五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

今年も日刊ゲンダイに対抗(?)して、恒例の第94回選抜高校野球大会⚾の予想をやってみた!?

 3月も中旬になり、朝晩は多少冷え込むことはあってもようやく暖かくなりました。もうすぐしたら桜🌸の開花も発表されます。新型コロナウイルスの感染拡大やウクライナ情勢など何かと喧噪が激しい世の中ですが、季節は確実に過ぎています。

◆◆◆この記事の目次◆◆◆ 

はじめに

 

 さて今年も春の選抜高校野球大会の開催が近づいてきました。今年は過去最大と言われる新型コロナウイルス感染第6波の影響下で、感染者が爆破的に増加し、大会の開催が危ぶまれていましたが、昨年と同様に無事開幕できるようになったことは喜ばしいことです。まだ予断は許しませんが、徐々に感染者も減少傾向にあり、選抜大会の開幕までには激減していることを願うばかりです。

 さてその選抜大会ですが、組み合わせ抽選が去る4日に行われ、1回戦16試合の対戦カードが発表されました。それを受け今年も私の愛読(?)紙である日刊ゲンダイは恒例のセンバツ完全予想を発表しました。今回もこのブログで恒例(?)となっている‟予想対決”をやってみることにしました。

 

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第94回選抜高校野球大会の概要

  

  94回目となる今回の選抜高校野球大会、出場校は例年通りの32校で、3月18日から11日間の日程で阪神甲子園球場で開催されます。今年度は明治神宮大会が従来通り行われたため、同大会で優勝した大阪桐蔭の近畿地区が1枠増えました。昨年4校だった21世紀枠は3校となりました。

 入場行進曲は音楽ユニットYOASOBIの「群青」となりました。ただ昨年と同様に開会式の全校での入場行進は実施せず、初日の6校にて実施の予定のようです。選手宣誓は倉敷工福島 寛太主将が行います。

 昨年は入場者数上限は1試合あたり1万人でしたが、今大会では2万人まで引き上げられました。昨年はブラスバンドの応援はできませんでしたが、今年は50人を上限に認められています。

 なお今大会から、降雨などで試合が途中で中止になった場合は、翌日以降に引き続いて試合を行う「継続試合」が導入されています。このため降雨によるノーゲーム、コールドゲームはこれからはなくなります。また投手のけが防止のため、従来より打球速度を抑えた金属製バットが今大会から導入されます。

第94回選抜高校野球大会の注目のチームと選手

 

  今大会も新聞、雑誌及びネットで情報を習得・分析し、私なりに注目するチームと選手及び優勝候補を述べてみたいと思います。

 今大会で特に下馬評が高いのは大阪桐蔭京都国際九州国際大付の3校で、それに花巻東木更津総合山梨学院広陵が続きます。

 今大会で最も注目される選手は花巻東佐々木 麟太郎選手でしょう。まだ1年生ながら、すでに高校通算本塁打は50本を記録しており、記録を持つ北海道日本ハム清宮 幸太郎選手の1年時の記録を倍近く上回っています。身長183センチ、体重117キロの巨体から軽々と打球を飛ばす姿は他校の脅威となっており、全国デビューとなった秋の明治神宮大会では、打率.600、2本塁打(國學院久我山戦でソロ、広陵戦で3ラン)、9打点と、圧倒的な破壊力を見せつけています。

 佐々木選手をはじめ、今大会では1年生に有力選手が目白押しのようです。投手では大阪桐蔭のサウスポー・エース前田 悠伍投手、前田投手は最速145㌔の速球を繰り出し、チーム最多の11試合を投げて、防御率0.78、奪三振51と抜群な成績を残しています。特に防御率は今大会出場選手ではNo.1の成績です。前田投手は打者としても、打率.348・打点7・本塁打1本と非凡なものを持っています。

 打者で注目されている1年生では、前述した佐々木選手の他に、九州国際大付佐倉 侠史朗選手と広陵の‟ボンズ”と呼ばれている真鍋 慧選手がいます。

 九州国際大付の佐倉選手は佐々木選手同様に身長182cm・体重104キロの巨体を活かした豪快なスイングは破壊力抜群で、秋の公式戦では打率.396、打点25、本塁打5本を記録し、1年生ながらチームの4番を任されています。

 広陵の‟ボンズ”とこと真鍋選手も身長189cm・体重92キロの大型スラッガーで、こちらも1年生ながら4番を任されています。秋の公式戦では打率.453・打点26・本塁打1本の好成績を記録し、明治神宮大会準優勝の原動力となりました。

