五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

2021年春の選抜大会 注目の結果発表!? 

◆◆◆この記事の目次◆◆◆ 

はじめに

 

 3月もあと少しで終わろうとしています。ここ藤枝市の開花状況は8割がた満開というところでしょうか、藤枝市のランドマークである蓮華寺池公園でも、池や遊歩道のまわりも桜色に染まってきています。予想だと満開は3月31日のようです。今日はあいにくの雨ですが、今週末には例年のように桜の花が舞う記事をこうしんできたらなあと考えています。

 最近は忙しさに加え、いろいろと厄介ごとがあって、なかなかブログも更新できず、また登録されている方々への訪問もままならない状態です。まあこれはいつものことなんですけど・・・。

第93回選抜高校野球大会初戦の勝敗結果

 

 さて、2月末の記事で春の選抜大会の初戦の予想記事を書きましたが、25日に初戦がすべて終わりました。その結果がこちらです。

 

kitajskaya.hatenablog.com

日時 対戦カード 結果 ゲンダイ予想 Kitajskaya予想
1日目1 神戸国際大付(兵庫)- 北海(北海道) 神戸国際大付
1日目2 明徳義塾(高知)- 仙台育英(宮城) 仙台育英
1日目3 健大高崎(群馬)- 下関国際(山口) 健大高崎
2日目1 宮崎商(宮崎)- 天理(奈良) 天理
2日目2 三島南(静岡)- 鳥取城北鳥取 鳥取城北
2日目3 東海大相模(神奈川)- 東海大甲府(山梨) 東海大相模
3日目1 具志川商(沖縄)- 八戸西(青森) 具志川商
3日目2 福岡大大濠(福岡)- 大崎(長崎) 福岡大大濠
3日目3 明豊(大分)- 東播磨(兵庫) 明豊
4日目1 市和歌山(和歌山)- 県岐阜商(岐阜) 市和歌山
4日目2 智弁学園(奈良)- 大阪桐蔭(大阪) 智弁学園
4日目3 広島新庄(広島)- 上田西(長野) 広島新庄
5日目1 東海大菅生(東京)- 聖カタリナ(愛媛) 東海大菅生
5日目2 柴田(宮城)- 京都国際(京都) 京都国際
5日目3 常総学院(茨城)- 敦賀気比(福井) 常総学院
6日目1 中京大中京(愛知)- 専大松戸(千葉) 中京大中京

 

 さて、私が気になる的中率がですが、結果はこうなりました。

 

日刊ゲンダイ 16戦中 14戦的中 的中率 87.5%

Kitjskaya   16戦中  9戦的中 的中率 56.2%

 

 日刊ゲンダイと勝敗数で5、的中率で30ポイントも差を付けられてしまい、今回は私の完敗という結果になってしました。前回は日刊ゲンダイに勝利しましたが、今回は日刊ゲンダイは2つしかは予想を外しておらず、さすがにプロの見る目は違うなあ、と感心することしきりです。

 前回の記事で日刊ゲンダイはオーソドックスな予想と書きましたが、やはり大会の1月前の発表だと相手チームの分析ができ、総合力のあるチームが有利だったことは否めません。また昨年夏の交流試合でも顕著であったホームラン数の激減もこの初戦でも見られており、コロナ禍において練習試合が減ったことも理由にあるかもしれませんが、情報分析は高校野球においては打者より投手に有利に働くことを示していると思います。

第93回選抜高校野球大会初戦の寸評

 

 では初戦結果の寸評をします。ちょっと言い訳も含んでいますが・・・。

◆第一日目

  第一試合の神戸国際大付(兵庫)VS 北海(北海道)、初戦から1点を争う好試合となり、延長の結果、私が推した神戸国際大付が勝利しました。大会注目の好投手木村 大成選手を擁する北海、序盤リードし9回まで2-1と勝利目前でしたが、神戸国際大付は土壇場で追いつき、最後は3人の投手を継投する見事な逆転による勝利。神戸国際大付の方が投・攻・守の総合力で北海に勝っていました。

 第二試合の明徳義塾(高知)VS 仙台育英(宮城)、こちらは日刊ゲンダイ・私の予想通りに仙台育英の勝利。こちらも第一試合と同様に1点を争う好試合となりましたが、明暗を分けたのが2回の守備。堅守を誇る明徳義塾でしたが、この回のエラーに絡み仙台育英に1点を与え、そのまま逃げ切られる形となりました。このミスがなければ強豪校同士だけに試合の行方は分からなかったと思います。

