五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

本ブログ恒例!?夏の甲子園大会初戦不完全(?)予想

 8月になり、連日連夜蒸し暑い日が続いています。この記事を書いている5日の午後ではそれでも、酷暑の一休みなのでしょうか、気温が30℃を下回りいく分かは過ごしやすくなっています。ただやはりエアコンの使用は必至、家🏠にずっと点けっぱなしにしています。毎度のことながら、来月の電気代の請求が怖いです。

 それに加え、ここ最近は新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、最近では感染者数が世界一を記録するという不名誉な記録まで出してしまいました。8月4日付で、全国の1日の感染者数は約23万8千人、東京都で約3万5千人、静岡県でも約7千人と、凄まじいくらいの感染者数の発表があり、去年もそうでしたが前例のない夏場での感染拡大となっています。

 そういえば、ここ1週間くらい、私の知り合いのでも徐々に感染者が出てきており、ついに新型コロナも身近になってきたのかと戦慄を覚えている次第です。最近ではそれ以外にも国内外で、国家の安全を脅かす懸念事項が浮き彫りにされてきており、いつになったらこの悪夢のような状況から脱却できるのか、多くの日本の国民は不安にさいなまれていると思います。

 

◆◆◆この記事の目次◆◆◆ 

 

はじめに

 

 さてそんな状況下でも、夏の全国高校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園が開幕します。今大会で104回目を迎え、先日初戦の組み合わせが発表されました。私の愛読紙(?)である日刊ゲンダイは早速紙面で恒例となっている初戦の勝敗を予想しました。ですので、負けじと私も、初戦の予想をしてみました。予想結果ですが、的中率はここ数回は日刊ゲンダイの圧勝となっています。今回こそ何とかタイに持っていきたいのですが、果たしてどうなることか・・・!?

 ただ一昨年くらいから、日刊ゲンダイは配送の関係から、翌日配達となっており、件の予想記事を目にしたのが、5日の午前中。夏の甲子園大会は8月6日に開幕するので、今大急ぎで記事を作成しています。ですので、ちょっと雑になているかもしれませんが、悪しからずご了承のほどを・・・。

 

kitajskaya.hatenablog.com

 

第104回全国高等学校野球大会の概要

 

 今夏の甲子園大会は第104回目となり、8月6日から休養日を挟んで14日間の開催となっています。今大会のキャッチフレーズは「この夏も、応援したい君がいる。」だそうで、選手宣誓は横浜玉城 陽希主将が、始球式は2006年の大会で駒大苫小牧との熱戦を制し、早稲田実業の初優勝に貢献した‟ハンカチ王子”こと元日本ハム斎藤 佑樹さんが務めます。

 新型コロナウイルス感染防止対策として入場制限が設けられていましたが、今大会は2019年以来3大会ぶりに入場制限が撤廃されて開催されます。また先の選抜大会と同様に、継続試合が導入されます。また昨年と同様に選手の体調を考慮し、3回戦と準々決勝の間・準々決勝と準決勝の間・準決勝と決勝の間に休養日が設けられています。

 開会式は出場校の主将のみ(前年優勝校は主将と副将)が参加、ただし事前のPCR検査で、浜田帝京五有田工九州学院の4校は新型コロナウイルスの集団感染と判断されたため、開会式には参加せず、またこの4校は予防措置として、大会8日目に試合予定が組まれています。また恒例となっている甲子園球場での事前練習は今年は行われません。

第104回全国高等学校野球大会の展望

 

 今大会の優勝候補の本命は3度目の春夏連覇に挑む大阪桐蔭、それに続くのが、昨年の覇者で、春の近畿大会で王者大阪桐蔭を破り優勝した智弁和歌山。ネット🥅での情報ではこの2校がぶっちぎりで、この2校に続くのが、京都国際近江の関西勢と九州国際大付の3校です。

