五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

第103回夏の全国高校野球甲子園大会、前回の雪辱なるか!!注目(?)の結果発表

◆◆◆この記事の目次◆◆◆ 

はじめに

 

  8月もあと数日で終わろうとしています。今月は中頃はまるで梅雨に戻ったよう長雨が続き、ようやく雨も収まったかと思うと、今度は連日の猛暑。県内でも日中の気温が30℃を超える日々が続いており、浜松市天竜佐久間で35℃以上を記録しています。この暑さ、いつまで続くかわかりませんが、暦の上ではもうすぐ秋、四季という日本の独特の風情というべきものがだんだんと壊れていくようで、私としては一抹の寂しさ・虚しさを感じています。

第103回全国高校野球選手権大会初戦の勝敗結果

 

 さて8月8日の記事で第103回全国高校野球選手権大会の初戦の予想をしましたが、初戦の予想結果が下の表です。

 

kitajskaya.hatenablog.com

 

日時 対戦カード 結果 ゲンダイ予想 Kitajskaya予想
1日目1 日大山形(山形)- 米子東(鳥取 日大山形
1日目2 新田(愛媛)- 静岡(静岡)  新田
1日目3 東明館(佐賀)- 日本航空(山梨) 日本航空
2日目1 智弁学園(奈良)- 倉敷商(岡山) 智弁学園
2日目2 広島新庄(広島)- 横浜(神奈川) 横浜
2日目3 高岡商(富山)- 松商学園(長野) 松商学園
2日目4 東北学院(宮城)- 愛工大名電(愛知) 東北学院
3日目1 明桜(秋田)- 帯広農(北北海道) 明桜
3日目2 県岐阜商(岐阜)- 明徳義塾(高知) 明徳義塾
3日目3 神戸国際大付(兵庫)- 北海(南北海道 神戸国際大付
3日目4 小松大谷(石川)- 高川学園(山口) 高川学園
4日目1 長崎商(長崎)- 熊本工(熊本) 長崎商
4日目2 専大松戸(千葉)- 明豊(大分) 専大松戸
4日目3 阿南光(徳島)- 沖縄尚学(沖縄) 沖縄尚学
4日目4 鹿島学園(茨城)- 盛岡大付(岩手) 盛岡大付
5日目1 大阪桐蔭(大阪)- 東海大菅生西東京 大阪桐蔭
5日目2 近江(滋賀)- 日大東北(福島) 近江
5日目3 西日本短大付(福岡)- 二松学舎大付(東東京) 二松学舎大付
5日目4 京都国際(京都)- 前橋育英(群馬) 京都国際
6日目1 智弁和歌山(和歌山)- 宮崎商(宮崎)
6日目2 作新学院(栃木)- 高松商(香川) 高松商
6日目3 樟南(鹿児島)- 三重(三重) 三重
6日目4 日本文理(新潟)- 敦賀気比(福井) 敦賀気比
7日目1 弘前学院聖愛(青森)- 石見智翠館(島根) 石見智翠館
7日目2 浦和学院(埼玉)- 1日目1試合の勝者
 
 さて、私が勝手に注目している的中率がですが、結果はこうなりました。

日刊ゲンダイ 23戦中 16戦的中 的中率 69.5%

Kitjskaya   23戦中 13戦的中 的中率 56.5%

     (智弁和歌山VS宮崎商戦は宮崎商が出場を辞退したためノーカウントにしました。)

 今回は前回と比較して的中率が0.3ポイント上昇しました。ただ日刊ゲンダイとの差は13ポイントと依然大きな差があります。しかし日刊ゲンダイは前回より的中率を17.5ポイント落としており、若干ですが、私の分析も向上しているのかなあと勝手に思っています。

第103回全国高校野球選手権大会初戦の寸評

 

 ちょっと言い訳がましいですが、初戦の寸評してみます。

◆第一日目

  第一試合の日大山形(山形)VS 米子東(鳥取)、序盤から優位に試合を進めた日大山形が勝利しました。春夏通じて「甲子園4元号勝利」を目指す米子東でしたが最後まで粘りを見せるも、勝利は来年以降に持ち越しとなりました。

  第二試合の新田(愛媛)VS  静岡(静岡) 、日刊ゲンダイ・私とも予想が外れ、新田の勝利、静岡の長身エース高須 大雅選手は自分のピッチングができずにまさかの途中降板。下馬評が髙かったことと地元だということもあって、静岡の初戦敗退は残念でした。