 第三試合の健大高崎(群馬)VS 下関国際(山口)、下馬評どおりに関東大会で圧倒的な強さを発揮した健大高崎の勝利でした。私が推した下関国際は残念ながら山口県勢の持つ魔力は出ませんでした。ただ負けたとは言え、下関国際は8回までは強打を誇る健大高崎打線を2点に抑えたことは夏に向けての収穫があったと思いますし、この敗戦は必ずや夏に繋がると信じています。

◆第二日目

  第一試合の宮崎商(宮崎)VS 天理(奈良)、この試合は下馬評通りにプロ注目の右腕 達 孝太投手を中心に投打のバランスが取れた天理の圧勝でした。ただ終盤までは2点差、‟強豪”天理相手に宮崎商も互角な試合を展開したと思います。宮崎商にはこの一戦を糧にして、是非とも夏には勝ち上がり、悲願の宮崎県勢甲子園優勝まで行ってもらいたいと、影ながら応援しています。

 第二試合の三島南(静岡)VS 鳥取城北鳥取)、下馬評通りに鳥取城北が勝利しました。三島南は試合結果は6-2と点差は開きましたが、強豪相手に8回までは1点差の好試合でした。県立高校というハンデを乗り越え、強豪校と互角の試合展開ができたことは大健闘に値しますし、県内の他の公立高校にもやればできるということを見せてくれた好試合だったと私は感じました。

  第三試合の東海大相模(神奈川)VS 東海大甲府(山梨)の東海大勢同士の試合、これは選抜大会史上はじめとのことでしたが、勝利したのは日刊ゲンダイが推したと東海大相模。延長戦の末、昨秋の関東大会のリベンジマッチを制しました。奇しくも昨秋の関東大会では東海大甲府に9回の裏逆転サヨナラ負けを喫した東海大相模でしたが、この試合では途中からリリーフとして投げた注目の左腕 石田 隼都投手が東海大甲府打線を圧倒しました。2年前の横浜に今年の東海大相模がダブルと思った私の眼は節穴だったようですね!!春の選抜で勝敗を決するのは投手力と言いますが、石田投手のピッチングの調子を見ると、ひょっとしたら東海大相模の10年ぶりの優勝もあるかもしれませんね。

◆第三日目

  第一試合の具志川商(沖縄)VS 八戸西(青森)、ともに21世紀枠からの出場ですが、勝ったのは日刊ゲンダイが推した具志川商でした。具志川商の新川 俊介投手、八戸西の福島 蓮投手ともに180㌢を超える長身でしかも140㌔を超える速球を投げるプロ注目の逸材同士で、21世紀枠同士の対戦とは言え、好試合が期待されました。試合運びのうまさで具志川商が勝利しましたが、八戸西には選抜の経験を活かして夏の大会に是非とも出場してもらいたいですね。

 第二試合の福岡大大濠(福岡)VS 大崎(長崎)、こちらも昨秋の九州大会決勝戦の再来で、福岡大大濠にとってはリベンジマッチでした。試合は日刊ゲンダイが推す福岡大大濠が、九州の奪三振王都の誉れの高いエース毛利 海大投手が10三振を奪う活躍で勝利しました。ただ負けたとは言え大崎も強豪校相手に一歩も引かぬ試合を展開しました。離島の高校が全国という晴れ舞台で素晴らしい試合をしたことは過疎地の高校に勇気を与えてくれたと思います。大崎は夏の大会には清峰以来の優勝を目指して頑張ってもらいたいです。

 第三試合の明豊(大分)VS 東播磨(兵庫)、前の記事では接戦になると予想し、その通りにはなりましたが、まさかの乱打戦。激闘の末に明豊が勝ちましたが、最後は東播磨のバッテリーミスによるサヨナラで、明豊に勝利が転がり込んできた形になりました。勝敗は甲子園常連校の経験にあったと言えるかもしれませんね。東播磨は激戦区兵庫県の代表。これから強くなっていくチームだと思います。

◆第四日目 

  第一試合は市和歌山(和歌山)VS 県岐阜商(岐阜)、今大会屈指の好カードの一つで、今大会No1右腕でMAX152㌔を誇る市和歌山の小園 健太投手と県岐阜商野崎 慎裕投手の1点を争う白熱した投手戦となり、前評判違わない好試合でした。軍配は予想通りに市和歌山に上がりましたが、1-0の9回サヨナラ勝ち。負けはしましたが、県岐阜商は好投手小園相手に一歩を引かぬ戦いをしたことは、名将鍛治舎 巧監督の手腕の賜物だと思います。