 大阪桐蔭は春の選抜大会では、4試合11本塁打、51得点と圧倒的な強さで優勝、春の近畿大会では決勝で智弁和歌山に敗れたものの、昨年秋からの公式戦では36勝1敗と驚異的な強さを誇ります。大阪大会予選でも、7試合で許した得点は1点と、出場校トップの防御率0.17を誇ります。投手陣も最速148㌔の右腕エース川原 嗣貴投手、センバツで背番号1を背負った最速150㌔の別所 孝亮投手、12歳以下の世界大会で世界一を経験している注目の最速148㌔左腕の前田 悠伍投手と粒ぞろい。また打撃陣でも昨秋の明治神宮大会サイクル安打越えを記録した今年のドラフト注目の松尾 汐恩選手を筆頭に、春のセンバツでは大会記録に並ぶ8打席連続安打を放った4番の丸山 一善選手、50㍍6.0秒の俊足の5番打者海老根 優太選手など粒ぞろい。下位打線も好打者が揃っており、この牙城を崩すのは至難の業でしょう。

 対する智弁和歌山ですが、春の近畿大会を4投手の細かな継投で大阪桐蔭を撃破したように和歌山県大会を継投の妙で制しています。その中心となるのが、最速144㌔のエース塩路 柊季投手と最速149㌔の武元 一輝投手の2人です。打撃陣も中谷 仁監督が「長打力は優勝した昨年より上」と語る様に、県大会5試合で45得点、本塁打9本、チーム打率.383で準決勝までの4試合を全てコールドで勝利するなど強力です。

 京都国際はセンバツ大会開幕2日前に、選手13人が新型コロナウイルス感染のために出場を辞退。その後も新型コロナの後遺症からか、春の府大会でも苦戦が続きました。今秋のドラフト有力候補であるエース森下 瑠大投手も肘の炎症に悩まされ、再登板が6月末と出遅れます。その分今大会にかける思いは強く、昨夏の4強入りのメンバーも多く残っています。

 その京都国際の代わりに出場し、春のセンバツ準優勝の近江は、決勝戦で1-18、また春の近畿大会準決勝でも2-11といずれも大阪桐蔭に大差で敗退していますが、これは最速149㌔右腕エースの山田 陽翔投手が満身創痍の状態だったためで、山田投手は今大会こそ「滋賀県に優勝旗を」の意気込んでいます。チームは山田投手が攻守の中心ですが、ここにきて多賀 章仁監督の的確な継投策や選手起用が注目されています。

 春のセンバツでベスト8に進出した九州国際大付は、小柄な左腕エース香西 一希投手を軸に、投では2年生右腕池田 悠舞投手、打では同じく2年生佐倉 俠史朗選手が中心の投打にバランスが取れたチームです。特に佐倉選手は身長182cm、体重106キロの巨体を活かした豪快なスイングは破壊力抜群で、福岡県大会では打率.500、打点17、本塁打3本を記録し、チームの勝利に貢献しています。

 このほかにも、投手層の厚く走塁に長けた仙台育英、好投手佐山 未來投手を擁する聖光学院、チーム打率.404と屈指の打撃陣を誇る明秀学園日立、最大の激戦地神奈川を制した横浜、大会屈指のスラッガーで今秋のドラフト候補の浅野 翔吾選手を擁し、出場校中チーム打率トップの.438を誇る高松商なども虎視眈々と優勝を狙っています。

初戦の組み合わせ-①:日刊ゲンダイと私の予想

 

 出場49校の対戦カードです。今回も日刊ゲンダイの予想と私の予想を列記しました。前回の選抜大会の予想は日刊ゲンダイに6.7ポイント差、勝ち数で1差に迫りましたが、今回は2020年の交流戦以来の勝ち越しを狙っています。果たして結果はどうなるのかしら!?

