五つの池の喫茶店

私が日々思っている事を徒然なるままに書き綴ってみました。興味のある方はお立ち寄りください。OCN CAFEに2004年9月から記載された日記をOCN Blog人に引き継ぎ、さらにこのHatenaBlogに移設いたしました。

3月19日開幕の春の選抜高校野球大会 勝手に勝敗を大(?)予想、果たして今回も日刊ゲンダイの予想に勝つのか?

 2月は今日でお終いです。今年の冬は東日本を中心に記録的な積雪と猛吹雪などもあって例年に比べて寒かったようですが、こと静岡県内に限っては暖冬でした。ここ2、3日は県内でも寒い日が続いていますが、春はもうそこまで来ています。

 また新型コロナウイルスの感染状況は相変わらずですが、幸いなことにワクチン接種も今月17日から医療関係者から先行して行われました。まだまだ油断は禁物ですが、ようやく長かった自粛生活から解放される日も近くなりつつあります。

◆◆◆この記事の目次◆◆◆ 

はじめに

 

 さて今年も春の選抜高校野球大会の開催が近づいてきました。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、本年も新型コロナウイルス感染の第2波、第3波の影響で開催が危ぶまれましたが、制限があるものの無事開幕できるようになったことは喜ばしいことであり、是非これを契機に文化系体育会系にこだわらず、全国規模の大会が円滑に開催できれば幸いだと思います。

 さてその選抜大会ですが、今年は例年より1ヶ月近く早く組み合わせが発表になりました。何でも新型コロナウイルスの影響で、出場校のスケジュールを立てやすくするのが理由のようです。その報告を受けて、私の愛読(?)紙である日刊ゲンダイは恒例のセンバツ完全予想を発表しました。ですので私も負けてはならじと対抗意識メラメラでセンバツの初戦完全予想をやってみました。

 

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第93回選抜高校野球大会の概要

  

  93回目となる今回の選抜高校野球大会、出場校は例年通りの32校ですが、昨秋の明治神宮大会が中止となったため、例年3校だった21世紀枠が1校増えて4校となっています。

 入場行進曲は中止となった前大会の入場行進曲「パプリカ」となりました。これは「復活」の思いを込めて昨年と同じ曲にしたそうです。ただ開会式の全校での入場行進は実施せず、簡素化の予定のようです。注目の選手宣誓は仙台育英島貫丞主将が行います。

 また有観客(最大で10000人くらい)で試合は行いますが、アルプススタンドは学校関係者のみが応援、応援のブラスバンドは禁止となっています。

 なお今大会から、選手の故障予防の観点から高校野球特別規則の一部を改訂し、決勝戦でもタイブレークが導入されます。これは夏の甲子園大会なども同様となります。

第93回選抜高校野球大会の注目のチームと選手

 

  今大会も新聞、雑誌及びネットで情報を習得・分析し、私なりに注目するチームと選手及び優勝候補を述べてみたいと思います。

 今大会で下馬評が高いのは仙台育英健大高崎東海大菅生中京大中京智弁学園大阪桐蔭市和歌山の7校、それに北海県岐阜商天理広島新庄大崎が続きます。

 今大会で最も注目される選手は市和歌山の小園 健太投手でしょう。小園投手は今秋のドラフト1位候補に挙げられており、MAX152㌔を誇る本格的な右腕で、直球だけなくスライダー、カーブ、カットボールツーシームと変化球も多彩で、その投球術も見事なものがあり、専門家からは彼を初戦で攻略するのは困難と言わしめるほどの逸材です。市和歌山では捕手の松川 虎生選手も高校通算31本の本塁打数を誇るプロ注目の強打の捕手です。

 その他にも投手だと、北海のエース木村 大成投手は、今大会ナンバーワンの0.53という驚異的な防御率を誇る本格的な左腕で、MAX145㌔の直球と切れ味抜群のスライダーを武器に8試合52回3分の2を投げて72奪三振と好投を見せています。

 天理の達 孝太投手は身長193㌢の大型右腕で、長身を活かした投球はMAX146㌔を誇り、プロ注目の選手です。

 東海大菅生本田 峻也投手は独特のフォームで投げる左腕で、もの凄い球速はありませんが、変化球の切れが抜群であり、打者には「打ちにくい投手」として注目を浴びています。

 中京大中京畔柳 亨丞投手はダイナミックなフォームから投げる伸びのある直球はMAX151㌔を出し、多彩な変化球を持つ本格的な右腕で、新チームになってからは武器であるストレートに磨きがかかっています。

