しい姿を浮かべる月ですが、謎の多い不思議な天体でもあります。私たちが仰ぎみる月は常に同じ面です。月の裏側は地球からは見ることができません。これは月の自転と公転の周期が全く同じという理由ですが、偶然とはいえ不思議ですね。

 偶然と言えばもう一つ、最近よく話題になる皆既日食月と太陽が一直線に並び、月が太陽を隠す現象ですが、これは月と太陽の地球から見た大きさがほぼ等しいからで、月と太陽の大きさ(直径)の比は1:400、月と地球の距離の比も同じく1:400です。ちなみに太陽系の他の惑星の衛星と比較して、衛星としての月は不釣り合いなほど大きいそうです。(衛星の惑星に対する直径比率 月:地球 1:4、ガニメデ:木星 1:27、タイタン:土星 1:23、月は太陽系の衛星の中で5番目の大きさだそうです) 

 さらにアポロ12号は月面に地震計を置き、月上空65㌔の地点から不要になった機材を月面に落下させ、人工的に地震を発生させる事件を行いました。その結果は衝撃的な的なもので、地震波の伝わり方が地球の地震とは全く異なり、「鐘」のようなパターだったとか。しかも地震波の伝わり方や速度が金属に酷似しており、月の内部が空洞でなければならない測定値だったそうです。

 ここから都市伝説(実はこういった類の話、私は大好きです)になるのですが、つまり月は人工的な建造物で、月内部には月世界の人の基地があるという事。それを裏付けるように、2009年には日本の月周回機「かぐや」は月表面に直径60~70㍍ある不思議な穴を撮影しています。この実験を行った後に月に向かって旅立ったアポロ13号は不可思議な事故を起こしています。これは偶然でしょうか?

 こうなってくると、「かぐや姫」の物語も現実味を帯びてきます。あれは実は本当にあった出来事で、かぐや姫は宇宙船に乗って月に帰って行った、実際に物語に出てくる‘光る竹’も大分県と宮崎県の山奥にあると何年か前に歌手の武田鉄矢さんがラジオの番組で言ったことを聴いたことがあります。真偽のほどはともかく、こういったことも宇宙へのロマンを描き立ててくれます。

 そういえば、お隣の国の大統領も随分前に月面着陸の計画を打ち上げていましたね。あれはどうなったのかな?成功すれば随分と低迷している支持率も飛躍的に回復するのに!まあ余計なお世話でしょうけど・・・。

 

参照:産経新聞 4月19日付 月面着陸へ3年後打ち上げ

   Wikipedia 月、月食、日食

   自然科学研究機構 国立天文台ウエブサイト

   望郷クオリア 地球について意外と知られていない9つのこと

   NAVER 雑学:トピック「月」

   巌松堂出版 月に遊ぶ 月と月暦

   ラウンジピュア 世界の怪事件・怪人物

   無料写真素材 写真AC 地球と月と太陽

 

こんな恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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