 

日時 対戦カード ゲンダイ予想 Kitajskaya予想
1日目1 日大三島(静岡)- 国学院栃木(栃木) 国学院栃木 日大三島
1日目2 明豊(大分)- 樹徳(群馬) 明豊 明豊
1日目3 京都国際(京都)- 一関学院(岩手) 京都国際 京都国際
2日目1 八戸学院光星(青森)- 創志学園(岡山) 創志学園 八戸学院光星
2日目2 愛工大名電(愛知)- 星稜(石川) 愛工大名電 愛工大名電
2日目3 鶴岡東(山形)- 盈進高校(広島) 鶴岡東 鶴岡東
2日目4 近江(滋賀)- 鳴門(徳島) 近江 鳴門
3日目1 海星(長崎)- 日本文理(新潟) 日本文理 日本文理
3日目2 天理(奈良)- 山梨学院(山梨) 山梨学院 天理
3日目3 敦賀気比(福井)ー 高岡商(富山) 敦賀気比 敦賀気比
3日目4 興南(沖縄)- 市船橋(千葉) 市船 市船
4日目1 三重(三重)- 横浜(神奈川) 横浜 横浜
4日目2 日大三西東京)-聖光学院(福島) 日大三 聖光学院
4日目3 二松学舎大付(東東京)- 札幌大谷南北海道 二松学舎大付 札幌大谷
4日目4 県岐阜商(岐阜)- 社(兵庫) 県岐阜商 県岐阜商
5日目1 大阪桐蔭(大阪)- 旭川大高(北北海道) 大阪桐蔭 大阪桐蔭
5日目2 聖望学園(埼玉)- 能代松陽(秋田) 聖望学院 聖望学院
5日目3 鹿児島実(鹿児島)- 明秀学園日立(茨城) 明秀学園日立 明秀学園日立
6日目1 仙台育英(宮城)- 鳥取商(鳥取 仙台育英 仙台育英
6日目2 高松商(香川)- 佐久長聖(長野) 高松商 高松商
6日目3 明徳義塾(高知)ー 九州国際大付(福岡) 九州国際大付 九州国際大付
6日目4 下関国際(山口)- 富島(宮崎) 下関国際 下関国際
8日目1 有田工(佐賀)- 浜田(島根) 有田工 浜田
8日目2 九州学院(熊本)- 帝京五(愛媛) 九州学院 九州学院
8日目3 智弁和歌山(和歌山)- 1日目1試合の勝者

 

初戦の組み合わせ-②:予想解説

 

 次に初戦の予想を解説します。

◆第一日目

  第一試合の日大三島(静岡)VS 国学院栃木(栃木)、初っ端から日刊ゲンダイと私の意見が割れ、日刊ゲンダイは最速145㌔右腕盛永 智也投手を擁する国学院栃木の勝ちを、私は選抜出場の原動力となったエースで4番の松永 陽登投手を擁する日大三島を推しました。ともに守備力のあるチームですが、最後は甲子園の経験の豊富な永田 裕治監督率いる日大三島に分があると思いました。

  第二試合の明豊(大分)VS  樹徳(群馬) 、日刊ゲンダイ・私とも明豊の勝利を予想しました。明豊は好調な打撃陣を背景に決勝まで全試合コールド勝ちと大分県内無敵を誇っています。対する樹徳ですが、ノーシードながら群馬県の並みいる強豪校を撃破して、30年ぶりに甲子園の切符を手にしています。ですので、この試合は白熱した熱戦が繰り広げられると思います。

  第三試合の京都国際(京都)VS 一関学院(岩手)、こちらも日刊ゲンダイ・私ともに昨夏ベスト4、春のセンバツは新型コロナの感染で出場辞退という涙を飲んだ京都国際を推しました。京都国際は前述した森下 瑠大投手を擁し優勝候補、ただ対する一関学院も投打のバランスが取れたチームで、特に岩手県大会では6試合でわずか失点2と守備力に自信があり、京都国際と言えども侮れないと思います。

