五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

2013年GWは浜松へ~うなぎのじゅもん~

 今年のGWは家族でドライブがてら浜松市の郊外にある春華堂の工場見学をしてきた。春華堂と言っても知らない人が多いと思うが、「うなぎパイ」と言えば誰もが知っているはず。春華堂の創業者は藤枝市出身だそうで、浜松市に露店式の菓子店を開いたのが始まりとか。うなぎパイだが、昭和36年浜名湖特産のうなぎにちなんで作られ、東海道新幹線東名高速道路の開通と相まって瞬く間にヒット商品になっていった。

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 うなぎパイと言えば、「夜のお菓子」というキャッチコピーで知られているが、これ勿論あちらの意味ではない。うなぎパイが作られた昭和36年は高度成長期の真っ只中で、家族が家にいる時間が少なくなり、夜の夕食時だけは家族団欒でくつろげる時間、そんなひとときをうなぎパイを囲んで楽しく過ごしてもらいたいと、うなぎパイの発案者である二代目社長が命名したそうだ。ちなみにうなぎパイのパッケージの配色は赤、当初は青だったがあまり売れ行きは芳しくなく、「まむしドリンク」の配色を参考にして赤にしたところこれが大ヒット、これは当時夜のお菓子の意味合いを勘違いして買っていく人が多かったそうで、いっそのことならとやってみたそうだ。

 うなぎパイのCMを見た人はこのCMソングを唄っている人が意外な人物だと驚かれるだろう。シンガーソングライターの草分けの小椋佳さんである。これは「およげ!たいやきくん」「おさかな天国」に続く歌をということで、第一勧業銀行浜松支店長だった小椋さんに依頼された。全国ではどうだか知らないが、静岡では結構頻繁に流れている。ちなみに曲名は「うなぎのじゅもん」といいます。

 うなぎパイには姉妹品として「朝のお菓子」「昼のお菓子」「真夜中のお菓子」というのもあり、「真夜中のお菓子」はうなぎパイVSOPと呼ばれ、名前でもわかる通り中には少量のブランデーが入っている。ちなみにうなぎパイには隠し味として少量のガーリックが入っている。

 小椋佳さんの唄うCMソングは、YOU TUBEでご覧になれます。

 


うなぎのじゅもん体操2 - YouTube


うなぎパイファクトリー|浜松のお菓子処 春華堂

 

 追伸:夏にも浜松の楽器博物館に行きました。

kitajskaya.hatenablog.com

2004年に浜松花博に行った時の記事です。

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