 野手で言えば、県岐阜商高木 翔斗選手は185㌢、85㌔の大型捕手で、勝負強いバッティングと打撃技術の高さが魅力で、先に述べた市和歌山の松川選手同様にプロ注目の選手です。

 智弁学園前川 右京選手はずば抜けた野球センスを持ち、1年生から4番を務める左の本格派スラッガーです。高校通算30本塁打を放つなどパワーはさることながら、左右に振り分けて打てる高いバッティング技術も持ち合わせており、こちらもプロ注目の選手の一人です。

第93回選抜高校野球大会 初戦の組み合わせと日刊ゲンダイと私の予想

 

  出場32校の対戦カードです。日刊ゲンダイの予想と私の予想を列記しました。

 

日時 対戦カード ゲンダイ予想 Kitajskaya予想
1日目1 神戸国際大付(兵庫)- 北海(北海道) 北海 神戸国際大付
1日目2 明徳義塾(高知)- 仙台育英(宮城) 仙台育英 仙台育英
1日目3 健大高崎(群馬)- 下関国際(山口) 健大高崎 下関国際
2日目1 宮崎商(宮崎)- 天理(奈良) 天理 天理
2日目2 三島南(静岡)- 鳥取城北鳥取 鳥取城北 三島南
2日目3 東海大相模(神奈川)- 東海大甲府(山梨) 東海大相模 東海大甲府
3日目1 具志川商(沖縄)- 八戸西(青森) 具志川商 八戸西
3日目2 福岡大大濠(福岡)- 大崎(長崎) 福岡大大濠 大崎
3日目3 明豊(大分)- 東播磨(兵庫) 明豊 明豊
4日目1 市和歌山(和歌山)- 県岐阜商(岐阜) 市和歌山 市和歌山
4日目2 智弁学園(奈良)- 大阪桐蔭(大阪) 大阪桐蔭 大阪桐蔭
4日目3 広島新庄(広島)- 上田西(長野) 広島新庄 広島新庄
5日目1 東海大菅生(東京)- 聖カタリナ(愛媛) 東海大菅生 東海大菅生
5日目2 柴田(宮城)- 京都国際(京都) 京都国際 京都国際
5日目3 常総学院(茨城)- 敦賀気比(福井) 常総学院 敦賀気比
6日目1 中京大中京(愛知)- 専大松戸(千葉) 中京大中京 中京大中京

 

 今回はネットなどで得られた情報を元に、通常より1月も早く組み合わせが決まったことと年末年初の北日本・東日本を中心とした大雪などの気象状況を加味して勝敗を予想しました。さすがに1月近く早いと、メンバーの健康状態や相手チームの分析が出来、甲子園常連の強豪チームが優勢なのは否めませんが、私なりの独自の視点で分析しています。

 前回の交流試合は私が日刊ゲンダイに勝ちましたが、今回はオーソドックスな勝敗を予想しているに日刊ゲンダイに対して、私の方はちょっと独自の視点を入れてあります。だから今回は日刊ゲンダイに勝てるかについては自信がありません・・・。

初戦の予想解説

 

 次に初戦の予想を解説します。

◆第一日目

  第一試合の神戸国際大付(兵庫)VS 北海(北海道)、下馬評では好投手木村 大成選手を擁する北海が有利で、日刊ゲンダイでも北海を推しています。私は開幕第一試合であることと地元であることを加味して、神戸国際大付が勝つことを予想しました。神戸国際大付のエース坂上 翔也選手は投打でチームを支えるプロ注目の選手です。投げてはMAX145㌔が自慢の好投手で、打っては高校通算17本の本塁打を誇るスラッガー。同校のOBの元オリックス坂口 智隆選手をしのぐポテンシャルを持っていると噂されています。

 第二試合の明徳義塾(高知)VS 仙台育英(宮城)、こちらは日刊ゲンダイ・私とも仙台育英が勝つと見ています。仙台育英は断トツの強さで昨秋の東北大会を制しており、MAX147㌔のエース伊藤 樹投手を始め、MAX143㌔の2年生左腕古川 翼投手、MAX145㌔の松田 隆之介選手をなど140㌔を超える全国屈指とされる自慢の投手陣が揃い、また打線も1試合当たりの得点が9.1点と圧倒的な攻撃力を見せています。対する明徳義塾ですが、エースの代木 大和投手も制球力のいい好投手ですが、それ以上に仙台育英が投打で明徳義塾を圧倒しています。強力な布陣にどう対応するのか?明徳義塾の名将馬淵 史郎監督の采配も注目されます。