◆第二日目

  第一試合の八戸学院光星(青森)VS 創志学園(岡山)、日刊ゲンダイと私で意見が分かれました。日刊ゲンダイは春の中国大会の王者で最速147㌔の今大会屈指の岡本 洸太郎投手を擁する創志学園を、私は春10回、夏11回と甲子園大会に出場し、そのうち準優勝が3回ある八戸学院光星を推しました。八戸学院光星は今回チームとしては小粒ですが、豊富な出場経験で甲子園の野球を知っていると思いました。

  第二試合の愛工大名電(愛知)VS 星稜(石川)、実力校同士の対戦となったこの試合、日刊ゲンダイ・私とも愛工大名電の勝利を予想しました。愛工大名電は昨夏の甲子園でまさかの初戦敗退。その後も低迷が続き、ようやく手にした切符ですので、期するものがあると思います。一方の星陵も、昨夏の石川県大会は新型コロナの影響で途中で辞退、愛工大名電同様に期するものがあり、好試合が期待されると思います。

  第三試合の鶴岡東(山形)VS 盈進(広島)、こちらも日刊ゲンダイ・私とも意見が同じで、山形県大会を圧勝し、このところ急速に力をつけてきた鶴岡東を推しました。対する盈進ですが、ノーシードで広島大会を制し、48年ぶりの出場を勝ち取りました。機動力と攻撃力に定評がある盈進ですが、投打にバランスが取れ、勢いがあるという点で鶴岡東に分があるのではと思いました。

 第四試合の近江(滋賀)VS 鳴門(徳島)、日刊ゲンダイ・私で意見が割れ、日刊ゲンダイは優勝候補の呼び声が髙く、好投手山田 陽翔投手を擁する近江の勝利を、私はチーム打率.419を誇る鳴門の勝利を予想しました。鳴門は並みいる強豪を倒し、春の四国大会で優勝しています。鳴門の冨田 遼弥投手は大会屈指の左腕で、選抜大会で大阪桐蔭相手に1-3と惜敗しており、総合力では近江と拮抗していると思います。

◆第三日目

 第一試合の海星(長崎)VS 日本文理(新潟)、日刊ゲンダイ・私とも日本文理の勝利を予想しました。日本文理のエース田中 晴也投手は186㌢、92㌔の恵まれた体格を活かし最速150㌔のストレートを誇る今秋のドラフト候補。対する海星は、長崎県大会での失策が1個と抜群の守備力を誇り、安定した投手力が看板のチームです。ただ試合巧者の海星とは言え、田中投手は容易には攻略できないと思います。

  第二試合の天理(奈良)- 山梨学院(山梨)、強豪校同士の対決となったこの試合、日刊ゲンダイ・私とで意見が割れました。日刊ゲンダイはチーム打率.429と最速144㌔右腕榎谷 礼央投手、最速142㌔の山田 悠希投手の2枚看板を誇るで山梨学院を、私は投打のバランスが良く、総合力では天理が上だと判断しました。両チームともセンバツでは初戦で敗退していますので、これがリベンジマッチとなります。

 第三試合の敦賀気比(福井)VS 高岡商(富山)、北陸勢同士の対戦は、日刊ゲンダイ・私とも敦賀気比の勝利を予想しました。敦賀気比も新型コロナの影響で本格的に始動したのは6月からですが、底力があるので福井県大会を制しています。一方の高岡商ですが、破壊力のある打線が持ち味ですが、如何せん投手力が弱いのがネックです。ただ高岡商関連はことごとく予想を外していますので、どうなるかは・・・。

 第四試合の興南(沖縄)VS 市船橋(千葉)、強豪校同士の対戦となったこの試合、日刊ゲンダイ・私とも激戦区千葉で全員野球をモットーに接戦を制した市船を推しました。興南生盛 亜勇太投手は最速147㌔を誇る本格的右腕ですが、チーム打率が.316と出場チーム中40位と攻撃力が弱い面があります。興南としては市船橋の左右両エースの2枚看板をどう打ち崩せるかが、勝利の鍵となると思います。

