この記事を読まれて不愉快な思いをされたら申し訳ありません。また下ネタです。
「戦後、女と靴下が強くなったというけれど」、昔フォーククルセダーズというグループが自嘲気味に歌った歌がありましたが、特に最近はますますのその傾向が強くなったのではないでしょうか。世には肉食系女子たちが氾濫、まだまだ少数とはいえ女性の管理職も昔と比較すれば増加しています。今や学校などの教育機関では女性の校長や教頭が当たり前になっています。夜の街を歩けば、酒場では女性の酔っ払いの姿がごく普通に見られ、中にはセクハラまがいの行為で若くて初心な男の子をからかう強者もちらほら。これは個人的なことですが、以前東京に住んでいたころ、満員の京王線で女性の痴漢、“痴女”に遭遇したことがあります。怖くなってひとつ前の駅で下車しましたが、逃げるように電車を降りる時、その女性の「チェッ」という舌打ちが私を侮るように聞こえたことを今もなお鮮明に覚えています。
そんな世のか弱き男性をさらに震え上がらせるニュースを見つけました。産経新聞の記事からです。
米食品医薬品局(FDA)は18日、女性の性的欲求低下障害の治療薬で「女性用バイアグラ」とも呼ばれる新薬フリバンセリン(商品名アディ)を処方薬として認可したと発表した。FDAによると、同障害の治療薬としては男性、女性用を通じて初の認可となる。
女性の1割は同障害に悩んでいるとの調査結果もあり、認可推進派は「女性の性に関する健康にとって大きな前進」と歓迎している。
アルコールを摂取する人には血圧の大幅な低下や失神など深刻な副作用が出る恐れがあり、医療関係者や認可薬局による厳格な処方が条件となる。
“フリバンセリン”、何だか意味深なネーミングですね。バイアグラと女性版バイアグラであるフリバンセリンはそもそも作用が異なります。バイアグラは性欲があるのにいうことを効かない‘男性自身’を血流を良くし、勃起を促進させる薬です。一方のフリバンセリンは性欲に係る神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンを多く出すように脳に働きかけ性欲を高める薬で、いわば性欲促進剤と言えますね。フリバンセリンは当初ドイツの製薬会社が、抗うつ薬として開発している途中で実験動物やヒトで性的衝動が高まることが発見されたことがきっかけで作られたとか、現在ではカナダの製薬会社に販売権があるようです。
ちなみに性的欲求低下障害(HSDD)とはセックスに対する興味や欲求が欠如・不足し、著しい苦痛を感じたり人間関係に支障を来したりする状態をいい、原因として、鬱やストレスといった精神的な問題、また薬や稀にホルモンの変化が挙げられます。米国では性的欲求低下障害の治療を希望する女性は約200万人、これは成人女性の約2%に当たります。これを日本女性にスライドして当てはめると約100万人だと推定されます。現在の日本女性の強さから見て、ちょっと信じ難い数字ですね。
さて、フリバンセリンの気になる効果ですが、満足のいくセックスが月2~3回の性的欲求低下障害の女性を対象とした臨床試験では、フリバンセリン の服用者は偽薬を飲んだ人より満足した回数が月平均0.5~1回多くなったといい、中には6~8回も多くなった女性もいたようです。
「まるで電気スイッチが入ったかのようだった」
私にはこの‘電気スイッチが入った’状態がどういう状態なのかは皆目見当もつきませんが、米国のワシントンポスト紙はこの治験に参加した女性の驚きの言葉として紹介しています。とは言っても、フリバンセリンを服用すれば、女性がエクスタシーを感じるかどうかは別問題だそうです。「性交渉とは相手がありきということ。いくら性欲が高まっても魅力のない男性とセックスしてもエクスタシーを感じることはない。」、と米国の医療関係者は話していますが、確かに性衝動が高まったとしても、女性がオルガスムスに達しやすくなるには相手の男性の技量というかテクニックとかも大いに関係があると思います。ただどうなんでしょう?魅力がない男でも、テクニックが抜群だったら?その逆は?すいません、ちょっと脱線してしまいました。
フリバンセリンは米国で10月には市販される見通しだそうです。もともと抗鬱剤として開発されていたので、フリバンセリンには抗鬱剤でよく見られる眠気や目まい、吐き気といった副作用があります。しかもこの副作用が強いため、米国では特別な訓練を受けた公認の医療専門家や薬局を通じてしか入手できず、また、使用する際には患者のリスク同意書の署名が義務付けられると言います。
いずれはフリバンセリンは日本でも販売されることになると思います。ただでさえ、肉食系や野獣系の女子が跋扈している現状、こんなものが出回れば夜、布団に入るのに戦々恐々とするお父さん方が増えてくのではないでしょうか。フリバンセリンの副作用、案外日本ではセックスに積極的な女性が増えすぎて男どもが萎えてしまうことではないでしょうか。
追伸:こんなとんでもない記事を書いて、女性の方々からお叱りや怒りのコメントが寄せらるかもしれません。すいません。デリカシーがなくって。
関連する記事です。
前述した記事の続報、国際的 な出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」のシステムがハッキングされた事件で、ハッカー集団の「インパクトチーム」は、サイトの閉鎖を求めていましたが、「アシュレイ・マディソン」に無視されたため、3800万人に上る会員の情報をネットに公開した模様です。その中には180万人の日本人会員が含まれているそうです。ITジャーナリストによると情報の削除はほぼ不可能だとか。
公開された情報には、名前、クレジットカード情報から裸の写真や秘密の嗜好(?)といったばれたら恥ずかしい情報も含まれています。案外、近くで戦々恐々としている人がいるかもしれませんね。
昨今の男性のセックス・ライフを書いてみました。
おまけ:前出のフォーククルセダーズのメンバーだった加藤和彦さんと北山修さんのコンビで作られた懐かしい曲です。
参照:産経新聞 2015年8月20日付 「女性版バイアグラ」を処方箋に認可
産経WEST 2015年7月15日 性的不能治療の「女性版バイアグラ」登場か 「まるで電気スイッチが入ったように・・・」 肉食系女子に朗報?
SankeiBiz 朗報、女性用バイアグラ 米初認可、10月にも市販 市場創設に弾み
日刊ゲンダイ 2015年8月22日付 悶絶必至 女性版バイアグラ スゴイ効き目
メルクマニュアル医学百科家庭版 女性の性機能障害
イラスト:無料イラスト素材 イラストAC megami
写真:無料写真素材 写真AC 下着姿の外国人女性10
お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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