五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

春の静岡県学生野球リーグ、静岡大学が創部初の秋春連覇を達成!!悲願の大学選手権出場へ

◆◆◆この記事の目次◆◆◆ 

はじめに

 

 いつの間にかGWも過ぎ去り、新緑の5月残り10日あまりになってしまいました。最近はすっかり夏めいており、通勤には半袖のシャツで十分なくらいになっています。そうなってくると、そろそろ冷房が必要な季節になっていきます。諸物価高騰の折、特に今年はロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー不足が懸念され、猛暑となったら、電気代はどうなるのだろうと、今から戦々恐々としています。

 本題に行く前に、言い訳がましくて申し訳ないのですが、最近は、仕事が立て込んだことと加齢による気力不足により、購読したブログの方々へのご訪問がなかなかできなくなっております。この場をお借りしてお詫びを申し上げます。お詫びは今回で2回目で恐縮いたしたしております。今後の状況もどうなるか分かりませんが、せめて週末には訪問できるように頑張っていきたいと思います。

静岡県学生野球リーグについて

 

 さて今回の記事は、2019年の春から話題にしている静岡県学生野球リーグについてです。

 ちょっとおさらいになりますが、静岡県学生野球リーグとは静岡・岐阜・三重の3県に所属する大学及び高等専門学校硬式野球部構成された東海地区大学野球連盟の中の静岡県に所属する学生野球リーグです。

 1999年にそれまで3県で総当たり戦だったものが、県別に移行となり、静岡・岐阜・三重の各県学生野球連盟が発足し、全国大会への出場校は3県リーグのそれぞれの優勝校による総当たり戦による勝者となりました。

 静岡県学生野球リーグは発足当初は浜松大学静岡大学静岡産業大東海大学海洋学静岡理工科大学の5校で開始されました。2000年春に日本大学国際関係学部が、2002年春には富士常葉大学がそれぞれ加盟し、2013年に常葉大学の大学改編に伴い、浜松大学常葉大学浜松キャンパスに、富士常葉大学常葉大学富士キャンパスに名称を変更、2018年の富士キャンパスの閉鎖に伴って常葉大学富士キャンパスは常葉大学静岡草薙キャンパスに名称変更、更に2019年には常葉大学静岡キャンパスに名称を変更しています。2017年春には聖隷クリストファー大学静岡県学生野球リーグに加わりました。なお今年から東海大学海洋学部は東海大静岡キャンパスに名称変更されました。

 

kitajskaya.hatenablog.com

 

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令和4年春季静岡県学生野球リーグの結果 ~静岡大学、創部初となる秋春連覇達成!!~

 さて注目の春の静岡県学生野球リーグですが、5月16日に全日程を終え、静岡大学が12勝2敗で、昨秋に続き連覇を果たしました。静岡大学の連覇は創部初だそうで、本日、静岡草薙球場で行われている東海地区大学選手権で連勝すれば、2014年以来の全日本大学選手権大会の東海地区代表として出場が決まります。

 新型コロナウイルス感染拡大が止まぬ中で開催された今大会は、例年通り1チーム2試合ずつの総当たり戦で開催されました。ただやはり春先の新型コロナウイルスの影響なのか、開幕の2試合が延期となり、また日本大学国際関係学部が2試合、聖隷クリストファー大学が4試合を出場を避退することとなりました。特に日本大学国際関係学部は不戦敗の対戦相手が下位に低迷する常葉大学静岡キャンパスだっただけに、悔やまれる結果となりました。

 

順位 大学名 試合数 勝利 敗退 引き分け 勝率
1 静岡大学 14 12 2 0 0.857
2 日本大学国際関係学部 14 10 4(2) 0 0.714
3 静岡産業大学 14 9(2) 5 0 0.643
3 東海大学静岡キャンパス 14 9 5 0 0.643
5 常葉大学浜松キャンパス 14 7(2) 7 0 0.500
6 静岡理工科大学 14 4 10 0 0.286
6 常葉大学静岡キャンパス 14 4(2) 10 0 0.286
8 聖隷クリストファー大学 14 1 13(4) 0 0.071

