五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

九州にもマチュピチュがあった!?

お題「帰省」

  今年もお盆の時期を利用して、家族で実家のある大分県に帰省しました。天候の不順は大分でも同じで、帰省中は曇りがちで午後になると雨が強く降ってきてまるで梅雨。今年も4日間滞在しましたが、ついぞ夏らしい青空を拝むことができませんでした。

 それでもお天気が悪いといえども、さすがに毎日毎日家にいるわけにもいかず、ちょうど帰省2日目は天候が崩れないとの予報があったので、かねてから行きたかった“宇佐のマチュピチュ”に出かけることにしました。

 マチュピチュとは私が今さら説明するほどでもありませんが、南米ペルー、アンデス山麓にあるインカ帝国の遺跡で、「マチュピチュ」は現地語であるケチュア語で「老いた峰」という意味だそうです。1911年7月、アメリカの探検家ハイラム・ビンガムによって発見され、1983年にはインカ帝国の首都だったクスコとともにユネスコ世界遺産にも登録されています。最近の研究ではこの遺跡は太陽を観察する観測所、またインカの王族や貴族たちの避暑地ではないかとされています。

 宇佐のマチュピチュ、正式には「西椎谷の景(にししいやのけい」と言われており、大分県の北中部の山間部、宇佐市院内町にあります。この「宇佐のマチュピチュ」、最初に発見したのは何と宇佐市の職員さんだとか!?地元の西椎谷集落の人たちが 秋葉様(火伏せの神)と呼んでいる円錐形の山と棚田や家屋の並びがペルーのマチュピチュの景観にそっくり(?)だと気づき、その話が同僚や付近の住民の間に伝わり、今のブームになったそうです。

 その似ているとされた景観がこちらです。

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  では実際のマチュピチュはどうでしょう?下の写真が本家本元のマチュピチュです。

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 写真を撮った人の腕にも拠りますが、何となく雰囲気が似ているように思えます。

 宇佐のマチュピチュがある宇佐市院内町西椎谷地区には西日本最大と謳われた西椎谷の滝があります。西椎谷の滝は玖珠郡玖珠町宇佐市の境界にある滝で、上流が玖珠町下流宇佐市院内町になります。この西椎谷の滝は日本の滝百選にも選ばれており、東椎谷の滝(ひがししいやのたき)、福貴野の滝(ふきののたき)とともに宇佐の三滝と呼ばれています。

 西椎谷の滝を第一展望台から撮影したのが下の写真です。写真では伝わりにくいのですが、落差86mの高さから一気に落ちていく様は豪快で、かつては“鎮西一の豪瀑”と賞されただけはあります。

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 第一展望台からは滝壺が見ることができませんでしたので、下に降りてみることにしましたが、・・・。残念ながらできませんでした。第二展望台の下る山道の入り口に看板がありました。こんなところにも昨年の熊本・大分地震の影響があったのですね。 

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 宇佐の三滝のひとつである東椎谷の滝には2014年夏に訪れています。その時の様子などを私のほとんど更新していない第2ブログ“ぶらりフォト日記”に書いています。

blog.goo.ne.jp 東椎谷の滝の写真が下の写真です。東椎谷の滝は駐車場も完備されており、宇佐の三滝の中では一番観光に向いていると思います。

 

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 午後になり、宇佐の三滝のひとつ、福貴野の滝に行こうと思いましたが、空模様の関係と両親を2時半に健康ランドに連れて行かなければならないため今回は諦めました。是非とも来年は福貴野の滝に行ってみたいのですが、来年は娘は大学受験、さすがに大分には帰省できないかもしれません・・・。

 

おまけの音楽インカ帝国には太陽に仕えた選ばれた処女たち、「太陽の処女(おとめ)」と呼ばれた女性たちがいました。彼女たちの心情を奏でたのがこの曲だと思います。 


ロス・チャコス ~ 太陽の乙女たち

  

 宇佐市の名産品です。

 

参照:Wikipedia マチュピチュ、西椎谷の滝、東椎谷の滝、院内町(大分県

   宇佐市 観光ガイド 西椎谷の景 「宇佐のマチュピチュ」が今。大注目です!

   トラベルJP 日本の隠れた空中都市?大分・宇佐のマチュピチュが面白い!

   アンデス織物の歴史 太陽に仕えた「選ばれた処女たち」

写真:無料写真素材 写真AC マチュピチュ もえ

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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