 第三試合の東明館(佐賀)VS 日本航空(山梨)、日本航空の188㌢の長身左腕ヴァデルナ・フェルガス選手の活躍で完封勝利。ただ敗れたとはいえ、東明館は、途中までは緊迫した投手戦をしており、来期以降の活躍が楽しみです。

◆第二日目

  第一試合の智弁学園(奈良)VS 倉敷商(岡山)、予想通りに優勝候補の一角でもある智弁学園が、投打に圧倒して倉敷商に勝利しました。倉敷商も9回に驚異的な粘りを見せたものの、残念ながら反撃は及びませんでした。

  第二試合の広島新庄(広島)VS 横浜(神奈川)、日刊ゲンダイの予想が当たり、横浜の勝利。ただ広島新庄は9回表まで2-0と横浜をリードしており、9回の投手交代が仇になってまさかの逆転サヨナラ!?機動力を活かし効率的な野球をする‟広島野球‟の典型的なチームだっただけに初戦敗退は残念でした。

  第三試合の高岡商(富山)VS 松商学園(長野)、打力のある松商学園が17安打と猛打爆発し、17-4と大差をつけて高岡商を撃破しました。それにしても私の予想は3度目の正直ならず、今回も外れてしまいました。ちょっと悔しい・・・。

 第四試合の東北学院(宮城)VS 愛工大名電(愛知)、前の記事で一波乱があるかもと書きましたが、本当になってしました。優勝候補の筆頭である愛工大名電が春夏通じて甲子園初出場の東北学院にまさかの敗退。ただ勝利した東北学院は部員に新型コロナウイルス感染者が出たため、続く2回戦を辞退しました。ご時世とはいえ、選手にとっては悔やみきれない結果となり、同情することしきりです。

◆第三日目

 第一試合の明桜(秋田)VS 帯広農(北北海道)、3日間の順延を経て再開された試合でしたが、明桜が接戦を制して勝利しました。今大会No.1投手の呼び声高い明桜のエース風間 球打選手に帯広農も食らいつき一時はリードしましたが、決定打が出ずに惜敗しました。

  第二試合の県岐阜商(岐阜)- 明徳義塾(高知)、選手のみならず県岐阜商鍛治舎 巧監督と明徳義塾馬淵 史郎監督と監督通しの対決となったこの試合は日刊ゲンダイ・私の予想が外れ、明徳義塾の勝利となりました。試合は1点を争うシーソーゲーム、9回サヨナラと見ごたえのある試合でした。

 第三試合の神戸国際大付(兵庫)VS 北海(南北海道)、奇しくも選抜の開幕カードの対決は選抜同様に神戸国際大付の勝利となりました。こちらも前試合と同様に1点を争う好ゲーム、それにしても北海は初戦で神戸国際大付と対戦するのが今回が3回目で、いずれも敗退しており苦手意識ができたかもしれませんね!?

 第四試合の小松大谷(石川)VS 高岡学園(山口)、試合開始が午後7時10分・試合終了が午後9時40分と最も遅い時刻となったこの試合は、高川学園が一時5点差あった点差を返し、9回押し出しによる劇的なサヨナラで、小松大谷を破りました。

◆第四日目

  第一試合の長崎商(長崎)VS 熊本工(熊本)、九州勢同士の対決となったこの試合は13安打8得点と打線が爆発した長崎商が、打力がある熊本工を制し勝利しました。熊本工も13安打と打線も奮起しましたが、チャンスにあと1本が出ませんでした。

  第二試合の専大松戸(千葉)VS 明豊(大分)、初戦屈指の好カードでしたが、予想以上に点差が付き、投打に勝る専大松戸が、春の選抜準優勝明豊を降しました。過去大分県勢は選抜でいい成績を残すと夏の大会は活躍できないジンクスのようなものがありましたが、やはり今回も同様で初戦で散ってしまいましたね・・・。

  第三試合の阿南光(徳島)VS 沖縄尚学(沖縄)は、総合力で上回る沖縄尚学が打っては13安打8得点、投げては當山 渚選手が2安打12奪三振、5回以降はノーヒットピッチングで阿南光を投打で圧倒し勝利しました。

  第四試合の鹿島学園(茨城)VS 盛岡大付(岩手)、日刊ゲンダイ・私の予想通りに盛岡大付が勝利しました。鹿島学園は初出場で、果敢に攻撃をしていましたが、甲子園出場経験豊富な盛岡大付が方が戦い方においては一枚上手でしたね。