 第二試合は智弁学園(奈良)VS 大阪桐蔭(大阪)、昨秋の近畿大会決勝の再来で、今大会屈指の好カードでした。予想は日刊ゲンダイ・私とも春夏通じて甲子園63勝、うち春3回夏5回の優勝を誇る‟王者大阪桐蔭に軍配を上げていましたが、まさかの智弁学園の勝利。大阪桐蔭の初戦敗退では選抜では初、夏は2002年まで遡ります。大阪桐蔭は投打ともにずば抜けた戦力が揃い、今大会の優勝候補の筆頭とされています。大阪桐蔭の先発はMAX150㌔を超える快速の大型左腕の松浦 慶斗投手でしたが、立ち上がりに不安があり、そこを智弁学園が付いた形で初回に一挙4点。その後得点を重ね、最後は大阪桐蔭の粘りを2点差に押さえ込んで勝利しました。大阪桐蔭との初戦が決定した際に智弁学園大阪桐蔭を想定し、練習を積み重ねた言いますから、各選手の潜在能力に加え情報力の勝利もあったのではないかと思います。

 第三試合は広島新庄(広島)VS 上田西(長野)、ともに得点を許さず迎えた延長12回、均衡を破り勝利したのは中国大会の覇者広島新庄でした。広島新庄は今回も花田 侑樹投手の先発、サウスポーの秋山 恭平投手の継投の勝利のパターンで、強打を誇る上田西打線も沈黙。ただ打線も上田西の山口 謙作投手の緩急をつけたピッチングに翻弄されました。最後は疲れの見えた山口投手から一撃しましたが、敗れたとはいえ隠れた優勝候補を苦しめた上田西は夏が期待されます。

◆第五日目

  第一試合は東海大菅生(東京)VS 聖カタリナ(愛媛)、こちらも1点を争う好ゲームとなりました。勝ったのは日刊ゲンダイ・私ともに推す東海大菅生でした。総合力で勝る東海大菅生でしたが、この試合ではエースの本田 峻也投手を温存、それが仇になったのか、聖カタリナに1点差まで追い詰められての勝利。敗れたとは言え聖カタリナも優勝候補相手に一歩も引かぬ戦いをしましたので、こちらも夏が楽しみです。

 第二試合の柴田(宮城)VS 京都国際(京都)、試合は日刊ゲンダイ・私ともに推した京都国際が接戦をものにしました。ともに初出場とは言え、京都国際は近畿大会ベスト4。対する柴田も東北大会準優勝の強豪校。試合は強豪校同士の対決にふさわしく1点を争う好ゲームとなり延長戦まで行きました。敗れたとは言え、柴田の粘りは夏にも活かされると思います。

 第三試合の常総学院(茨城)VS 敦賀気比(福井)、ともに甲子園優勝経験がある強豪校同士の対決で、日刊ゲンダイと私とで意見が割れましたが、勝利したのは日刊ゲンダイの推す常総学院でした。この試合も延長戦、しかも大会初となるタイブレークにまでもつれました。試合は4点を先行した常総学院敦賀気比が追いつく形で展開し、乱打戦の様相を見せましたが、最後は投手力に分があった常総学院勝利の女神は微笑んだ形になりました。

◆第六日目

  第一試合の中京大中京(愛知)VS  専大松戸(千葉)、こちらは下馬評通りに中京大中京が勝利しました。この試合は中京大中京のプロ注目の剛腕右腕畔柳 亨丞投手と専大松戸のプロ注目の右のサイドスローで投球術に長けた深沢 鳳介投手の投手戦となりました。結果は少ないチャンスをものにした中京大中京の勝利でしたが、敗れてとはいえ、優勝候補相手に互角の戦いをした専大松戸は夏にかけては台風の目になるような予感がします。 

おわりに

 

 第93回選抜大会もベスト8が出そろいました。今日 仙台育英 VS 天理東海大相模 VS 福岡大大濠明豊 VS 智弁学園東海大菅生 VS 中京大中京 の4試合が行われます。ベスト8に進んだ学校はいずれも甲子園常連の強豪校、この中のどの学校が優勝してもおかしくないと思います。ともあれ選手の皆さんは悔いの残らぬようにプレーしてもらいたいと思います。

 ちなみに私としては福岡大大濠 VS 明豊 の九州勢同士の決勝を期待しているのですが、果たして結果はどうなりますかな!?

 

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阪神甲子園球場


参照:高校野球ドットコム 試合記事一覧 第93回選抜高校野球大会

写真:無料写真素材 写真AC 甲子園球場前 akkird 

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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