 2年生でも注目の選手も余多います。中でも投手では2022年ドラフト上位候補で昨夏の甲子園ベスト4進出の原動力となった京都国際の左腕エース森下 瑠大投手、強靭なスタミナで離島の高校で鹿児島県大会を制し、九州大会準優勝の原動力となった大島のこちらも左腕エース大野 稼頭央投手、打者では秋の明治神宮大会の決勝でサイクル安打超えを記録した大阪桐蔭松尾 汐恩選手です。

 京都国際の左腕エース森下 瑠大投手は、プロ注目の右腕で今年のドラフト有力候補の一人で、秋の公式戦では7試合を投げて、防御率1.48、被安打33、奪三振52と抜群の成績を残しており、特に秋の近畿大会では計2試合を投げて失点0・奪三振17と圧巻でした。の成績を残した。また森下投手は打撃センスも高く評価されています。

 大島の左腕エース大野 稼頭央投手は、175cm65kgと細身の体形ながらスタミナは抜群で幾度の死闘を制してきました。MAX146㌔の速球を武器に、9試合9完投で九州大会準優勝の原動力となりました。ちなみに 稼頭央という名前は大野投手のお父さんが元西武の松井 稼頭央選手の大ファンだったから名付けられたそうです。

 大阪桐蔭の松尾 汐恩選手も2022年ドラフト上位候補の一人で、昨夏の甲子園大会にも出場しており、対近江戦ではバックスクリーン弾を放つなど、高校通算17本塁打の記録を持つ好打者の捕手です。秋の明治神宮大会の決勝の対広陵戦では、「安打・2塁打・3ラン本塁打・ソロ本塁打(計4打点)」とサイクル安打超え(今一つ意味が分かりませんでしたが・・・。)を記録しています。

第94回選抜高校野球大会 初戦の組み合わせと日刊ゲンダイと私の予想

 

  出場32校の1回戦の対戦カードです。昨年は日刊ゲンダイ的中率は87.5%、私は56.2%と大きく差が付きましたが、今年もこれに懲りず、日刊ゲンダイの予想と私の予想を列記しました。

 

日時 対戦カード ゲンダイ予想 Kitajskaya予想
1日目1 浦和学院(埼玉) - 大分舞鶴(大分) 浦和学院 大分舞鶴
1日目2 和歌山東(和歌山)- 倉敷工(岡山) 和歌山東 倉敷工
1日目3 クラーク記念国際(北海道) ー 九州国際大付(福岡) 九州国際大付 九州国際大付
2日目1 広陵(広島) - 敦賀気比(福井) 広陵 広陵
2日目2 長崎日大(長崎) ー 京都国際(京都) 京都国際 京都国際
2日目3 二松学舎大付(東京) ー 聖光学院(福島) 二松学舎大付 二松学舎大付
3日目1 山梨学院(山梨) - 木更津総合(千葉) 山梨学院 木更津総合
3日目2 日大三島(静岡) - 金光大阪(大阪) 日大三島 日大三島
3日目3 高知(高知) - 東洋大姫路(兵庫) 東洋大姫路 高知
4日目1 国学院久我山(東京) - 有田工(佐賀) 国学院久我山 国学院久我山
4日目2 星稜(石川) - 天理(奈良) 天理 天理
4日目3 只見(福島) - 大垣日大(岐阜) 大垣日大 大垣日大
5日目1 花巻東(岩手) - 市和歌山(和歌山) 花巻東 花巻東
5日目2 大島(鹿児島) - 明秀日立(茨城) 明秀日立 大島
5日目3 丹生(福井) - 広島商(広島) 広島商 広島商
6日目1 鳴門(徳島) - 大阪桐蔭(大阪) 大阪桐蔭 大阪桐蔭

 

 今回も昨年と同様に早めの組み合わせ抽選が行われました。前回は早めの抽選が仇になったのか、大阪桐蔭が初戦で敗退するなど波乱がありましたが、今回はどうなるのでしょうか?今回も私はネットを中心とした情報で予想をしましたが、昨年は日刊ゲンダイに大差をつけられた形になりました。果たして今回はその汚名返上なるか、注目です。

初戦の予想解説

 

 次に初戦の予想を解説します。

◆第一日目

  第一試合の浦和学院(埼玉)VS 大分舞鶴(大分)、初戦から日刊ゲンダイと意見が分かれました。下馬評では共に咲く夏の甲子園を経験した左の宮城 誇南投手と右の金田 優太選手の二枚看板で強力打線が売り物の浦和学院が有利で日刊ゲンダイも推しています。対する大分舞鶴、県下有数の進学校ラグビーでは過去優勝1回・準優勝3回の名門校。野球のイメージがなかっただけに地元贔屓とはいえさすがに私も浦和学院には勝てないなあと思っていたのですが、大分舞鶴21世紀枠の出場校でありながら、ここ数年は県でも準決勝・決勝の常連で、秋の九州大会にも出場し、九州大会準優勝の大島相手に、引き分け翌日再試合持ち込んだほどの実力校でした。ですのでひょっとしたら番狂わせがあるという気持ちも込めて、地元出身者でもあるので、私は大分舞鶴を推しました。