 第三試合の健大高崎(群馬)VS 下関国際(山口)、こちらも下馬評では圧倒的に昨秋の関東大会の王者で、伝統的な攻撃的な走塁を仕掛け、相手の戦意を喪失させる「機動破壊」と今年は新三年生の通算本塁打数が231本という驚くべく「強打」が加わった健大高崎が断然有利で、日刊ゲンダイ健大高崎を推しています。ただ私は山口県勢の不気味さを何となくですが感じており、下関国際を推しました。下関国際は最近メキメキと力を付けてきた新設校で、2018年夏にはベスト8まで進んでいる強豪校。細かい野球が信条のようですが、油断をすると健大高崎でも足元を掬われる危険性があると思います。

◆第二日目

  第一試合の宮崎商(宮崎)VS 天理(奈良)、こちらは日刊ゲンダイ・私とも天理推しです。天理は前述したプロ注目の達 孝太投手を中心に投打のバランスが取れた名門で、総合力で宮崎商を圧倒しています。また近畿NO.1の智弁学園に唯一土を付けたチームでもあります。九州出身でもある私は念願の‟宮崎県勢甲子園初V“を願い、宮崎県のチームが甲子園に出場するたびに応援していますが、強打が持ち味の宮崎商とは言え、攻守とも圧倒する今大会の優勝候補の天理に勝利するのは難しいですが、可能性は0ではないので、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。

 第二試合の三島南(静岡)VS 鳥取城北鳥取)、下馬評では鳥取城北が有利で、日刊ゲンダイ鳥取城北推しです。私は静岡県に住んでいるので、判官贔屓もあって地元の三島南に。三島南は21世紀枠からの出場で、練習環境や人材面での補強を促す意味でICT(情報通信技術)や独特の練習方法が話題となっており、秋の静岡大会では名門の静岡を3-1で破る快挙で62年ぶりに県大会ベスト4に進出しています。鳥取城北は昨秋の中国大会で優勝した広島新庄と互角の戦いをしており、また昨夏の交流試合も経験した攻撃力と守備力が自慢のチームです。三島南は強豪相手に苦戦が予想されますが、頑張ってもらいたいですね!!

  第三試合の東海大相模(神奈川)VS 東海大甲府(山梨)の東海大勢同士の試合、これは日刊ゲンダイと私とで意見が分かれました。日刊ゲンダイ東海大相模推し。対する私は東海大甲府推し。東海大相模は昨秋の関東大会で東海大甲府に9回の裏逆転サヨナラ負けをしており、今回はリベンジマッチというところでしょう。東海大相模は高速でテンポの良い投球をする石田 隼都投手を中心とした投打のバランスの取れたチームで、2019年春から公式戦では神奈川県では負けなしの強豪です。方や東海大甲府のエース若山 恵斗投手も緩急をつけた投球が持ち味で、巧みな牽制術も持ち合わせています。甲乙つけがたい強豪同士のぶつかり合いですが、センバツ大会での神奈川県勢はここ数年はベスト4もありますが、初戦敗退が目立っており、そのジンクスが今回もあるような気がします。ちなみに東海大相模は選抜では2011年には優勝、2018年はベスト4と健闘していますが、私は東海大相模に一昨年の横浜の姿がダブって見えるんですよねえ!?

◆第三日目

  第一試合の具志川商(沖縄)VS 八戸西(青森)、ともに21世紀枠からの出場ですが、実力からすれば、通常の代表でもなれる力を持ったチーム同士の対戦です。こちらも私と日刊ゲンダイでは意見が分かれました。日刊ゲンダイが推す具志川商、昨秋の九州大会では準優勝した福岡大大濠に惜敗したものベスト8まで進出しており、それに対して私が推す八戸西も昨秋の東北大会では甲子園常連校の花巻東に1-2と惜敗しており、対戦は接戦が予想されます。八戸西はMAX143㌔のプロ注目の長身右腕福島 蓮投手の存在が大きく、福島投手は選抜では150㌔超えが期待される逸材だそうで、彼の出来で勝敗が左右されるのではないかと思われます。