 注)①日本大学国際関係学部 敗退のうち2つは出場辞退によるもの

    静岡産業大学 勝利のうち2つは不戦勝によるもの

    常葉大学浜松キャンパス 勝利のうち2つは不戦勝によるもの

    常葉大学静岡キャンパス 勝利のうち2つは不戦勝によるもの

    聖隷クリストファー大学 敗退のうち4つは出場辞退によるもの

 

年度  優勝校 優勝回数 2位
1999年秋 浜松大学 静岡大学
2000年春 浜松大学 2 静岡産業大学
2000年秋 静岡産業大学 浜松大学
2001年春 静岡大学 浜松大学
2001年秋 浜松大学 3 静岡大学
2002年春 静岡大学 2 浜松大学
2002年秋 日本大学国際関係学部 静岡大学
2003年春 静岡産業大学 2 東海大学海洋学
2003年秋 浜松大学 4 静岡大学
2004年春 日本大学国際関係学部 2 東海大学海洋学
2004年秋 東海大学海洋学 静岡産業大学
2005年春 日本大学国際関係学部 3 東海大学海洋学
2005年秋 東海大学海洋学 2 日本大学国際関係学部
2006年春 日本大学国際関係学部 4 静岡産業大学
2006年秋 日本大学国際関係学部 5 浜松大学
2007年春 日本大学国際関係学部 6 東海大学海洋学
2007年秋 日本大学国際関係学部 7 東海大学海洋学
2008年春 東海大学海洋学 3 日本大学国際関係学部
2008年秋 日本大学国際関係学部 8 東海大学海洋学
2009年春 東海大学海洋学 4 静岡大学
2009年秋 日本大学国際関係学部 9 浜松大学
2010年春 東海大学海洋学 5 浜松大学
2010年秋 日本大学国際関係学部 10 東海大学海洋学
2011年春 日本大学国際関係学部 11 東海大学海洋学
2011年秋 日本大学国際関係学部 12 浜松大学
2012年春 日本大学国際関係学部 13 浜松大学
2012年秋 浜松大学 5 日本大学国際関係学部
2013年春 日本大学国際関係学部 14 常葉大学浜松キャンパス
2013年秋 日本大学国際関係学部 15 常葉大学浜松キャンパス
2014年春 静岡大学 3 常葉大学浜松キャンパス
2014年秋 日本大学国際関係学部 16 静岡大学
2015年春 常葉大学浜松キャンパス 6 日本大学国際関係学部
2015年秋 日本大学国際関係学部 17 東海大学海洋学
2016年春 日本大学国際関係学部 18 東海大学海洋学
2016年秋 日本大学国際関係学部 19 静岡大学
2017年春 日本大学国際関係学部 20 静岡大学
2017年秋 日本大学国際関係学部 21 東海大学海洋学
2018年春 日本大学国際関係学部 22 東海大学海洋学
2018年秋 日本大学国際関係学部 23 静岡産業大学
2019年春 東海大学海洋学 6 日本大学国際関係学部
2019年秋 日本大学国際関係学部 24 東海大学海洋学
2020年春  
2020年秋 日本大学国際関係学部 25 静岡産業大学
2021年春 日本大学国際関係学部 26 静岡産業大学静岡大学
2021年秋 静岡大学 4 日本大学国際関係学部
2022年春 静岡大学 5 日本大学国際関係学部

                        注)浜松大学は現常葉大学浜松キャンパス

令和4年春季静岡県学生野球リーグ寸評

 

 令和4年春の静岡県学生野球リーグの結果を寸評してみます。

 開幕当初は、マウンド度胸のある古川 陽都投手と右のサイドハンドの吉田 哉太投手の右の2枚看板が揃った静岡大学と打力が自慢の日本大学国際関係学部が優勝争いを展開すると予想され、結果もその通りになりました。両者の実力は拮抗しており、実際に5月7,8日に行われた直接対決でも1勝1敗の5分の成績でした。ただ前述したとおり、惜しむらくは日本大学国際関係学部は新型コロナウイルス感染の影響で、対常葉大学静岡キャンパス戦を辞退しており、その結果、10勝4敗となり、惜しくも優勝を逃してしまいました。