 第二試合の和歌山東(和歌山)VS 倉敷工(岡山)、こちらも日刊ゲンダイ・私とで意見が分かれました。日刊ゲンダイ和歌山東が勝つと見ています。和歌山東は初出場ながら智弁和歌山や京都国際を倒したいわゆる「強豪校キラー」。対する倉敷工は強力打線が売り物でセンバツ大会は過去11回出場の古豪。ここは経験の差で倉敷工の有利と私は見ました。

 第三試合のクラーク記念国際(北海道)VS 九州国際大付(福岡)、こちらは日刊ゲンダイ・私とも下馬評通りに優勝候補の筆頭で九州大会王者の九州国際大付が勝つと見ました。クラーク記念国際山中 麟翔投手・辻田 旭輝投手のWエースでチーム防御率1.11という投手力が売り物ですが、九州国際大付の強力打線を抑えるには苦労すると思われます。ちなみに両チームは秋の明治神宮大会初戦でぶつかっており、この時は九州国際大付が5-1で勝利しています。

◆第二日目

  第一試合の広陵(広島)VS 敦賀気比(福井)、ともに過去にセンバツ大会優勝経験を持つ強豪校通しの対決になりましたが、日刊ゲンダイ・私とも投打にバランスが取れ、秋の明治神宮大会準優勝の広陵推しです。敦賀気比上加世田 頼希投手は甲子園経験も豊富で、「エース・主将・4番」として文字通りチームを牽引しています。甲乙付けがたいのですが、総合力では広陵が上だと思います。

 第二試合の長崎日大(長崎)VS 京都国際(京都)、日刊ゲンダイ・私とも下馬評通りに今大会の優勝候補で、昨夏の甲子園大会ベスト4経験者が多数いる京都国際推しです。長崎日大は攻撃力が高く、自慢の継投で逃げ切るパターンの好チームですが、やはり京都国際の方が圧倒している印象を受けています。

  第三試合の二松学舎大付(東京)VS 聖光学院(福島)、こちらも日刊ゲンダイ・私同様に二松学舎大付推しです。二松学舎大付は投打のバランスが取れたチームで、情報収集力に長けたチームのようです。対する聖光学院佐山 未来投手を中心とした投手力のチーム。ただ攻撃力が低めなので、そこがネックになりました。

◆第三日目 

  第一試合の山梨学院(山梨)VS 木更津総合(千葉)、関東の強豪校同士の対決で1回戦屈指の好カードとなったこの試合、日刊ゲンダイ山梨学院、私は木更津総合と評価が分かれました。日刊ゲンダイが推す山梨学院は関東大会準優勝校でチーム打率が出場校中トップの打撃のチーム。一方の木更津総合、プロ注目の右腕の越井 颯一郎投手は最速146㌔の直球と75㌔台の変化球と70㌔の緩急の差を武器に関東大会ベスト4まで進出しました。打線も好調で、総合力では木更津総合の上と私は判断しました。

 第二試合の日大三島(静岡)VS 金光大阪(大阪)、こちらの試合は日刊ゲンダイと私で意見が同じで、ともに日大三島推しです。金光大阪も秋の大阪大会準優勝、近畿大会もベスト4の好チームですが、日大三島センバツ大会で優勝経験がある報徳学園永田 裕治監督が2020年に就任してメキメキと力をつけてきました。力は伯仲ながら経験の差が出るのではと思われます。

 第三試合の高知(高知)VS 東洋大姫路(兵庫)、古豪同士の対決となりましたが、こちらは日刊ゲンダイと私で意見が分かれました。日刊ゲンダイが推す東洋大姫路森 健人投手を中心とした失策が少ない守備のチーム。対する高知は小刻みな継投で四国大会を制した実力校。総合力で高知が上と見ました。

◆第四日目 

  第一試合は国学院久我山(東京)VS 有田工(佐賀)、こちらは日刊ゲンダイと私で国学院久我山の勝利と見ました。国学院久我山は元プロ野球選手のイチローさんの指導を受け、都大会1試合平均8.3得点と破壊力が自慢のチーム。対する有田工はチームワークが自慢で少ないチャンスをものにするチーム。ただ総合力では国学院久我山が一歩上のようです。