 第二試合の福岡大大濠(福岡)VS 大崎(長崎)、こちらも第一試合同様に私と日刊ゲンダイでは意見が分かれました。この対決は昨秋の九州大会決勝戦の再来で、この時は大崎が5-1で勝利していています。その勢いを買って私は大崎を予想しました。大崎は長崎県の離島にある高校で、清水 央彦監督は2009年に選抜で優勝した当時の清峰の部長であり、清峰時代には広島カープで活躍中の今村 猛投手を始め、多くの好投手を育成した実績があります。また今回の大崎は部員5名しかいなかったチームをわずか3年間で九州大会で優勝させるほどの実力のあるチームに育て上げた実績があります。方や日刊ゲンダイが推す福岡大大濠、エースの毛利 海大投手は九州の奪三振王を呼ばれており、球速こそMAX140㌔とさほど早くはありませんが、ストレートは球速以上の伸びがあり、また変化球も切れがあります。ちなみに昨秋の九州対決では大崎・福岡大大濠ともエースを温存しています。この因縁の対決、果たしてどうなるのか、今大会の注目の試合の一つです。

 第三試合の明豊(大分)VS 東播磨(兵庫)、こちらは日刊ゲンダイ・私とも明豊が勝つと予想。明豊は昨秋の県大会では準々決勝まではコールド勝ち、準決勝・決勝は二桁得点と県内では圧倒的な力を誇り、九州大会では負けはしましたが、大崎相手に延長12回まで粘りのある試合をしています。一方の東播磨ですが、21世紀枠の出場とは言え、神戸国際大付や市和歌山に1点差で惜敗するなど、投手力を中心とした実力のあるチームです。この試合はかなりの接戦になると思います。

◆第四日目 

  第一試合は市和歌山(和歌山)VS 県岐阜商(岐阜)の今大会屈指の好カードの一つです。勝敗は日刊ゲンダイ・私とも市和歌山に軍配を上げています。前述した通り市和歌山の小園 健太投手はMAX152㌔を誇り、公式戦11試合で防御率0.79を誇る本格派の投手です。また女房役を務める松川 虎生捕手も小園選手とは中学生からバッテリーを組んでおり、また高校通算31本の本塁打を誇る強打者でもあります。対する県岐阜商ですが、昨秋での東海大会では準優勝、チームとしては際立った成績はありませんが、春30回、夏28回の甲子園出場経験もあり、そのうち春は3回、夏は1回優勝経験のある伝統のある強豪校。監督は同校OBの鍛治舎 巧さん。社会人野球の松下電器や熊本の秀岳館で監督を務め好成績を収めています。今大会は組み合わせ抽選が1月前に行われたこともあり、鍛治舎監督の小園投手対策が注目されますね。

 第二試合は智弁学園(奈良)VS 大阪桐蔭(大阪)の昨秋の近畿大会決勝の再来、勝敗は日刊ゲンダイ・私とも大阪桐蔭に軍配を上げました。こちらも今大会屈指の好カードで事実上の決勝戦とも言われています。大阪桐蔭は投打ともにずば抜けた戦力が揃い、今大会の優勝候補の筆頭とされています。投手ではMAX150㌔を超える快速の大型左腕の松浦 慶斗投手とMAX154㌔の伸びのあるストレートを武器に持った関戸 耕介投手の左右の二枚看板は盤石であり、打撃陣でもプロ注目の強打者池田 陵真選手を中心とした打撃陣の破壊力も申し分はありません。対する智弁学園ですが、左のエースの西村 王雅投手は小柄ながら気迫のあるピッチングが持ち味で、また右のエース小畠 一心投手はMAX140㌔代のストレートを武器にする本格派で、この左右の両エースがチームを牽引します。打者では前述した前川 右京選手は「巨人の岡本 和真選手級になれる可能性」を秘めたプロ注目の全国屈指のスラッガーです。勝敗はともあれ、この試合、今から楽しみです!!

 第三試合は広島新庄(広島)VS 上田西(長野)、こちらの試合も日刊ゲンダイ・私とも広島新庄を推しています。広島新庄は投手で4番の花田 侑樹選手が先発し試合を作り、サウスポーの秋山 恭平投手が継投で逃げ切るのが勝利のパターンで、抜群の守備力と機動力を兼ね備えています。中国大会では1点差の接戦をものにするなど、粘り強さもあり、新チーム結成以来39戦負けなしと、今大会では隠れた優勝候補の一つです。上田西も公式戦打率.408と強打が売り物ですが、守備力にやや難があり、甲子園の経験も豊富な広島新庄にこの試合は分があると思います。