 5月15日の対常葉大学静岡キャンパス戦で、常葉大学静岡キャンパスを5-1で下して優勝が決定した静岡大学ですが、決定した瞬間、選手たちは笑顔を見せることなく、淡々と整列したそうです。主将の永井 結登選手によると、これはコロナ禍による不戦の2敗をし、次試合で球場に控えていた日本大学国際関係学部のことを思いやり「グラウンドでは喜ばないこと」を決めていたそうです。

 私はいつもスポーツ観戦をして思うのですが、勝って喜ぶのはわかるのですが、負けたものへの配慮がスポーツ選手には欠けているように思えて、派手なガッツポーズするアスリートたちにはあまりいい印象を持っていなかったのですが、今回の静岡大学の選手たちの行動には気遣いが感じられ、これこそが本当の‟スポーツマンシップ”ではないかと清清しく感じました。これには異論などがあると思いますが・・・。

 主力が抜けて苦戦が予想された静岡産業大学は、優勝した静岡大学に1勝し、強豪の意地を見せ3位と健闘、同率で今季から名称を変更し、心機一転をした東海大学静岡キャンパスがなりました。ただ優勝経験が豊富な2校とも、この成績には満足はしておらず、きっとリベンジを誓っていると思います。両行の秋のシーズンの巻き返しが楽しみです。

 5位に入った常葉大学浜松キャンパスですが、かつての名門も今回も上位2チームには完敗しており、復活にはもう少し時間がかかりそうです。昨秋には過去最高の4位に入った静岡理工科大学でしたが、今回は上位4チームには連敗しており、今季は6位と低迷しました。やはり部員数23名と少ないため、選手層の薄さから底上げするのが秋以降の課題でしょう。同率6位の常葉大学静岡キャンパス、昨秋は新型コロナウイルスの影響で出場を辞退し、今回は1年ぶりとなるリーグ戦でしたが、やはり上位陣との実力の差は高く、不戦勝の2勝を除いて2勝と低迷しており、こちらも選手層の底上げが課題でしょう。今回最下位の聖隷クリストファー大学新型コロナウイルス感染により、不戦敗が4つと勝負ができないこともあり、選手の方々は悔しい思いをされたと思います。秋には万全の態勢で臨んでいけるように頑張ってもらいたいと願うばかりです。

おわりに~祝!!静岡大学全日本大学選手権出場

 

 静岡大学は来月6日から開催される全日本大学選手権大会の投か地区代表をかけて、5月21日から地元である草薙球場岐阜県代表の中京学院大学三重県代表の皇學館大学と対戦しました。5月21日、対皇學館大学戦、静岡大学は6回まで0-4と劣勢に立たされ、敗色濃厚でしたが、雨が激しくなり、まさかの降雨ノーゲームとなりました。

 まさに一生を得た静岡大学ですが、翌22日、仕切り直しで行われた試合で、静岡大学速水 龍太投手が8回1死まで皇学館打線をノーヒットに抑える好投で、皇學館大學を5-0と完封、同日に行われた対中京学院大学戦でも、2-1と接戦をものにして、通算2勝とし、静岡大学は東海地区代表として全日本大学選手権に出場が決定しました。

 静岡大学は全日本学生選手権には今回で3回出場となりますが、全国の晴れ舞台ではまだ1勝もしていません。静岡大学は1回戦で南東北代表の東日本国際大学と対戦します。今回の全日本学生選手権に出場する国公立大は今のところ静岡大学だけで、対する東日本国際大学プロ野球選手を多く選出し、南東北地区でリーグ優勝は33回と強豪ですが、劣勢を跳ね返し、是非とも悲願の1勝を勝ち取ってもらいたいと思います。

 

草薙球場

参照:あなたの静岡新聞

    2022年3月23日付 静岡学生春季リーグ26日開幕 静大、初連覇を狙う

    2022年5月16日付 静大2季連続V 静岡学生野球春季リーグ

   東海地区大学野球連盟 試合速報 

    2022年 東海地区大学野球春季選手権大会 

                 兼 全日本大学野球選手権大会代表決定戦

   スポーツ報知 2022年5月22日付

    静岡大の二刀流・速水が2安打完封 東海地区春季選手権

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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