 第二試合は星稜(石川)VS 天理(奈良)、強豪校同士の対決となったこの試合、こちらも日刊ゲンダイと私で天理が勝つと見ました。天理は機動力を兼ね備えた打線で昨秋の近畿大会ベスト4に進出。一方の星陵は新型コロナで出場できなかった分、今大会で雪辱の狙いますが、総合力で天理が上だと見ます。

 第三試合は只見(福島)VS 大垣日大(岐阜)、こちらの試合も日刊ゲンダイ・私とも大垣日大を推しています。大垣日大センバツ大会出場に関しては、以前の記事にも書きました。準優勝の聖隷クリストファーが選出されずに、ベスト4の大垣日大が出場することはやはり無理があるし、今でも聖隷クリストファーが今大会にどんな形であれ出場できることを切に願っています。しかし出場が決まった選手は別です。大垣日大の選手たちには甲子園で全力でプレーしてもらいたいと思います。只見は豪雪地方からのハンディを乗り越えて練習していることが評価され21世紀枠で出場ですが、経験と総合力では大垣日大が上回っています。

 

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◆第五日目

  第一試合は花巻東(岩手)VS 市和歌山(和歌山)、この試合は日刊ゲンダイ、私とも花巻東を上げました。花巻東は前述した1年生スラッガー佐々木 麟太郎選手を擁して、東北大会を制覇し、秋の明治神宮大会でも準優勝した広陵に敗れはしたものの一時は7点差あったのを佐々木選手のホームランで追いつく等、破壊力が自慢の打線が絶好調です。対する市和歌山は最速149㌔の本格派右腕でプロ注目の米田 天翼投手を擁し初戦突破を狙いますが、花巻東の虚緑打線の前では難しいかと思われます。

 第二試合の大島(鹿児島)VS 明秀日立(茨城)、こちらの試合は日刊ゲンダイと私とで意見が分かれました。日刊ゲンダイは関東大会の覇者でトップレベルの打撃陣と機動力のある攻撃が特徴の明秀日立を挙げました。大島は前述した驚異的なスタミナで幾度の死闘を投げぬいた左腕の大野 稼頭央投手を中心とした総合力の高いチームです。大島は秋の鹿児島県大会・九州大会で逆転劇を何度も経験しているので、この経験が吉と出ると思い、私は大島を推しました。

 第三試合の丹生(福井)VS 広島商(広島)、2日目の第1試合と同様に福井県広島県の対決となったこの試合、日刊ゲンダイ・私とも秋の中国大会準優勝で総合力で上回る広島商を推しました。対する丹生21世紀枠で出場とはいえ、強豪敦賀気比を相手に一歩も引かぬ戦いをしており、ひょっとして番狂わせがあるかもしれません。

◆第六日目

  第一試合の鳴門(徳島)VS  大阪桐蔭(大阪)、この試合も日刊ゲンダイ・私ともに秋の明治神宮大会の覇者で、今大会の優勝候補の筆頭の大阪桐蔭を推しました。大阪桐蔭は前述した出場投手No.1の防御率を誇るサウスポーエース前田 悠伍投手や主軸の松尾 汐恩選手に加えスター選手が目白押しです。四国大会準優勝の鳴門は、チーム防御率は出場校中トップで鉄壁な守備が自慢のデフェンス重視のチームですが、やはり大阪桐蔭の壁を壊すのは想像以上に難しいと思います。

おわりに

 

   最後になりましたが、今年もあと1週間も待たずに、例年通りに甲子園で熱闘が繰り広げられると思います。今こうしている中で、遠くウクライナの地ではロシア軍の侵攻で多くの罪のない人々が国を追われています。そんな中でなぜか平和の祭典である‟北京パラリンピック”が開催されていますが、改めて日本で平和を享受できる有難さと、平和の意義を考えなおす機会となったのではないかと思います。

 世界は混沌し、国際情勢も前途は多難ですが、戦火がこれ以上拡大せず、再び穏やかな世界に戻ることを切に願っています。

 

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阪神甲子園球場

 

参照:Wikipedia 第94回選抜高等学校野球大会

   日刊ゲンダイ 2022年3月7日付 

        本紙恒例3月18日開幕センバツ完全予想 1回戦で残る散る学校

   高校野球ニュース センバツ甲子園2022年 

      【日程・結果】、【優勝候補・大会展望】、【注目選手・ドラフト候補】

   YAHOO!JAPANニュース 2022年3月5日配信

      コロナ下で2度目のセンバツ 

                昨年より入場制限緩和、新たに「継続試合」導入

写真:無料写真素材 写真AC 阪神甲子園球場 NEEPON

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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