◆第四日目

  第一試合の三重(三重)VS 横浜(神奈川)、こちらの試合は日刊ゲンダイ・私とも横浜で意見が一致しました。横浜の投手陣は左腕の杉山 遥希投手、控えの右腕鈴木 楓汰投手はともに2年生ですが、チーム防御率.0.69と鉄壁な守りを誇ります。杉山投手は昨夏の甲子園も経験しています。一方の三重も昨夏の甲子園を経験し、県大会では毎試合2桁安打を記録していますが、横浜の守備陣を崩すのは困難でしょう。 

  第二試合の日大三西東京)VS 聖光学院(福島)、強豪校同士の対戦となりましたが、日刊ゲンダイ西東京大会6試合で74得点、チーム打率.413の強力打線を誇る日大三を、春のセンバツでも抜群の安定感を見せた好投手佐山 未來投手のいる聖光学院を推しました。聖光学院は春の東北大会も制しており、センバツでも同じ東京の二松学舎大付を破っているので、東京勢には相性がいいと思います。

  第三試合の二松学舎大付(東東京)VS 札幌大谷南北海道)は、こちらも日刊ゲンダイ・私とで意見が割れました。日刊ゲンダイは投打のバランスが良く、安定した戦いで東東京を制した二松学舎大付を、私は172㌢と小柄ながら、最速148㌔のストレートを持つ左腕の森谷 大誠を擁する札幌大谷を推しました。森谷投手はノーヒットノーランも達成しており、投手力札幌大谷が有利と見ました。

  第四試合の県岐阜商(岐阜)VS 社(兵庫)、この試合は日刊ゲンダイ・私とも甲子園の出場経験豊富な鍛治舎 巧監督が率い、多彩な投手陣を擁して2年連続30回出場の県岐阜商が勝利すると見ました。対するも最速147㌔の右腕エース芝本 琳平投手と堀田 柊の投手2枚看板は大会屈指とされ、プラス堅守が持ち味のチームです。初出場とはいえ、激戦区兵庫を制しての甲子園、一波乱があるかもしれません。

◆第五日目

 第一試合の大阪桐蔭(大阪)VS 旭川大高(北北海道)、この試合は日刊ゲンダイ・私とも大阪桐蔭が勝利すると見ました。大阪桐蔭は春のセンバツ、続く大阪大会で他を圧倒する絶対的な強さがあり、今大会では通算3度目の春夏制覇に挑みます。注意するは油断でしょうが、その隙も今のチームには見当たりません。対する旭川大高Wエース体制で投手力が売りものですが、如何せん相手が悪すぎましたね。

  第二試合の聖望学園(埼玉)VS 能代松陽(秋田)、この試合も日刊ゲンダイ・私と意見が一致で、激戦区埼玉を制した聖望学園を推しています。聖望学園は県大会決勝でセンバツ大会ベスト4の強豪浦和学院を破り、甲子園出場を決めています。対する能代松陽は前身の能代商以来の11年ぶりの出場で、コツコツと粘り強く単打でつなぐ打線が持ち味です。接戦に持ち込めば、能代松陽にも勝機があると思います。

 第三試合の鹿児島実(鹿児島)VS 明秀学園日立(茨城)、この試合から2回戦となります。古豪と新設校の様相を呈した対戦は、日刊ゲンダイ・私ともチーム打率.408、県大会4試合がコールド勝利と大会屈指の強力打線をもつ明秀学園日立の勝利と見ました。対する鹿児島実は安定した投手力とチーム打率や得点力は低いですが、しぶとい攻撃が身上のチーム。接戦に持ち込めば鹿児島実が有利かもしれません。

◆第六日目

  第一試合の仙台育英(宮城)VS 鳥取商(鳥取)、この試合は日刊ゲンダイ・私とも総合力で上回る仙台育英の勝利を予想しました。仙台育英は「守備と走塁のチーム」を今年のテーマに掲げた通り、何と14人が140㌔の速球を投げる層の厚い投手陣と機動力で県大会を制しました。対する鳥取は小刻みな継投と粘り強さが身上のチーム。ただ実力の差は大きく、劣勢を跳ね返すのは困難だと思います。