◆第五日目

  第一試合は東海大菅生(東京)VS 聖カタリナ(愛媛)、こちらも日刊ゲンダイ・私とも東海大菅生を上げました。東海大菅生は高い攻撃力と本田 峻也を中心とした投手力、さらに1試合平均6.6個という驚くべき盗塁数を誇る機動力も兼ね揃えており、三拍子そろった総合力で今大会の優勝候補の一つに数えられています。一方の聖カタリナは細身で小柄ながら、MAX145㌔のストレートと90㌔台のカーブを織り交ぜ、得点を許さないピッチングが信条の桜井 頼之介投手を中心とした守りのチームです。ただこのチームも何となくですが、何かしら不気味さも感じていますので、どん出返しもあるかもしれません。

 第二試合の柴田(宮城)VS 京都国際(京都)、こちらも日刊ゲンダイ・私とも京都国際を上げました。京都国際は近畿大会でベスト4の実力校。左の森下 瑠大投手と右の平野 順大投手の投打二刀流の左右の二枚看板が特徴のチームです。一方の柴田は秋の東北大会では絶対的エース谷木 亮太投手の活躍で強豪を次々と撃破し、準優勝を果たしました。ただ決勝戦は球数制限の関係で投げることが出来ず、仙台育英に大敗しています。ですので、谷木投手の出来次第では柴田の勝利も十分と考えられ、私としては判断に迷いました。

 第三試合の常総学院(茨城)VS 敦賀気比(福井)、ともに甲子園優勝経験がある強豪校同士の対決で、この試合は日刊ゲンダイと私とで意見が割れました。日刊ゲンダイ常総学院を推しています。常総学院は投打のバランスが取れ、今大会でも上位進出が狙える総合力の高いチームです。監督は元プロ野球選手で同校OBの島田 直也さん。プロ野球の経験を活かした采配が注目されます。一方の私が推す敦賀気比、今年のチームは高い攻撃力と終盤の粘り強さが際立つチームです。また新2年生の上加世田 頼希投手は来年のドラフト候補としても注目されている右腕です。この試合も市和歌山VS県岐阜商の試合同様に、1月早くなった組み合わせで相手チームをどれだけ分析できたかで試合が決まるような気がします。

◆第六日目

  第一試合の中京大中京(愛知)VS  専大松戸(千葉)、こちらも日刊ゲンダイ・私ともに中京大中京を推しました。愛知県勢は平成の最初と最後で東邦が優勝しており、春のセンバツに強いイメージがあります。中京大中京も前述したプロ注目の右腕畔柳 亨丞投手を中心に投打のバランスが際立っており、大阪桐蔭と並び、優勝候補の筆頭とされています。特に畔柳投手は、公式戦無敗だった全チームのエースで中日からドラフト1位で指名された高橋 宏斗投手よりボールの強さでは上だと言われており、チームも歴代最多の春夏通算で甲子園133勝をしており、このチームから勝利を上げるのは難しいものだと思います。一方の専大松戸ですが、プロ注目の右のサイドスロー深沢 鳳介投手を中心とした粘りが信条の守りのチームです。深沢投手は今日が犇めく関東大会で2試合連続の「無四球完封勝利」を達成しており、接戦に持ち込めば勝機はあると思います。専大松戸と言えば大学時代の同級生が同校出身で、ただ彼は野球音痴でした。ゼミのソフトボール大会で「2塁を守って!」と言ったらセカンドベースの上にいたことを思い出しました。

おわりに

 

   最後になりましたが、組み合わせが決まったとはいえ、大会にはまだ1月近く先だと思うと、やや間延びした感は否めませんね。細心の注意が必要とはいえ、新型コロナウイルスによる騒動もどうやら下火になりそうであり、この大会を契機に元のような普通に年間行事が出来るようになればいいのにと切に願っている次第です。

 今年は東京オリンピックパラリンピックが開催される予定です。開催には賛否両論もあり、開催前には森前首相の発言などのドタバタもあって組織自体の存続も危ぶまれる状況です。ただ一度決めたならば、困難があっても最後までやり通すのが責任のある国家の使命だと私は思います。

 いろいろと前途は多難ですが、今年の終わりには笑顔で締めくくれる1年であればと思います。

 

追伸:初戦の結果は1回戦が終了した時点で、前回と同様に検証したいと考えています。

 

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阪神甲子園球場

 

参照:Wikipedia 第93回選抜高等学校野球大会、第92回選抜高等学校野球大会

   日刊ゲンダイ 2021年2月25日付 本誌恒例 3月19日開幕 センバツ完全予想

   高校野球ニュース

    センバツの大会概要とポイント整理、センバツ高校野球チケット情報

    日程・結果 2020年各地区秋季大会

    高校野球ドットコム 選手名鑑

 

お恥ずかしい文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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