◆第五日目

 第一試合の大阪桐蔭(大阪)VS 東海大菅生西東京)、こちらも初戦屈指の好カードとなった試合は大阪桐蔭が接戦を制しました。この試合は8回表の途中、東海の大菅生の攻撃中に雨天コールドゲームとなり、得点圏にランナーを置いていた東海大菅生にとっては悔やみきれない試合になりました。

  第二試合の近江(滋賀)VS 日大東北(福島)、前日の雨天ノーゲームからの再試合となった一戦は強力打線が売り物の近江が勝利しました。日大東北は投打の中心である吉田 達也選手がアクシデントで初回1アウトで交替したのが痛かったですね。

 第三試合の西日本短大付(福岡)VS 二松学舎大付(東東京)、雨天順延となったこの試合は少ないチャンスをものにした二松学舎大付が投打のバランスがいい西日本短大付を降しました。二松学舎大付秋山 正雲選手は139球完封勝利を修め、「東京No.1サウスポー」の片鱗を見せています。

 第四試合の京都国際(京都)VS 前橋育英(群馬)、白熱した投手戦となったこの試合は京都国際のサウスポー森下 瑠大選手がホームランで挙げた1点を守りきり10奪三振完封と、甲子園優勝経験もある前橋育英を降しました。

◆第六日目

  第一試合の智弁和歌山(和歌山)VS 宮崎商(宮崎)、この試合は宮崎商で部員が新型コロナウイルスに感染したため出場を辞退しました。そのため智弁和歌山の不戦勝となりました。春の選抜で大敗を糧に、練習環境も制約された中で勝ち取った甲子園の切符でしたが、このような悲劇的な結末を迎え、宮崎商の選手たちの気持ちを思うと悲しくなります。また不戦勝の智弁和歌山の選手たちの気持ちも複雑だと思います。

 第二試合の作新学院(栃木)VS 高松商(香川)、この試合の勝敗を付けるに迷いました。結局作新学院を推しましたが、実際の結果は追いつつ追われつつの接戦で、このシーソーゲームを制したのは高松商でした。予想が外れちょっと悔しいです。

 第三試合の樟南(鹿児島)VS 三重(三重)、この試合は日刊ゲンダイが推す強力打線が売り物の三重勝利しました。ただ試合は投手戦となり、私今大会屈指の左腕西田 恒河選手を擁する樟南はあと1本が出ず惜敗しました。

  第四試合の日本文理(新潟)VS 敦賀気比(福井)、両チーム合わせて30安打と打撃戦となったこの試合、前半でリードした敦賀気比が逃げ切りました。日本文理の追い上げも凄まじく、2009年の中京大中京との決勝戦を彷彿させる試合でした。

◆第七日目

  第一試合の弘前学院聖愛(青森)VS 石見智翠館(島根)、緊迫とした試合展開になりましたが、県大会決勝戦ノーヒット・ノーラン山崎琢磨選手を擁し投手力で勝る石見智翠館が、粘る弘前学院聖愛を振り切って勝利しました。

 第二試合は浦和学院(埼玉)- 1日目1試合の勝者、浦和学院VS日大山形となったこの試合ですが、私は浦和学院の勝利を予想しましたが、試合は前半のチャンスをものにした日大山形が9回2死満塁と最後まで粘る浦和学院を振り切って勝利しました。

おわりに

 

 今年の大会は本日決勝戦を迎え、ようやく長った大会に終止符を打ちます。このブログ記事を更新したくらいには恐らく結果が出ていると思います。今年の大会は新型コロナウイルス感染拡大の観点から無観客試合となりました。そして折からの長雨、結局過去最多の7日間の順延となりました。悲しいことに新型コロナウイルスに感染した部員が出たため、宮崎商東北学院が出場を辞退しました。

 今回の決勝戦奈良県智弁学園和歌山県智弁和歌山の対戦となりました。これまでいろいろありましたが、やはり最後は何か感動できるものや話題になるものになっていくのは、注目すべき大会だからこそで、何か見えないものが働いているのではないかと思います。

 最後になってしまいましたが、またこれは繰り返しになりますが、新型コロナウイルスという騒動に早く終止符を打ち、野球に限らず、若者たちが自由に青春を謳歌できるようになることを切に願っています。

 

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阪神甲子園球場

 

参照:ベースボールチャンネル 高校野球結果速報

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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