 第二試合の高松商(香川)VS 佐久長聖(長野)、こちらも日刊ゲンダイ・私とも同じ意見で、プロ注目のスラッガー浅野 翔吾選手を擁し、出場校中チーム打率トップの.438を誇る高松商を推しています。対する佐久長聖は、機動力を駆使し、チャンスは犠打と盗塁で走者を進め、確実にものにする手堅い野球を堅持しています。高松商投手力は幾分弱いですが、佐久長聖がそこをつけるかが課題となるでしょう。

 第三試合の明徳義塾(高知)VS 九州国際大付(福岡)、実力校同士の対戦となったこの試合、日刊ゲンダイ・私ともセンバツ大会ベスト8で投打のバランスのよく、優勝候補にも挙げらている九州国際大付が勝利すると見ました。対する明徳義塾ですが、投打とも平凡でこ突出したものがありませんが、百戦錬磨の名将馬淵 史郎監督が率いるチーム、九州国際大付としても油断ならない相手だと思います。

  第四試合の下関国際(山口)VS 富島(宮崎)、この試合は日刊ゲンダイ・私ともここ数年で力をつけてきた下関国際を推しています。下関国際は昨春のセンバツ出場メンバーが14名残り、終盤の驚異的な強さを発揮してきました。対する富島のエース日髙 暖己投手は大会屈指の本格的右腕で、184㌢の上背から繰り出す速球は最速148㌔になります。この試合は1,2点を争う緊迫したものになるような気がします。

◆第八日目

  第一試合の有田工(佐賀)VS 浜田(島根)、この試合は日刊ゲンダイ・私で意見が分かれました。日刊ゲンダイは1試合の平均犠打数が出場校トップで走者を確実に進める手堅い野球が身上の有田工を、私は1試合平均3.8個の盗塁と機動力が身上の浜田を推しました。両校とも実力は拮抗しており、最終的には出場回数が12回の浜田の方が2回の有田工のよりも甲子園を知っていると上で試合が有利に動くと思います。

 第二試合の九州学院(熊本)VS 帝京五(愛媛)、この試合は日刊ゲンダイ・私とで意見が一致し、九州学院を推しました。九州学院はヤクルトの村上 宗隆の弟の村上 慶太選手がチームを引っ張っており、長打力が自慢のプロ注目の打者です。対する帝京五は県大会では2度の延長を制するなど競い合いに滅法強いチームで、帝京五九州学院を如何に競い合いに持ち込むかが、勝敗の鍵を握ると思います。

 第三試合は智弁和歌山(和歌山)- 1日目1試合の勝者ですが、智弁和歌山は前述した通り、破壊力満点の強力打線を持ち、投手力も県大会5試合で失点はわずか5、しかも準決勝まではすべて継投で勝利し、決勝は塩路 柊季投手が完投するなど、こちらも盤石かつ豊富な投手陣を持っています。ですので、1日目1試合の勝者が日大三島でも国学院栃木でも、智弁和歌山の牙城を崩すには相当な困難が予想されます。

おわりに

 

 この記事を大方書き終えて、時計を見てみました。時刻はちょうど6日の午前7時50分⌚、何とか夏の甲子園に間に合ったんなあと安堵しています。昨今は暗い話題だけがニュースを賑あわせる中、せめて夏の高校野球大会が開催期間中の時くらいは、平和で穏やかな日本をあってほしいと切に願っています。

 

阪神甲子園球場

参照:Wikipedia 第104回全国高等学校野球選手権大会

   日刊ゲンダイ 2022年8月5日付

    6日開幕 本紙恒例 夏の甲子園大会完全予想 初戦で勝つ 負ける高校

   高校野球ニュース 夏の甲子園・2022年特集ページ、優勝候補、ランキング他

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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